最近の記事

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2009年アニメひとこと感想 その2(7月~9月)

ひとこと感想その1
ひとこと感想その2
ひとこと感想その3

2009年7月~9月のテレビアニメ

2009年7月~9月頃に放送終了し、全話を完全に見たTVアニメについて。

宙のまにまに
明野美星
美星「一緒に星を 見ませんかー?」
アニメはそこまで期待はしてなかったんで、見てびっくり。4話の天の川の描写に感動。

原作は物語としての完成度が高く、アニメはそれをかなり忠実にトレース。ゆるい天文部ライフを十二分に楽しめる内容に。まあ、朔がほぼ総取りってのもあれですが…。近江あゆみさんはよかったなぁ。

さらに、原作ではどうしても描写しきれない星空を、極めて正確に描いてる。季節・時刻・方角・大気の状態・周辺の環境などまで反映したアニメは、他に見たことがない。真面目な話、そのまま星の学習に使えます。

1年をわずか12話におさめるためにやや切り詰められたのは残念だけど、最終話を見て納得。作品テーマに沿った綺麗な終わり方で、そうするためには何としても1クールで1年分やる必要があった。

続きを見たいんですけどねぇ…。こういう作品の続編が現状で全くの対象外ってのが、今のアニメ界の難しさを表している気が。


バスカッシュ
バスカッシャーのみなさん! 覚えていますか? あの『伝説』の日々を…!
バスカってるルージュ
シトロン「あの子、今、バスカってる!」
バスカッシャーたちが神々の戦いを経て成仏…いや、文字通りの伝説となった作品。2009年でもっとも挑戦的だったと思う。
「ありきたりなアニメばかり云々」というありきたりな評論に挑み、「死ぬときはたとえどぶの中でも前のめりに死にたい」と突き進んだ結果、物語だけでなく商業的にも伝説に。
受けにくい要素を圧倒的な品質で提供すれば、新しい客層を開拓出来るかも?」という企画に思えるけど、やはり単純にウケなかった。

比較は失礼とは思うけど、この2作品が売上では似たレベルなわけで、スタッフはすごくがっかりしてると思う。
自分は結構楽しんでました。ストーリーや世界観も一通り把握してるつもり(1話-25話/26話)。一見超展開に見えても、ちゃんと組み立てられています。でも、「わけがわからない」という人がすごく多かった。
この作品に限らないけど、興味が薄れる→ちゃんと見なくなる→内容がわからなくなる→ますます興味が薄れる、という負のスパイラルに入るんですよね。

実際のとこ、ロボオタ層が見込み客だったんでしょうかね? だとすれば致命的な過ちだった気が。ロボアニメ好きに非戦闘ロボを売り込むのは萌えアニメ好きにBL作品を売り込むようなもので…。


» Continue Reading

スポンサーサイト
TAG :
アニメ
宙のまにまに
涼宮ハルヒの憂鬱
バスカッシュ!

バスカッシュ 26話感想&バスカッシュのテーマ

バスカッシュ!第26話(最終話)「Free」感想&バスカッシュのテーマ

最終話だし簡単に触れてみますか。
…いや…。
自分もよくわからない部分があれこれあったんですが。
TBSでは、めったにない放送前倒しがあり、録画に失敗した人が多数出たようです。最後まで伝説的なアニメだったな…!


表テーマ:救星伝説が現実に

5分でわかるバスカッシュにも書いたけど、物語自体は割とシンプルです。
  • 救星伝説にもとづいてスラッシュが長年進めてきた「伝説プロジェクト」が、成功。アースダッシュと月は、危機を脱した
  • ダンとアイスマンが中心になって、伝説を成功させた。でも、みなが自分のすべき事をしたからこそ、うまくいった
今回をきちんと見ればわかる通り、実はヤン自身も「自分のすべき事をした」結果、救星伝説を手助けしてます。


裏テーマ:『レジェンズ』

  • 『伝説』は一人のものじゃない。みんなが『伝説』、すなわち『レジェンズ』
    • 各々が、「自分が何者か」を自覚し、自分のすべき事をするのが『伝説』
    • だから、誰もが『伝説』になれる

