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2008.08/18(Mon)

コードギアスR2第19話 ロロ散る 

コードギアス〜反逆のルルーシュR2〜TURN19「裏切り」感想

本編以外の件でレビューはやめようかと思ったけど、やっぱり書く事に。
  • 伝聞だけで作品を評価するのはごく普通のこと
  • ある作品を絶賛する人もいれば叩く人もいる。興味を全く持たない人もいる。好みは人それぞれであって、大事なのは自分が楽しめるかどうか
  • 設定や類似作などからの知識で最終話まで予測して『面白くない』と断じるエスパーな人もいる
というのはななついろを放送していた時に理解して、いちいち気にする事はないと理屈では分かっているんだけど。

それはともかく、今回はフレイヤがさまざまな影響を及ぼしつつ黒の騎士団裏切りにつながる回。「ここまで来て黒の騎士団がそうあっさり裏切るものかな…?」と思っていたけど、アバンのルルーシュの激昂とシュナイゼル直々の説得を見ていると、あーこれは十分あり得るな、という印象。
ニーナが正気になるか壊れるのか、すでに壊れたように見えるスザクがどうなるのかも気になるところ。


不信感が反転し、一気に裏切りへ

これ、黒の騎士団がルルーシュに絶対的忠誠心を持っていたなら、成立困難な展開ですね。
  • 録音は簡単に合成出来る
  • ギアスで操っていた裏づけは取りようがない
  • 皇子がブリタニアに反逆する理由を問いただしていない
しかし、考えてみれば黒の騎士団は1期からずっと、ゼロにどこか不信感を抱き続けていたんですよね。ルルーシュも黒の騎士団メンバーを駒扱いしてたのは否めない。南がぞんざいな口をきいたり、古参メンバーで地味に存在感があった井上さんがあっさり戦死した時に杉山が「何やってんだゼロは!」と絶叫してたのは、印象に残ってます。
扇も今回だけ見るとつい最近までゼロに忠誠を誓っていたかのような雰囲気だけど、自分の印象では最初から最後まで揺れ動いてた。
そしてここ数話、嚮団で虐殺、ロロやジェレミアなどを重用、コーネリアを密かに監禁(※ギアスの秘密を知る以上ディートハルトに教えるわけにはいかない)、ナナリー行方不明でゼロが錯乱し藤堂が命令を聞かなくなった…と、不信感をもたれる要素が一層蓄積。
そこに完全に離反した扇と、シュナイゼルの「信頼できそうな情報」を示されれば、ゼロを裏切るのは十分あり得ます。まぁ、玉城のデータすら詳しく調べていたシュナイゼル相手じゃ、黒の騎士団では役不足力不足だったという事かと。
それに、超合集国が成り立ち、黒の騎士団がその軍事部門を受け持つ形になった今、「実はもうゼロがいなくてもやっていけるんじゃ?」という空気があったのかもしれないし。


黒の騎士団は、実はものすごくまずい選択をしてしまった

ディートハルトが言った通りなんですよ。
絶対遵守の力を持つゼロがいる方が、黒の騎士団は明らかに強かった。黒の騎士団メンバーが本当に知恵が回るなら、「ゼロが俺たちを利用している? じゃあ俺たちもゼロを利用してブリタニアを倒そう」ぐらいがマシな答えだった。
さらに問題が。ゼロを捕らえて引き渡して(※実際は撃ち殺そうとした)日本を取り返した場合どうなるか? そもそも「日本を武力で解放すれば、他の占領地も蜂起してくれるでしょう」という戦略だから、「ゼロ引渡しで日本をもらう」なんてのは下策です。一時的に日本を手に入れてもすぐにまた攻められるだけだし。特に今回は、ゼロが逃げたから交渉不成立。
というわけで黒の騎士団は、大幅に戦力が落ち星刻はじめ他国の指導者の不信を招いた形で戦いを続ける事になるわけです。


反転する人、最後まで忠誠を誓う人

扇はどうするつもりなんだろ?
今回は扇の態度がどうにも気に入らないです。藤堂やディートハルトや玉城ですらそこまで気にはならないんだけど、扇は何かダメだ。ゼロをペテン師呼ばわりしたのが決定的だったかな。
何というか、「本心では裏切りたくてその理由を探していてヴィレッタに乗った」というか、「ヴィレッタが逆にゼロを信じろと強く語っていれば裏切らなかったんでは」という空気があるというか、単にヴィレッタ最優先だったというか。
要は、状況次第で裏切る態度が見え隠れしてる風に感じられたわけです。中華の星刻が扇を信頼し認める感じが全然しないんですよね。

ロロよくやった…
その一方、ロロはよくやった。
今回序盤の罵倒が上手く効いてます。あれだけ言われても助けに来て、死ぬのが分かっていても偽りの兄の命を優先して、死んでしまった。
一応ずっとルルーシュの友だちを続けてきたシャーリーを刺す、ナナリーを始末しようとした、とか考えてもロロの思いはかなりゆがんでいたと思うし手放しにほめられるわけじゃないけど、行動がブレない、損得勘定抜きで自分の信じる人を最後まで助けようとする姿はよかった。


ゼロはまたほとんどゼロに

ギルフォードが死にロロも死にナナリーと咲世子が消えた今、ルルーシュ側につくのは
  • カレン
  • C.C.(※記憶を失っているので戦力的にはほとんど役に立たない)
  • ジェレミア
  • 神楽耶(※この場にいない)
後は客将のラクシャータが不明だけど、カレンがルルーシュにつくから紅蓮とセットで行きそう。星刻や天子が神楽耶がらみでどうなるか、ぐらいか。ギアスキャンセラーの力を持つジェレミアがいるとは言え、ここからまた別グループを作ってやり直すのはかなり難しそう。
とは言っても、黒の騎士団の中核はエリア11の旧レジスタンス組織なわけで、合集国体制の今、実は中核が丸々ゼロが新たに立ち上げたグループに置き換わってもさほど問題がないようにも思えます。
で、一番戦力的に手っ取り早いのが、ラウンズではないかと。アーニャとルルーシュは何か変な縁があるようだし、アーニャとジノを味方につけるんでは? という感じが。


次回、皇帝失格

今回、思わせぶりな態度を取りつつ本編と関係あるのかないのかよくわからない行動を取っていた皇帝ですが、ついに動くようです。
それと、ジノが捕まるようなんだけど、一体どういう流れなんだろ? ジノが何かやったとしたらせいぜいカレンにブリタニア側につかないか?と誘いをかけていたぐらいだけど。
あぁ…もしかするとシュナイゼルが反乱を起こす? 皇帝に批判的だったし、皇帝に立ち向かおうと思ったら直属のラウンズの動きを封じなきゃいけない。黒の騎士団からゼロを追い落とすのに成功し、皇帝が少数で神根島まで来ている今が、チャンスと言えばチャンスなのかも。
それとディートハルト。何となく彼は彼の論理で黒の騎士団一般とは別の動きをしそうに思えます。

テーマ : コードギアス 反逆のルルーシュ - ジャンル : アニメ・コミック

タグ : アニメ コードギアス

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