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2007.08/14(Tue)

ななついろ★ドロップス第5話 海とお風呂と肝試し 

ななついろ★ドロップス第5話「ときめき色の星空」感想

脚本が島田満(1話〜4話・7話ほか)から成田良美(5話・6話・9話)に。臨海学校(サマーキャンプ)で、星のしずくとは関係なく全て恋愛パート。海・お風呂・肝試しと定番イベントを押さえつつ、
  • 実は両思い。でも、お互いがお互いの感情を誤解してすれ違っている
  • すもも・石蕗は共に、肝心なところで一歩引いてしまう。友だちにはなれたけど、そこから先に進めない
というぎこちなさをうまく描いており、かなり高く評価出来る内容。熱い展開を期待しているような人だとほのぼのしすぎてて眠くなりそうですが、純愛物が好きな人にはかなりおすすめ。
1〜4話ではほとんど幼稚園児のようにも見えたすももが、実は自分の幼さや純粋さを自覚している事も、かなりはっきりわかります。
とは言え、恥ずかしくてむずがゆくなるようなストーリーです。5話までたどり着けた人なら、もう大分慣れてるでしょうけど。

設定・用語解説
よくわかるフィグラーレ(アニメ版)

結城ノナ、八重野撫子の立ち位置がほぼ確定

1〜3話の内容をふまえつつ、4話の「ノナが石蕗をちょっと意識」という伏線を利用。石蕗がナコと特別仲良くなる情景はなかったので、
  • ノナ(アスパラさん)……いろんな意味ですもものライバル
  • ナコ……すももの親友でありサポート役
に落ち着くようです。ノナとすももが石蕗を奪い合うような展開は多分ないでしょうけど。

フローラを始め、クラスの友だちの存在感がアップ

今までは、桜庭圭介(ぐるぐるメガネ君)と深道信子(赤いショート)が少し目立ってたかな? というぐらい。今回で、小岩井フローラを始め各キャラの存在感が徐々に増しています。

作監が5人+補佐1人

絵の修正箇所が多すぎて日程が危なくなった時期があったのかも。作監大量投入は「1人2人だとどうしても時間が足りず修正しきれない」という場合が多いので。絵柄も、細部が今までと微妙に違っています。4話のような荒れた感じはないですが。というか、事前に公開されてた第5話作監がいない。何かあった?
考えたらこの作品、映像的に手を抜ける回がほとんどないです。ここまで来たら絵が崩れるのは本当もったいない。ぜひ乗り切ってほしいですね…。

海水浴場はどこ?

最近のアニメは実在する風景や地名を再現する事がままあるけど、この作品はそうじゃないんで、考察はあまり意味ないです。でも、一応テキトーに。
作品の舞台は「舞方市星ヶ丘」。これは大阪府枚方市(ひらかたし)星丘が由来になっています。「枚方」って「まいかた」と間違われやすいし。神戸も多少混じってる気がするけど、ネタバレになるしアニメで再現されるかどうかわからないので、アニメ終盤に改めて書くかも。少なくとも学園や周辺の描写は、東京のど真ん中ではないですね。
そもそも、原作を作ったユニゾンシフトは大阪の会社で、名前や風景に大阪近辺からの借用が見られます。 舞方市の星城学園からバスで2時間以上で若神子海水浴場に着き、西の海に太陽が沈んでいるので、和歌山、舞鶴・宮津あたりをイメージすればよいかも。

レビュー:前半

臨海学校。海で遊ぶ
キャプ画像。二泊三日の臨海学校に来て、まずは海へ。
海で遊ぶ、信子、ナコ、秋乃、夏樹、ノナ、冬亜、すもも
左から順に、深道信子、八重野撫子、麻宮秋乃、麻宮夏樹、結城ノナ、麻宮冬亜、秋姫すもも。
臨海学校。すももは水嫌いが大体治った事もあり、楽しめているようです。
別クラスの麻宮夏樹、麻宮冬亜が遊びに来てます。麻宮秋乃は同じクラスだけど、すももとキャラ設定がかぶってるせいか登場機会が削られ、今回ようやく本格登場。秋乃は、すももから泣きぐせと幼さと極端な感受性の高さを除いたようなキャラで、正直言うとすももより主役に向いてる気はします。
…ところで、石蕗やノナはメガネ外してるのに、圭介は相変わらずメガネのまま海に。本当、メガネ取ったらどんな顔してるんでしょうね?

