はなまる幼稚園第5話「はなまるな探偵/はなまるな初恋」感想
山本先生、杏、つっちーの関係性を一通り描いた事もあってか、Aパートはつっちー、Bパートは小梅の掘り下げ回。山本先生、もしかして台詞なし…というか、出てきてない?
Aパートはたぶんアニメオリジナル。さつき(つっちーの妹)とのからみでちょっとしたネタがあり、それの元となるエピソードをアニメ用に新たに作ったと思われます。
Bパートは小梅の初恋。
この作品の男女の描き方は(萌え作品としては)結構容赦ないところがあって、
- 「つっちーがほぼ独り占めのハーレム」というわけじゃなく、相当数の女キャラにそれぞれのパートナーがいる
- 普通の萌え作品だとネタキャラだったり「実は悪い男なんだよ」だったりするいい男は、たいていの場合本当にいい男
- よく出てくる女キャラの属性や言動が、視聴者のトラウマを呼び覚ましかねない(桜さんとか小梅とか)
「ひそかに気になっていた相手に彼氏がいるとわかった時のような、何とも言えない気分」を想起させるシチュエーションを、この作品はナチュラルに出してきますね。
まぁ、ここらへんいじると作風が変わっちゃうんですが…。
はなまるな探偵団
街をぶらつくつっちーを尾行する、杏、ひーちゃん、小梅。その3人の後をつける桜さん
空き時間は基本ゲームをやってるであろうつっちーを、上手に街に誘い出した。確かにこれなら、つっちーの特に予定のない休日を、杏たちがしっかり観察出来る。
休日の昼下がりに、ヱヴァンゲリヲンのガシャポンをし、ウェイトレスに見とれ、えっちな本を読むつっちー
小学校近辺を巡回ルートにしてるよりはまだマシですが…。当て所なく街に出た時の何気ない行動から、つっちーの非リア充っぷりが。
つっちーはどうも胸が大きいのがよっぽど好きなようで(桜さんもそうだし)、そこらへんが悲喜劇になってる。
ヤクザにポイ捨てを注意され、桜さんが助けに出てくる
この人たちも結構重要なキャラになっていきます。
桜さんと組長はこの時知り合った事になってるらしい。まぁ、いつ知り合ったとしてもすぐに仲良くなりそうな印象。
3人に慰められるつっちー
桜さんの言う通り、つっちーの私生活はちょっと心配ではあります。
状況的に、普通なら草野先生か川代先生か彼女たちの友だちあたりと親しくなっていくんでしょう。
はなまるな初恋
小梅が好きになった相手は、外交官の子供で金髪碧眼のかっこいい男の子。
ゆう君を好きになった小梅
エヴァンゲリオンネタや鋼の錬金術師ネタは、ガイナックスや監督つながりかな。でも、原作ももともとパロがかなり多い作風なんで、あんまり違和感はない。
小梅の純朴さに比べると杏の将来がちょっと不安になってしまう。
お礼をうまく出来ない小梅。ゆう君を呼んで告白の言葉を伝える。
小梅「だ、抱いて!」
桜さん…。
女子高生の頃の桜さんが猛プッシュした末にその台詞だったら、あの美術教師もモノに出来るか。しかしますます杏の将来が不安に。
ゆう君がさわやかすぎる。
次回予告
この作品の最終兵器3つのうち2つを連続投入。山本先生とさつきが活躍するお話。これはまた、強力なテコ入れだなぁ。
4本立てだけど、実質はプール編と妹編に分かれるかと。なお、原作本連載はもともとプール回から始まったはず。
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