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2007.06/08(Fri)
ながされて藍蘭島第10話 のんびり
ながされて藍蘭島第10話「雨だって、友達!」感想
実にほのぼのした、藍蘭島っぽいお話。雨が降るとすずが母親を思い出すので、みんなが何気ないふりして集まってくる…という原作3巻第15話が元になってる。「アニメだと単調すぎて見てられないんじゃないか」と思ってたけど、超絶に綺麗な絵、雨の日の雰囲気が完璧に出ている色彩設計、動きや水しぶきなどのリアルな演出、もあって、すごくよく出来ていました。あと、もともと今期アニメの中でも圧倒的に動きがよいアニメだけど、今週は特によく動いている。それに、今回もストーリーにまのび感がない。目立つオリジナルエピソードは最後あたりの歌ぐらいだけど、
- 既存のエピソードに細かい演出を積み上げている
- とんかつの動きを工夫する
- 民謡を歌うシーンを少し長めにし、雰囲気を盛り上げている
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雨の日の藍蘭島は仕事休み。
いい加減慣れてくれ、イクイク…
それでも、何となく気になる箇所は多々。絵がものすごく綺麗で演出も凝ってる分、原作では適当に読み流していた微妙なアラが、逆に目立ってしまっているのかも。「小魚が魚っぽいんだけど。藍蘭島の魚って基本的にグロいのばっかりじゃなかったっけ?」「すずが歌ってる『雨降りお月さん』って民謡、明治時代にはなかったよね?」みたいな細かいツッコミは、いくらでも理由がつけれるんでまぁいいかと。
むしろ個人的に気になるんは、行人の行動パターン。一部アニメで流血を規制している意味、何となく分かってきました。確かに「赤いもんが流れる」のは、印象に残ります。
- 「いい加減、女の裸を見るたびに鼻血を出すのやめようよ。りんを除いて、みんな裸なんて大して気にしてないじゃん」
- 「鼻血は流すのに、すずの花嫁姿を妄想する時は、結婚相手を自分にしてデレるの?」
お父さんが完璧に無視されてるけど、これは仕方ないかな。この作品、全般的に父親というか人間の男はほとんど無視です。すずの母親は、思わずのけぞるようなすんごい声。あれ、銀河鉄道999のメーテルの声やってた池田昌子さんですよね。![]()
みんなすずの家に集まってきた。
母親たちがほとんど出ない。美咲も出ないね…
現時点でどうもよくわからないのが、以下の点。- 女の子の母親たちがほとんど出てこない。「登場させないとストーリーが全く成り立たない(第9話のりんの母親や祖母など)」場合を除き、意図的に完全カットしている。多数いるはずの20代前半女キャラもほとんど出てこない(まぁこれは原作自体、20代前半キャラの活躍はあまりなかった気がする)。そのため、10代の女の子+行人+動物たち、というひじょ〜に偏った構成で話が進む。
- 美咲(行人の妹)の思い出が全く出てこない。行人って妹思いで、よく妹の事考えてたように思うんだけどなぁ。
ただ、少なくとも妹の話はいずれ出てくるようです。「母親たちや妹を強調すると30分アニメでは混乱を招くだけ」という判断かな?