最近の記事
2008.06/13(Fri)
恐竜vsほ乳類 1億5千万年の戦い ビジュアル版 感想
あんまりこのブログ向けの記事じゃないけど、ちょうど兵庫県篠山市でこの本に書かれてる時代の哺乳類化石(真獣類エオマイア・スカンソリアまたは近縁の新種)が出てきた事もあるし、簡単に感想を。
2年ほど前にNHKで放送した番組の関連本です。中生代(三畳紀、ジュラ紀、白亜紀前期、白亜紀後期)を通して、ほ乳類と恐竜がどのように関わりあいながら進化してきたかが書かれています。
通常版っぽい方とビジュアル版があり、
- ビジュアル版(1500円で100ページぐらい)……グラフィックがすごく多い。学者の細かい意見や感想的なものを削り、要点を明確に書いてある。
- 通常版っぽい方(2520円で300ページぐらい)……テレビの内容に+αみたいな感じ。
というか、恐竜は直立二足歩行や気嚢システムや超大型化と派手に進化する一方、今につながる哺乳類は中生代から新生代初期までネズミのような姿で恐竜や鳥から逃げ隠れする生活を続けていたので、哺乳類だけを扱うとすご〜く地味になる、というのもあるかと。夜行性になったり胎生になったりと、重要な進化はしてるんですが。
こういう古生物学も新発見が多々あって学説もどんどん変わっていくので、
- 鳥が何から進化したのかよく知らない
- 巨大草食恐竜は、体の重さを支えるために水の中で過ごしていた
- 恐竜の皮膚はすべて、今の爬虫類みたいな肌になっていた
- ティラノサウルスは、獲物を猛スピードで追いかけて捕食していた
生物進化とニッチ(生活圏)の拡大の様子もポイント。今の生き物と違い「長大な歴史の中での、各生物のポジションの移り変わり」が描かれるので、読み方によってはいろいろインスピレーションが得られるかと。
![]() | 恐竜vsほ乳類 (NHKスペシャル) (2006/08/04) 商品詳細を見る |