石蕗正晴と結城ノナが、お米を一緒に研ぐ。それを見た秋姫すももが複雑な気持ちに
カレー作りで、石蕗とノナはご飯を炊く係に。しかし、フィグラーレから来たステラスピニアであるノナは「米をとぐ」とは何なのかわからない。
石蕗がノナに研ぎ方を教えているのをすももが目撃して動揺し、じゃがいもを落としてしまう。石蕗はすももに声をかけようとするが、水と米を一緒に流したノナの対応に追われるうち、すももは立ち去ってしまう。
キャンプの定番、カレー作り。フローラが料理上手な事など、今まではその他大勢だったサブキャラが目立っています。
基本的に努力家のノナは、自分に任された事は自分でやろうとします。ちょっとボケてるけど、いい子ですね。じゃがいもの演出は大げさだけど、すももの動揺の激しさや心残りをうまく演出出来てる感じ。

変身後、土手を転げ落ちるユキちゃん。すももに会う
日が暮れて、ユキちゃんになる石蕗。土手を転落したところで運良くすももに出会い、お風呂に連れて行かれる事に。
ユキちゃん、取っ手付きのドアをどうやって開けたんだろう…。
ユキちゃんがどこに行くつもりだったのかはわからないけど、人気のない場所か、すもも・如月先生の近くでしょう。すもも、如月先生、ナコ、ノナ以外に見つかったら危ないですから。
土手を転げ落ちたユキちゃんをすももが都合よく発見。そして、なんとお風呂イベント! これ、原作のすももルートでは数少ないサービスシーン(?)なんだけど、予告では全く出なかったんでカットされると思ってました。

露天風呂内。冬亜、秋乃、フローラ、ナコ、すもも、信子がいる
露天風呂から外をのぞく冬亜。
女湯で洗われるユキちゃん。ナコもユキちゃんに気づく。ユキちゃんは露天風呂に連れて行かれ、同級生の女の子たちの会話を聞く事に。
露天風呂で外をのぞく冬亜と湯船につかる秋乃が会話してますが、実は同じ声優の一人二役です。
ナコはかなり鋭いので、こんな遠くまでユキちゃんが来た事を不審に思ったようにも見えるけど、特に追及はしていません。
明るい冬亜や胸が大きい信子がかなり目立ち、「4話まではいったい何だったんだ」と思うほどはじけた雰囲気。で、すももが3話に続いて胸の大きさを気にしています。これはまぁ…それなりに意味があるんだけど、アニメでは描かれないでしょう(多分)。大体、ナコよりは明らかに大きいんですけどね。
パジャマパーティー
信子、秋乃、すもも、撫子、弥生、ノナ、フローラはパジャマパーティーを始める。フローラがコイバナ(恋愛話)を提案。しかし、誰も彼氏がいないので、好きなタイプを話す事に。
  • 信子、秋乃……自分を一番大事にしてくれる人がいい
  • ナコ……恋はしてみたい。誰かの事を心から好きになれたら幸せだと思う
「(好きな人の事を)考えるだけでドキドキして、毎日が楽しくなる」とすももが言ったため、好きな人がいるとバレバレに。「すももに好きな人がいる」と知ったユキちゃんは、複雑な気持ちになる。
「脇役には、異性の恋人はいない」というお約束を守ってます。
絵の品質を落とすと台無しになるシーンのためか、信子とナコのアップがすごくていねい。特にナコは、のいぢ系の絵が好きな人ならこのショットだけで好感度が上がりそうなほどの出来。

すももの一言は、単純に「好きな人がいる」とバレバレなだけでなく、好きな人とのつながりを実感する事が、すももにとってはすごく大事を印象づけてます。

細かいツッコミを入れるとすれば…ななついろには珍しく「抹茶コーラ」というパロ。それと、風呂でもパジャマパーティーでもユキちゃんが微妙に動いており、危なっかしい。

レビュー:後半

臨海学校2日目。夜の肝試しでノナとペアになる石蕗
「秋姫に好きな人がいる」のが気になる石蕗。人形だった事もあって睡眠不足気味となり、休む事に。なお、今夜は新月なので人間のまま。
夜の肝試しイベント。石蕗はすももと何かを話そうとするが、圭介が来たため結局話せない。すももは圭介とペアになり、石蕗はノナとペアになる。
一番おいしそうな夏の思い出をノナがかっさらう事に。ま、直後のイベントを思うとノナで正解でしょう。

