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2007.08/18(Sat)

ななついろ★ドロップス第6話 桜のなかの初恋 

ななついろ★ドロップス第6話「やさしさいろの夕焼け」感想

ようやく、石蕗がすももに告白。
  1. 2話かけて徹底的に、すれ違いと石蕗のすももへの気持ちを描く
  2. 星のしずく集めや友だちとの会話をきっかけにして、石蕗はすももの元へ
  3. まだ気持ちの整理がついていなかった石蕗が、すももの優しさに触れて告白。これまでのすれ違いを断ち切る
という流れは、ベタだけどすごくいい。
「6話目での告白」は、遅いどころか逆に早すぎるらしいけど、「起承転…」で言えば、1〜5話が起、6話からが承です。

設定・用語解説
よくわかるフィグラーレ(アニメ版)

急展開ながらそれを感じさせない。中盤最初を上手に盛り上げ

エピソード自体はかなりの急展開だけど、構成がうまいのかあまり駆け足っぽくない。成田良美さん脚本で、今回も後ろに引くようなストーリー。「毎回最終回」みたいなまとめではなく、こういうちょっとあいまいに流す感じの方が好み。これなら、9話も余韻を残す…いい物語になるはず。

石蕗を見ていると、「友だちって大事だよな」と改めて思います。周りのみんなが応援してくれるから、石蕗とすももの仲が進展してる。今回、如月先生のアドバイスはあったけど、フローラがいなかったら告白はもっとずっと後だったんじゃないかと。

いつも泣いてばかりの印象だったすももが、今回は石蕗の事をちゃんと気遣うだけの強さを持っていた(持ち始めた)という事もわかります。いや、むしろこれが本来のすももの姿というか。

石蕗視点で見ると告白は自然だけど…

告白はかなり自然で順当な流れに見えるけど、すもも視点だとこの告白はかなり唐突。だって、石蕗とノナは仲よさそうに見えるけど、すももと石蕗が特別仲良くしてるシーンって全然ない。すももは「もう石蕗くんと付き合うのは無理」みたいに思ってるし。

レビュー:主に前半

桜の季節の思い出
桜の季節の思い出。
如月先生とすももの関係が気になる石蕗。ノナに呼び出されサマーキャンプのおんぶを口止めされる。それをすももが目撃
キャプ画像。新学期。如月先生とすももの様子を見て「秋姫が好きなのは如月先生?」と考え始めた石蕗。
ノナに呼び出された石蕗は、サマーキャンプでの事を誰にも言わないよう再度口止めされる。そこに偶然すももが通りかかり、「石蕗くんと結城さんはやっぱり好きあっている」とさらに誤解。 結城ノナ
校舎裏で石蕗を待つノナ。
「石蕗がアーサー松田に連れられて校舎の影に歩いていく姿を、すももが見かける」みたいな演出を2、3秒入れれば、スムーズにつながるんだけど…まあそれはそれでわざとらしいかな? アーサー松田の駄犬っぷりはいい感じ。
で、このシーン、すもも視点だとノナが石蕗にキスしてるか、石蕗に寄り添おうとしているように見えます。これは切ない。「ノナとすももは視線が合ったけど、石蕗は気づいてない」のもポイント。

秋姫すももをなぐさめる八重野撫子。桜庭圭介と小岩井フローラが手伝いに来る
すれ違う石蕗とすもも。撫子はすももの様子がおかしい事に気づき、なぐさめる。
圭介とフローラが園芸部を手伝いに。圭介のおかげで場の雰囲気が少し和むが、圭介のように気軽に冗談を言えない・気軽に話しかけられない事に気づいた石蕗は、一歩引いたまま。
石蕗が立ち去った後、すももは花壇の隅に転がっている球根を見つける。
圭介は「泣くすももを見て、無言で石蕗の方に向かう」「すももが少し落ち着いたら、3枚目役に徹して笑いを取る」程度には空気を読んでいる感じ。いい奴です。

桜のなかの初恋。石蕗はすももの初恋の相手だった
「ユキちゃんならいろいろしゃべれる」と、情けなさを感じつつもすもものところへ向かうユキちゃん。
すももは、温室で拾った球根から、1年前の春の入学式を思い出していた。入学式の日、すももは学校の裏の桜広場で撫子とはぐれて迷子に。その時、桜にひかれてきた男の子に助けられる。その男の子…つまり石蕗が、すももの初恋の相手だった。
ここでようやく、第1話後半の映像につながります。第1話ですももが思い浮かべていたのは、この入学式の事。
すももみたいな特徴的な女の子を忘れるかな? というのもあるけど、忘れないとそもそも物語が成り立たないんですよね。後、現れたのが石蕗ではなく圭介だったらどうなってたんだろう…。
ところで、「初恋の相手が石蕗」「石蕗が好き」という事まではわかるけど、「今も石蕗が一番好き」とは言ってません。如月先生とすももの関係は、石蕗から見ると解消されてないですね。