つまり「みんな、『自分が何者か』を自覚し、自分がすべき事をしていこう」という事。

…ただ、このテーマは多くの視聴者に伝わらなかっただろうな、と思われるのが残念。
割と王道で単純なテーマなのに、「意味不明」という意見が多い事を思うと、やはり描き方に問題があったか、序盤で振り落としすぎたせいか。

根本的に何がまずかったかは、別記事で書きたいところですが…。メモ的に書いておくと、
  • バスカッシャーが「あの頃はよかった」と懐かしんでいるローリングタウン編(1話~7話)こそが、実はもっともまずかった
  • バスカッシュはロボットアニメではない


笑ってしまったシーン

感動するところかもしれないけど、これは思わず笑ってしまった。いや、この作品らしいんだけど。
ナイキシューズを抱えて宇宙空間を渡るナヴィガ
死んだと思っていたナヴィが、ナイキのバスケットシューズを抱え、宇宙空間を飛んで月に来る
スカイブルーム王国のペットはホシワタリの仲間だろうとか考えたら、そんなに気にする事じゃないんだろうけど…まぁ。


» Continue Reading

TAG :
アニメ
バスカッシュ!

5分でわかるバスカッシュ 25話までの設定とあらすじまとめ

君もバスカッシャーにならないか?

  • 「バスカッシャー」という語感が気になる
  • バスカッシャーになる前に、脱落
  • さんざんふるいにかけられてもなお生き残りバスカッシャーとなったものの、展開があまりにバスカってるため、理解不能に
という人がほとんどだと思うので、設定とあらすじをまとめ。
(09/10/03追記:作中での使い方にあわせて一部の「アルティニウム鉱石」→「アルティマイト」に変更。その他微修正)
Mr.パーフェクト
ミスター・パーフェクト
いや、自分も見落としや誤解が少なからずありそうだし、この伝説級アニメにここまで付き合ってしまった以上、少し整理したくて。「それ違うよ!」があったら、よろしくお願いします。

残念ながら、登場人物の解説を書くと非常に長くなるので、よくわからない人はバスカッシュ公式サイトを。


アルティニウム鉱石が鍵

アルティニウム鉱石(アルティマイトを精製した石)を理解すれば、物語が少しわかりやすくなります。
アルティニウム鉱石(アルティマイト)
アルティニウム鉱石
この石は「神々の意識のかけら」のようなものらしく、主な特徴は以下の通り。
  • 不思議エネルギーを内在
  • 動力源・物質強化・肉体強化・装飾品など、いろんな事に使われる
  • 知性を持ち、生き物に近い
  • 神話の神々と同じく、球技好き。華麗なプレーを見ると活性化

他の特徴としては、
  • アースダッシュや月に広く分布。鉱脈もある
  • 青白く光る(作中で青白く光るものは、アルティニウムを使ってる?)
  • 石の声を聞けるのは、王族のみ
  • 歌も好き?
  • 活性化すると、以下のような事が起こる
    • 暴走する
    • 反発力が生まれる
    • 王族以外でも石と会話出来るようになる
トンデモ描写の多くは、この石の力で説明出来そう。
バスケットボールは最強
一流プレーヤーが操るバスケットボールは、物理法則を無視する。
その威力は圧倒的で、銃や剣を持つ敵に負けることなどまずない

…よければ、もう少しお付き合いください。


アニメ本編前に起こった事

おおむね時系列順です。
既存アニメの常識を少々逸脱した設定に戸惑うかもしれませんが、シャレではなく大真面目なので、よろしくお願いします。
神話時代~歴史時代
神話(創星伝説)
その昔、神々は星をつかんで球技を行い、覇を競った。
神々の球遊び(創世神話、創星伝説)
創星伝説
惑星アースダッシュにダンクシュートを決め、海、川、人々の住む場所、月が生まれる。
人は、神々の戦いをしのび、ボールを使ってスポーツをするように。
  • アースダッシュと月は、兄弟星
  • アルティマイトは、両星に広く存在
  • アルティマイトの反発力により、両星の軌道バランスが取れていた