ノナは暗闇が怖い。幽霊役を見て驚くノナ
肝試しで、ノナの態度がおかしい事に気づく石蕗。どうやらノナは暗闇が怖いらしい。ノナは、幽霊役のフローラやナコを見て本気で驚いてしまう。
腰が抜けたノナをおぶる石蕗。それを見つけたすもも
腰が抜けたノナを、石蕗がおぶって歩く事に。道に少し迷ったすももは、ノナをおぶっている石蕗を見てしまう。
ノナに口止めされるよう頼まれる石蕗。石蕗たちとすももたちは合流するが、「ノナと石蕗がお互い好きあっている」と誤解したすももはゴールに戻った時にナコに泣きついてしまう。
それを見た石蕗は「すももに避けられている?」と勘違い(※この場面に限れば、避けられたのは事実)。
石蕗はアスパラさん時のノナの勇姿を知っているわけで、的外れの事を考えても仕方ないです。
ノナの大きめの胸が背中にあたっても、全く意識しない石蕗。一方、ノナはかなり意識。 すももの発想は一見飛躍しすぎに見えるけど、
  • ノナは、美人だし胸が大きい
  • 4話のプールで、石蕗とノナがちょっといい雰囲気になっていた
  • 夕食の用意で仲よさそうにしていた
  • 肝試しでノナをおぶっていた。肝試しの相手をわざわざおんぶする必要はまずないし、ノナの腰が抜けた事は二人以外は誰も知らない。すももは、石蕗がノナをおんぶ→ノナを下ろす→二人が何かを話している、のを全部見ている
という状況証拠がそろえば、すもも的にはものすごく警告レベルが増しているはず。
夜の海で石蕗とすももが出会う
眠れない石蕗は夜の海岸へ。そこに、同じく眠れないすももが来て出くわす事に。微妙な距離感のまま、星の話を始める石蕗とすもも。
泣き出すすもも、謝る石蕗
すももは、「星が消えているかもしれない」と聞いて泣き出してしまう。石蕗はすももに触れようとするが、「すももには好きな人がいる」と思い出し、結局すれ違ったまま。
「星がおしゃべりしているみたい」と言った直後や星の話で泣き出した後ににすももが謝ってる事から、「すももは、自分自身の考えが幼い事・純粋すぎる事を一応自覚している」とわかります。ユキちゃんなどフィグラーレ世界に触れている時は、本来の感性が解放されている感じ。
あくまで理性的・理知的に星を見る石蕗と、感情・感性で見るすももの対比がよく出ています。でも、
  • すもも……「石蕗と結城さんは、お互い好き合ってる」と思ってる。
  • 石蕗……「自分は、秋姫に避けられている」「秋姫が誰が好きなのか気になる(自分が好かれているとは全く考えていない)」
という、見事なすれ違い。実写ドラマならともかく、深夜アニメでここまでベタベタなのは本当に珍しいのでは。
すももを慰めようとしてすももに触れそうになる石蕗だけど、思いとどまってしまい、お互いすれ違ったままで今回の話は終わり。

正直、アニメ1話あたりのすももは、声が気になるし大泣きするし言動も電波がかってるので「ちょっとうざいな」と思えたんだけど、恋愛で一喜一憂するすももを見てると、だんだん可愛く思えてきます。声も慣れれば気にならないし、むしろ「この声がすももだよな」とも思えてくる。

でも…石蕗とすももって釣り合ってるような釣り合ってないような。石蕗とノナはすごくお似合いのカップルに見えるんだけど。
後、ユキちゃんが今夜は全く現れません。新月の夜は石蕗が変身しないから当然なんだけど、微妙な「違和感」の積み重ねは後々何らかの影響を与えそうです。

次回は告白

やっと告白。ななついろはここからが本編とも言えます。

テーマ : ななついろ★ドロップス - ジャンル : アニメ・コミック

タグ : アニメ いとうのいぢ ななついろ★ドロップス

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