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2008.07/28(Mon)
マクロスF第16話 やめてよね 本気で喧嘩したらアルトが僕にかなうはずないだろ
マクロスフロンティア第16話「ランカ・アタック」感想
話は大きく変わりランカが対バジュラ戦の前面に立つ事に。序盤から少しずつ蒔いてきた伏線を上手に回収しつつ、ランカ・アタックを主軸にして破綻なく物語が進行。ランカ、シェリル、ブレラ、オズマなどもそれぞれの思うところに基づいて動き、複数イベントがち密に連携しあっています。黒アイモのミスマッチもいい感じ。OPはトライアングラーのまま(どうやら次回も変更しないらしい)。EDは新曲「ノーザンクロス」に。
バサラさん来ないかなぁ
普通に面白いし笑えるシーンも結構あります。大転換は少々駆け足すぎた気はするけど、真の敵はマクロスギャラクシーにいるらしい事、知性がない宇宙怪獣バジュラの背後に何らかの知性体がいる事など伏線も上手に配置したし、論理的に順を追って物語が組み立てられている。でも、物足りない。第5話で初めて「あれっ…」と思い、第8話あたりから時折感じたけど、この数話は特に。
マクロス7風に言えば熱いハートが叩きつけられてくる感じがしない。第6話第7話 のような熱さがなく、各キャラのマイナスオーラがこっちに流れてきているかのよう。演出の狙い通りかもしれないけど、ともかく作品の雰囲気が自分の期待とは違う形になっている。
まぁ、熱いハートが感じられないのは当たり前なんですよ。
- バジュラがさらに弱体化。「本気出せば、作戦を立てずただ力押しするだけで普通に勝てますよ」な空気が漂っている。ランカ・アタックは瀕死のフロンティア船団を救う救世主ではなく「戦いを少し有利にすすめられるかも?」程度で、成功してもしなくてもどっちでもいいような感じ。
- レオンやグレイスの狙いはいまだに分からず。アルトはずっとピリピリしてるし何を考えてるのかわからない。ミシェルやルカは皮肉を言うぐらい。ランカは自分のやっている事に疑問を持ちつつ流されている。シェリルは落ち目で停滞。メインキャラの多くが大目標もなく疑問や不安を抱えつつ動き、ミッションクリアしても喜ばない。
- 「俺には(マクロスには)●●という目標がある!何としても成し遂げねばならない!▲▲のためにも!」
- 物量・敵の能力・敵の作戦などで、味方が不利
- 奇策を立てる。敵地潜入が必要・タイミングが難しいなど勝利条件が限定
- しかしこれをやらなきゃ終わりだ。やるしかない!
- 作戦成功。一気に大逆転して味方大喜び
- 今回もまた一歩目標に近づきました
マクロスゼロの事を思えば、ストーリー構成をやった河森総監督の最近の趣味が出てるんだろうか。それとも吉野さんの案?
(追記:第17話以降やアニメ誌を見る限り、バジュラ弱体化やキャラの目標が定まらないのは、終盤に向けての布石ですね。終盤をああいう展開にするには、この話はこういう空気にせざるを得なかった。後、船団がフォールドしないのは、長期間同じ宙域に留まる→超長距離フォールド、という運行をしているためのようです→第18話)
なので、「この妙な閉塞感…バサラが乱入すればどうにかしてくれるんじゃないか?」みたいに思ってしまう。彼が来ればランカやシェリルをバルキリーに乗せてバジュラの前でライブをしたりして、重くまとわりつく全てを吹き飛ばしてくれそう。キャラが濃すぎて作品が破綻しかねないのは分かってるけど、そういう気分になってしまう。
そもそも何でアルトを、これほどまでにずっとイラついてるキャラにしたんだろう。素材は明らかにいいのに。でも、後数話で突然成長するのも違和感あるよなぁ。
後、新しいクァドランが補充されてるけど、ララミアの葬儀はやったんだろうか。まさか生きてる? ルカの告白イベントがどうなったかもわからないし、ミシェルが第13話で拾った薬はどうなったんだろう。小さい伏線はすぐに回収されないと意外と気になる…。
テーマ : マクロスF(フロンティア) - ジャンル : アニメ・コミック