月が発展/星渡り出来なくなる
アルティマイトの声を聞けるスカイブルーム王家が、アースダッシュと月を統治。月が繁栄。
繁栄はたぶん、アルティマイトが豊富なのと、巨人を使って効率的に採掘したため。
かつては「ホシワタリ」という生き物っぽいもので、アースダッシュと月を行き来できたけど、アルティマイトが徐々に力を失ったせいか、ホシワタリが現れなくなる。
スカイブルーム王国が持つ「ムーンキャノン」が、アースダッシュと月の間の唯一の交通手段に。

数十年前~数年前
スラッシュが月へ
スカイブルーム王国現国王の兄スラッシュが、月を治めに行く。

伝説プロジェクト始動
アルティマイトが弱まったため、アースダッシュと月が近づきいずれ衝突するとスラッシュが気付く。
スラッシュは、創星伝説や、「いかづちの球を投げる者が滅びの危機を救う」という救星伝説を元に、

  1. かつて神々が覇を競った球技を再現。いかずちの球を投げる伝説的なプレーヤーが、『伝説ゴール』を決める
  2. すると、アルティマイトが活性化し、反発力が強まって、両星のバランスが元に戻るはず
と考え、
  • 『伝説』候補の発見・育成に努める
  • ルナテック社のソーイチ、ヤン、サウザントに、アルティニウム鉱石を動力源としたシステムを作らせる。後に機械で作られた「伝説の巨人」、ビッグフットに発展
  • その他肉体強化など、アルティニウム応用技術の研究を進める
スラッシュは、ジェームス、ココ、アイスマンなどに目をかけるように。
ココやアイスマンに目をかける、若返り前のスラッシュ
自身も一流プレーヤーのスラッシュは、アイスマンやココたちに接触
やがてジェームスも一流プレーヤーになり、『伝説』探しを手伝う。

なお、ミユキの父親(ソーイチの息子)は「エリアゼロ」でビッグフットを開発していたが、事故で死亡。

ヤンの裏切り
ルナテック社のヤンは「伝説プロジェクト」に疑問を持ち、『伝説』候補をつぶしていく。
スラッシュは王族なのでアルティマイトの声が聞こえ、ヤンは一般人なので聞こえない。これが、考えの違いにつながった?
ココはヤン(?)の仕組んだ事故で足を大怪我し、バスケが出来なくなる。
ダンは自らの弱さを責め、ビッグフットを嫌うようになり、スラムで悪事を働くように。ココは、ネットニュースの記事を書く仕事をひそかに始める。

数年前~アニメ第1話直前
エクリップス結成
スラッシュやジェームスは『伝説』探しの助けとして、アイドルを使う事に。
ルージュ、シトロン、ヴィオレットの3人を薬で強化し、まずアイドルグループ「エクリップス」として売り出す。
その後、ビッグフットバスケ(アニメではOCB)に参加させて盛り上げるという計画。

しかしエクリップスのマネージャになったヤンは、スラッシュやジェームスに協力するふりをし、
  1. スカイブルーム王国に取り入る
  2. エクリップスのバスケ試合でアルティマイトを活性化させ、「レジェンド・バレット」なる爆薬(極めて高純度のアルティニウム鉱石)を精製しやすくする
  3. スカイブルーム王国乗っ取り
  4. ムーンキャノンで、レジェンド・バレットを月に打ち込み、月を破壊。月のアースダッシュへの激突を阻止
という独自の計画を進めていた。

その他いろいろ
  • ビッグフットを使った「ビッグフットバスケ」が人気スポーツとなる
  • ジェームスと、シューズデザイナーのはるかが恋仲になるが、別れる
  • 何を思ったか、スラッシュは若返りの秘術を使う。成功したが、そのまま月の王をやめて出奔、ジェームスの秘書のふりをする
  • アイスマンはアースダッシュの地下都市で、いろいろあって腕と足を切り落とされ、『伝説』じゃなくなる
  • マフィアの娘だったセラは、父親を嫌って家を飛び出し、強い男の遺伝子を探す


» Continue Reading

TAG :
アニメ
バスカッシュ!

