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マクロスF映画 バスカッシュBD発売延期ほか

漫画、アニメあたりの話題をまとめて。

マクロスFの劇場版

「マクロスF~イツワリノウタヒメ~」の情報が公式で公開。
  • 二部作
  • 放送エリアだった主要都市では大体見れそう
  • 7割~8割が新しい絵
  • 台詞やキーワードなど、テレビで言わなかった事があれこれ
マクロスAとかでも詳しく紹介され、ヱヴァンゲリヲン破でもCMが流れた。
白黒ウサギのシェリル
シェリル
この江端さん絵は濃いなぁ…。

でもまぁ、以前は「SMSのプラモは全部出せるかどうかわからない」とか言ってたのに、アーマードメサイアバルキリーまで出せるに至ったし、細かいグッズも出続け、映画も2部作が可能な状況なわけで。Fでマクロスシリーズに引導が渡される事なく、次に完全につながったかな…と思います。

あと、マクロスAでらき☆すたとのコラボを改めて見てみたけど、「つかさ→ランカ」「かがみ→クラン」「こなた→アルト」「みゆき→シェリル」はやっぱりすごくはまってる。
個人的には、マクロスとらきすたの同時上映があってもいいと思う。


バスカッシュBD/DVD1巻の発売延期

代わって、バスカッシュ。
監督交代が正式に発表され、バスカ関連の話題に触れるのも心苦しくなってきたけど、BD/DVD1巻発売が約1ヶ月遅れに。

1話と3話を河森正治と佐藤英一新監督が大幅に作り変えるようです。「脚本完成→板垣元監督が絵コンテ段階で脚本を大改変しまくり→河森さんやロマンさんともめた」というような状況だったんだろうか?
もしかすると、セラの「遺伝子くださらない?」ネタは、板垣元監督が入れたとか…。最近のセラは、「そんな黒歴史的初期設定はなかった」みたいなキャラになってるし、最近の話を作った頃はすでに監督と原案側の溝がかなり深まってたのかも。

バスカは商業的にはもう引き上げるべき段階で、正直言ってこの発売延期で大いに好転するとも思えないです。
でも製作委員会には最低でも3億円ぐらい、おそらくはもっとずっと多額が集まってそうだし、出資者は「失敗したのはわかった。監督に責任はとってもらった。後は、少しでも売れるようにしろ」と要求するよなぁ…真相はわからないけど。

あとバスカは多分、視聴者がロボアニメと認識してないです。そこらへんは制作側も当然気づいているとは思うけど。ロマンさんのアイデアにロボがなかったのは確実だし、ロボ要素はいらなかったかも。


化物語の冊子

全国の書店で配布中。40ページフルカラー。
アニメ人気は禁書目録と同程度かちょっと上ぐらいになるかなぁとは思うけど、序盤を見ない事にはなんともわからない。

ひたぎクラブは真面目な内容にするとの事。主題歌はエピソードごとに変更。
あと、引きの絵が微妙に印象が薄いのがちょっと気になったけど、マクロスFも似たようなもんだったし。


青い花のパンフとちらし

これも配布されてます。
青い花 青い花
青い花
広宣にそれなりに力を入れているけど、やっぱり放送局はフジだけっぽい。まぁ、本格の百合物だし、恋愛要素そのものがテーマだから、どうしても限界があるか…。
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マクロスF
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化物語
青い花

涼宮ハルヒの憂鬱2009 第13話「エンドレスエイト」感想

涼宮ハルヒの憂鬱2期 第13話「エンドレスエイト」感想

第12話 エンドレスエイト1 ループ気づかず
第14話 エンドレスエイト3 イベント少なめ
第15話 エンドレスエイト4 けいおん風の絵
第16話 エンドレスエイト5 時計演出&西宮市の情景多め
第17話 エンドレスエイト6 みくるが特徴的&古泉の口調がキモい
第18話 エンドレスエイト7 みくるが可愛い&古泉の口調がキモい
第19話 エンドレスエイト8 ループ脱出


最初に謝ります。京都アニメーション様、ごめんなさい。


正直、
  • 次回は、服装や一部カットだけ変更した省エネ作画で進みそう
  • 序盤を同じにして、初見の人を驚かせる?
  • ならば、キャプチャしてどこを差し替えたか比較してみるか
みたいに考えてました。