星のしずくを奪い合う
星のしずくが落ちてくる。公園に向かうと、星のしずくの影響で子供用の遊水路が深く激しく流れていた。しずくを掬おうとするとプリマ・アスパラスが登場し、しずくの奪い合いを挑まれる。

街灯の上に立つプリマ・アスパラス
街灯の上に立つプリマ・アスパラス。

新しい技を使うが支えきれず、アスパラスに星のしずくを奪われる
すもものレシピに新しい言葉「マテリエス・オルディ・ナティオ(物質の温度を一瞬で氷点下にする)」が浮かび上がり、星のしずくを氷の柱に閉じ込める事に成功。だがすももは、アスパラスを見て学校で石蕗と彼女が会っていた事を思い出し、技を支えきれなくなる。アスパラスが隙を突いて星のしずくを回収。
しかし、アスパラスは、セント・アスパラス主席の自分が知らない言葉をすももが使った事に驚き、悔しがる。
「アスパラさん」という呼び名がほぼ定着。
えー…アスパラさんすら知らない、派手な技が登場。「第2話ではレードル振り回してるだけでナコに見つかったのに、こんな派手なのを使ってもいいのかな」とか思ったりもしますが、素直に雰囲気を楽しむ方向で。
すももが動揺するとレードルの輝きが弱まり、それと共に氷が崩れていきます。

レビュー:主に後半

如月先生に状況報告する石蕗。しかし…
「昨夜の勝負に負けてすももが落ち込んでいる」と如月先生に報告する石蕗。しかし如月先生は
  • ステラスピニアのスペルの力(魔法の力)は、本人の心のありようが大きく作用する。嬉しい時はパワーが強まり、悲しい時はパワーが弱まる
  • 女の子は、好きな人にはげまされたら元気が出る
と語る。
「魔法」じゃないんだけど…まあいいか。ともかく、ステラスピニアの言葉の力は、心のありようで変わる事を如月先生が解説。すももの恋愛体質も含めて3話4話のラストを補強し、さらに今後の伏線となっています。
それと、如月先生ってすももと石蕗をくっつけようとずっと頑張ってますね。

考えをめぐらせている石蕗。そこに圭介とフローラ登場
秋姫が自分の事を好きだとしても、気の利いた事も言えず困らせてばかりだし、笑顔にする事なんて出来ない、恋しているのか友だちとしてすきなのかもよくわからない。
石蕗がいつもの場所で思いを巡らせていると、圭介とフローラが登場。
圭介やフローラに相談した結果、決心してすももの元に向かう石蕗
二人に相談した結果、すももの元に向かう事に。圭介はのぞき見しにいこうとするがフローラに止められる。

小岩井フローラ
小岩井フローラ。

小岩井フローラの表情
小岩井フローラのアップ。
「泣き虫・ちっちゃい・危なっかしい・でもいつも何かに一生懸命・頑張ってる・すごく優しい」……最初の1つ2つでバレバレです。そして、恋愛に関しては冴えてる策士フローラが「大事なのは真っ直ぐな気持ちじゃない?」と的確なアドバイス。

すももの前に来ると何も言えなくなり、すももの手伝いをする
温室ですももを見つけたが、すももが泣いてるのを見て何を言えばいいのかわからなくなる石蕗。つい「花が気になって」と嘘をつき、すももを手伝う事に。
温室の奥の秘密の場所へ
夕暮れ、石蕗はすももに誘われて温室の奥へ。そこは、すごく綺麗な夕焼けが見れる場所だった。

告白
そこは、すももが落ち込んでる時に行くと少し元気になれる、秘密の場所。すももは、石蕗と二人だけの秘密にしてほしいと頼む。落ち込んでいるのに、自分を元気付けるために気をつかってくれたすもも。石蕗は決心して、すももに告白。
このちらちらと振り向く演出、すごくいいです。で、連れて行かれたのは温室の一角。第1話最初のキスシーンは、ここでしょうね。
二人だけの秘密の場所、綺麗な夕焼け、すももの優しさ…石蕗の告白もすごくいいです。「ごめん」「本当は探してたんだ、秋姫のこと」「俺……俺は……俺…秋姫が好きだ」という流れ、普通に「好きだ」って言うよりもインパクト大きいです。

次は「とまどい」

単に告白でおしまいではなく、すももの母親のエピソードもあわせて、伏線や今までのすれ違いを解消していきそう。

テーマ : ななついろ★ドロップス - ジャンル : アニメ・コミック

タグ : アニメ いとうのいぢ ななついろ★ドロップス

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