マクロスF映画 バスカッシュBD発売延期ほか

漫画、アニメあたりの話題をまとめて。

マクロスFの劇場版

「マクロスF~イツワリノウタヒメ~」の情報が公式で公開。
  • 二部作
  • 放送エリアだった主要都市では大体見れそう
  • 7割~8割が新しい絵
  • 台詞やキーワードなど、テレビで言わなかった事があれこれ
マクロスAとかでも詳しく紹介され、ヱヴァンゲリヲン破でもCMが流れた。
白黒ウサギのシェリル
シェリル
この江端さん絵は濃いなぁ…。

でもまぁ、以前は「SMSのプラモは全部出せるかどうかわからない」とか言ってたのに、アーマードメサイアバルキリーまで出せるに至ったし、細かいグッズも出続け、映画も2部作が可能な状況なわけで。Fでマクロスシリーズに引導が渡される事なく、次に完全につながったかな…と思います。

あと、マクロスAでらき☆すたとのコラボを改めて見てみたけど、「つかさ→ランカ」「かがみ→クラン」「こなた→アルト」「みゆき→シェリル」はやっぱりすごくはまってる。
個人的には、マクロスとらきすたの同時上映があってもいいと思う。


バスカッシュBD/DVD1巻の発売延期

代わって、バスカッシュ。
監督交代が正式に発表され、バスカ関連の話題に触れるのも心苦しくなってきたけど、BD/DVD1巻発売が約1ヶ月遅れに。

1話と3話を河森正治と佐藤英一新監督が大幅に作り変えるようです。「脚本完成→板垣元監督が絵コンテ段階で脚本を大改変しまくり→河森さんやロマンさんともめた」というような状況だったんだろうか?
もしかすると、セラの「遺伝子くださらない?」ネタは、板垣元監督が入れたとか…。最近のセラは、「そんな黒歴史的初期設定はなかった」みたいなキャラになってるし、最近の話を作った頃はすでに監督と原案側の溝がかなり深まってたのかも。

バスカは商業的にはもう引き上げるべき段階で、正直言ってこの発売延期で大いに好転するとも思えないです。
でも製作委員会には最低でも3億円ぐらい、おそらくはもっとずっと多額が集まってそうだし、出資者は「失敗したのはわかった。監督に責任はとってもらった。後は、少しでも売れるようにしろ」と要求するよなぁ…真相はわからないけど。

あとバスカは多分、視聴者がロボアニメと認識してないです。そこらへんは制作側も当然気づいているとは思うけど。ロマンさんのアイデアにロボがなかったのは確実だし、ロボ要素はいらなかったかも。


化物語の冊子

全国の書店で配布中。40ページフルカラー。
アニメ人気は禁書目録と同程度かちょっと上ぐらいになるかなぁとは思うけど、序盤を見ない事にはなんともわからない。

ひたぎクラブは真面目な内容にするとの事。主題歌はエピソードごとに変更。
あと、引きの絵が微妙に印象が薄いのがちょっと気になったけど、マクロスFも似たようなもんだったし。


青い花のパンフとちらし

これも配布されてます。
青い花 青い花
青い花
広宣にそれなりに力を入れているけど、やっぱり放送局はフジだけっぽい。まぁ、本格の百合物だし、恋愛要素そのものがテーマだから、どうしても限界があるか…。
TAG :
アニメ
マクロスF
バスカッシュ!
化物語
青い花

バスカッシュの板垣監督がクビに

常識をぶち破って、監督降板

バスカッシュ第10話で監督名が「板垣伸」「佐藤英一」の連名になった事は一部でいろいろな憶測を呼んでいたけど、板垣監督は降板となったようです。平田さんを始めとして、スタッフも相当入れ替えがあるとの事。
(09/06/25追記)公式サイトで正式に発表されました
いずれ発表があると思いますが、急きょ現場でいわゆる「テコ入れ」がなされ、板垣監督がクビとなり別の監督さんにいきなり交代となりました。

そして、それにともない現場スタッフの再編成があり、ヒラタも5月いっぱいで「バスカッシュ」の現場からは外れる事となりました。

放送が始まっている作品で、しかもその途中でスタッフ交代というめずらしい事があり、正直ヒラタも驚いているというのが実感です。

まあ、まず詳しくはいずれちゃんとした発表をお待ち下さい(ぺこり
バスカッシュの作風面でのヤバい雰囲気は放送前から何度か触れてきた(→たとえばこれ)けど、まさかこうなるとは。キャッチコピーの「常識ルールをぶち破れ!!」が、制作現場にまで及んでしまった。
キスダムと同じ道をたどって、逆に面白くなったりする…のか?

スケジュール管理のミスか、出資者ともめたのか、DVD/BDの予約状況が死んでいるせいなのか、理由は不明。制作デスクあたりの問題で監督が責任を取る形になったのか、監督本人の問題かもわからない。真相を知りたいところだなぁ…。

(追記:「監督と原案側に意見の違いがあった」との話。真偽はまだわからないけど、ロマン・トマさんが最初に企画した「バスケットボールをテーマにしたアニメ」と今のバスカッシュは、似ても似つかないものであろうというのは分かる)

ただ、「売れないから降板」は少々考えづらい。アニメは売れないのが当たり前だから。1割~2割ぐらいの作品がヒットで、他は商業的にはハズレ。
でも乃木坂の一件を考えると、破綻のタネはずっと前からまかれていたのかも。


『乃木坂春香の秘密』の監督を断られていた

『乃木坂春香の秘密』の監督をする予定だったけどプロデューサに降ろされた…というのは、板垣元監督のコラムを見ている人なら知っていると思います。
 え? 先に話がきた“ラノベ原作の1クールもの”はどーしたって? そりゃ、現時点で他の監督の手により無事アニメ化され放映も終了し、ソフトもそこそこ売れすでに第2期を作るらしいです。
よってここでその作品のタイトルや監督名を挙げるわけにも当然いきませんし、挙げたくもありません。そりゃ失礼だし、どちらかというと自分は先方から逆に断られた……というのが正確なとこなんですから。
ただ、その断られた時のプロデューサー様の言葉は今でも突き刺さってて忘れる事ができません。
つまり、その原作のラノベが俺にとってはかなり“ユル~い”ものだったので、「このイラストの絵は使いたくない!」をはじめとする“かなり面白くするための板垣的・かなりの改変案”を提示した時のプロデューサー様の一言です。

「この原作はこの“ユルさ”のおかげで6~7万部売れてるんです。つまりこの絵でこの原作に忠実にアニメ化すればDVDは5~6千本は堅いんです。僕たちはもうそーゆー商売をするしかないんですよ。もし、それが分からないようなら板垣さんは古い人間だとご自身で思った方がイイですよ」

 ……ま、そんな感じで『バスカッシュ!』の方を監督する事になったのでした。
WEBアニメスタイル コラム第100回
乃木坂とは明記していないけど、
  • ラノベ原作の1クール物
  • バスカッシュ監督の話が来たのは、Devil May Cryの最終コンテを上げた頃(DMCは07年6月-9月放送)。その直前に「ラノベ原作の1クール物」監督の話を受けていた
  • このコラム(2009年1月8日)の時点で、1期が終わり2期が決定していた。これらから、2008年作品と思われる
  • 原作は、ユルい内容とユルい絵
  • アニメ化前に原作が(1巻あたり)6~7万部売れていた
  • アニメ化で、おそらく絵とストーリーが原作に忠実に作られ、DVDはおそらく最低5~6千本は売れた
条件を全て満たすのは『乃木坂春香の秘密』だけ。狼と香辛料の可能性もあるけど、ちょっと無理が多い。
川瀬プロデューサ(里見プロデューサ?)らしき人の言葉は、視聴者にも制作者にもきついけど、真実を突いていたと思います。板垣さんが監督だったら、乃木坂春香がバスカッシュ風味のアニメになっていた可能性もあった。かなり恐ろしい。

自分、乃木坂の第10話(文化祭のフォークダンスの話)とか、ちょっと感動してうるうる来たんですよ。え?何でアレで感動するかって? よくわからないけど、「ユルくて面白くない」らしいあの作品に、自分は感情移入したんです。

乃木坂春香の秘密が今秋に2期放送となり、乃木坂にダメ出しして降ろされた板垣元監督がバスカッシュも降ろされた…という事実から、「バスカッシュ制作中に、相当数の衝突があったんだろうな」と推測出来ます。
キャラデや世界観や展開の多くが、今のアニメファンに受けにくい(おそらく板垣元監督の好みが強く反映された)路線だし。
砂糖菓子みたいな絵や、オタク迫害や、数少ないツンデレキャラをさらに全然目立たせなかったあたり、乃木坂も今のアニメファンに最適化してるとは言いにくい。
ただ乃木坂には原作ファンがいて、ユルさ、春香の悩み、裕人と春香の関係などに共感してるはず。「尺も足りないしツンデレ要素はカット。2期が作れるならその時に」は、そう間違ってはいない。


キャラデザの問題

たびたび触れてきたけど、バスカッシュのキャラデザはまずいんですよ。少なくとも公式サイトがリニューアルされキャラが紹介された時、自分の第一印象は「やばい」だった。
ストライクウィッチーズ、禁書目録、けいおん!などから感じられたオーラが、バスカッシュからは全然感じられなかった。
とある魔術の禁書目録 バスカッシュ!
アニメオリジナル企画で、ただでさえ原作付きより不利なのに。
板垣元監督のコラムによると、
  • バスカッシュのキャラクターデザイン担当(吉松孝博さん、飯田史雄(SUEZEN)さん、そえたかずひろさん)は、板垣元監督が一人で集めた
  • 元監督が中心になって、キャラデの方向性を提案
との事。つまり、「原作に似せる」という制約がない状態で元監督中心に検討を積み重ねた結果が、バスカッシュの絵。
「あのナントカ様がキャラデだから!」とか
「あのナントカ様が総作監だから!」とか
「あのナントカ様が作監で参加してるから!」とか
「あのナントカ様が原画で参加して……」とか
 そして
「あのナントカ様の監督作品だから!」とかも!

 そんな事くらいでDVDやBlu-rayの売り上げが倍増するなどとメーカーもスポンサーも思ってません。それどころか、その程度の話題性だけで企画が通るなどと思ってるクリエイターがどこかにいるとしたら、その人はよっぽどオメデタイ奴です。
WEBアニメスタイル コラム第105回
この意見はもっともだし、「俺の絵で売れてるんだ」と勘違いをしないクリエーターさんにこだわったのも正しい。問題は、デザインだった。
受けそうな絵柄を突き詰めると同じようなデザインになってつまらないけど、原作ファンの結束がない作品は絵で引きつける比重が自然高くなるわけで、受けにくい絵は非常にリスクが高い。

マクロスFでクラン・クランが初登場した時も「ほぼ唯一のロリキャラが変眉というのは、やばいんじゃないか…?」と感じたので、マクロスFが下手に当たったために、バスカのスタッフ上層部にキャラデザの重要性を低く見る空気があったのかも。


ストーリーはそれほど問題はないけど…

物語の良し悪しの判断は、作品にはまってるかどうかで大差が出るので何とも言えないけど、大筋はそんな悪くはないと思うんですよねぇ…。むしろ問題は、世界観とかの方。ここらへんバスカッシュ第7話でもちょっと触れています。
これらも個人的にはそんなに気にならないけど、今のアニメファンに受けにくいのは間違いない。

もし世界観にこだわるなら、せめてエクリップスは普通に会話するキャラとして1話2話に登場させるべきだった。あと、序盤のミユキやセラの描き方、はるかの胸からすると、エロで釣ろうとしたのは明らかだけど、それでどうにかなるほど話は簡単じゃない。むしろ引いた視聴者が多そう。

いろんな意味で常識をぶち破った伝説のアニメになりそうな予感はあるので、自分は最後まで付き合う予定です。キャラデザ、ストーリー、世界観などについても、いずれまとめなおしてみたい。
TAG :
アニメ
バスカッシュ!
アニメ作風考察
BD/DVD/CD
リンク(公式サイトとか)
カテゴリ
ブログ内検索
最近のコメント
プロフィール

Author:せれすと
アニメ:涼宮ハルヒの憂鬱、ガールズ&パンツァー


トラックバックやリンクは、自由に張ってください。

<推奨ブラウザ>
◎Opera/Firefox系 ○Chrome系/Safari △IE
主に使っているのは、OperaとFirefoxです。

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSフィード
タグリスト

アニメ マクロスF 涼宮ハルヒの憂鬱 いとうのいぢ ななついろ★ドロップス コードギアス 宙のまにまに らき☆すた OP 視聴予定 ゲーム オリコン とある科学の超電磁砲 けいおん!! ED PS2 WORKING!! 挿入歌 ソ・ラ・ノ・ヲ・ト AngelBeats! 漫画 坂本真綾 ながされて藍蘭島 乃木坂春香の秘密 はなまる幼稚園 コミック ブログ投票 瀬戸の花嫁 とある魔術の禁書目録 アニメ作風考察 アニメ誌 化物語 true_tears ARIA ハヤテのごとく! CMS NewType サントラ ゆるゆり 涼宮ハルヒの戸惑 動画 WordPress バスカッシュ! スクールデイズ 灼眼のシャナ 黒執事 DVD マクロス けいおん! 魔法少女まどか☆マギカ 涼宮ハルヒちゃんの憂鬱 とある魔術の禁書目録II キミキス 狼と香辛料 ガンダム00 インフィニット・ストラトス 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 侵略!?イカ娘 侵略!イカ娘 ベン・トー 相関図 ロザリオとバンパイア エヴァンゲリオン この青空に約束を たまゆら 宇宙をかける少女 かんなぎ BD ブログ フィギュア 神曲奏界ポリフォニカ シゴフミ ストライクウィッチーズ 逆境無頼カイジ コミックス 鉄腕バーディー もってけ!セーラーふく セキレイ MODx 黒神 さよなら絶望先生 Firefox ユニゾンシフト PSP WORKING´!! Little_Lovers_2nd YouTube みつどもえ sola ポリフォニカ クレイモア Drupal ヱヴァンゲリヲン ライトノベル 京アニ ゼロの使い魔 侵略!イカ娘 DS ベルセルク もってけ!セーラーふく スケッチブック ロロナのアトリエ カイジ 長門有希 CD 君が主で執事が俺で しゅごキャラ! ねんどろいど 破天荒遊戯 電撃文庫 涼宮ハルヒ ニュース 声優 坂井泉水 バイク 撲殺天使ドクロちゃん ユーチューブ どきどき魔女神判 歌詞 字幕.in 字幕 地球へ 絶対可憐チルドレン 小岩井フローラ ご愁傷さま二ノ宮くん ef プリズム・アーク レンタルマギカ ブルードロップ バンブーブレード 京都アニメーション スカイガールズ 色彩 こどものじかん ドラゴノーツ RD潜脳調査室 水樹奈々 生徒会の一存  聖地 Google日本語入力 Newtype バカとテストと召喚獣 ゴンゾ 科学 Lightbox Web制作 JavaScript Slimbox jQuery 青い花 ヒャッコ 聖地巡礼 オオカミさんと七人の仲間たち フラクタル お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだから 夢喰いメリー 日記 ロウきゅーぶ! 神様ドォルズ 森田さんは無口 ヨスガノソラ ミルキィホームズ アマガミSS 祝福のカンパネラ 学園黙示録 あそびにいくヨ! 神のみぞ知るセカイ 生徒会役員共 けいおん Opera PV PC Movable_Type 僕は友達が少ない カドゥン firefox ロボテック H2O FC2ブログ ゴルゴ13 windows_xp ブログ検索 ダ・カーポII 灼眼のシャナII DokuWiki CLANNAD ヴィンランド・サガ 薬師寺涼子 まりあ†ほりっく ホワイトアルバム アルバム 明日のよいち! アニソン RIDEBACK ラノベ 同人誌 鉄のラインバレル アニメディア スレイヤーズ アニメージュ イラスト とらドラ! ジブリ インターネット 

BD/DVD
Twitter
今やっていること
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

2007-04-11頃から
月別アーカイブ
このページのトップへ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。