でも実際は、違った。
退屈そうな長門有希
省エネどころか、素人目で見ても、ものすごく手間をかけてるのがわかる。



12話と13話のエンドレスエイトは別物

エンドレスエイト(第12話)

今回見ていて一層思ったけど、京アニは「今のアニメファンが求める作風」をよく理解し、かつそれに沿った制作が出来る環境っぽい。
ムントは…途中までOVA版の使い回し中心だったし、何か別の意義があったんでしょう(多分)。

前回がのんびりした夏休み回だっただけに、今回は恐ろしさが際立ってる。
なのに、萌え要素が下品にならない程度に増強されていて、妙な相乗効果が。

絵の使い回しは一部の背景ぐらい。イベントの細部もかなり違う。にも関わらず、原作ほぼ準拠。あのエピソードを上手にループさせると、こういう風になるのか…!


長門に頼めばよかったんじゃ?

気づいたけど、キョンが「ループ脱出に失敗して8月17日に戻ったら、初日に俺たちに教えてくれ」と頼めば長門は教えてくれそうにも思う。
あと、今回もいくつかの台詞がカットされてるけど、アニメ化にあたって矛盾が生じそうな箇所を改変したのかも。


長門のストレス

アニメで初めて気づいたけど、
  • バイトの時、キョンがハルヒに見とれる
  • 天体観測での、古泉とキョンのやりとり
どちらも長門がそばにいますね。キョンと古泉の態度も見ている。
そう考えると、このエピソードの後であんな事が起こるのは、一層納得出来る。


次回は?

ちょっとネタバレすると、前回のループでカットされた台詞やイベント(プールサイドで熱いお茶を飲む、長門に話しかけるなどなど)は、今回のループでほぼ全部拾ってます。

もし「エンドレスエイトは1話で完結」という制約があったなら、今回のラスト部分だけちょっと改変した形でまとめたはず。元々、エンドレスエイトは1期で放送するはずが、「涼宮ハルヒの憂鬱」エピソードが5話→6話に増えたためカットされたらしいし。

何にせよ、次回の描き方次第ではだれてしまう気もする。でも、そんな事は制作側もわかっているはずで、何か仕掛けてくるでしょう。ネットで見かけた「実は8月31日の夜ではなく、まだ昼の11時45分」という可能性は十分ありそう。

この作りだと、予告はない方がいいよなぁ。
ハルヒ既読者は単なる答え合わせ作業を避けられるし、未読者は普通に楽しむなり情報を集めるなり出来る。無名原作やアニメオリジナル企画と違って、情報集めしやすいし。

問題は、新奇性の高いものにしか食いつかない層ですが…もうそこらへんは見切った方がいいかも。


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(2009/07/31追記)
この頃は「次で終わる!」と思い込んでたよなぁ…。
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本編(前半)

前半は、12話と13話の違いを比較しながら。キャプチャものすごく多いです。すいません。
13話の画像が一部ボケてるのは、もともとそういう効果がかけてあるせい。
12話
ハルヒから電話
13話
ハルヒから電話

高校野球を見ていると、ハルヒから電話
キョンはなんで裸なんだ。

12話
駅前で待ち合わせ
13話
駅前で待ち合わせ

いつも制服の長門を除いて、全体的にしゃれた私服に。どういう風に3人乗りしているかも今回で判明。

ハルヒの胸
わざとやってそうだ。

12話
プール
13話
プール

プールへ
超細かい事を突っ込むと、背景の雲の形が以前のループと同じ。まぁ、そんなのに気づく人はほとんどいないし、別にいいか。
前回とはキョンと古泉の水着も違ってるっぽい。で、古泉も違和感を感じるように。

12話
プールを眺める長門有希
13話
プールを退屈そうに眺める長門有希

プールを眺める長門
ああ、「退屈そうにしている長門」は、こういう雰囲気なのか…! うつむいて伏し目がちになって、体が縮こまったようになってる。

12話
子供たちと遊ぶSOS団
13話
子供たちと遊ぶSOS団

ハルヒが子供たちにSOS団を紹介
この女の子2人は前回とは別人で、見た目も声(声優)も違う。
前回は食事中に出会って水中バレー。今回は食事前に出会って食事後も引き続き遊び、最後に水中サッカーに。

長門に声をかける。
キョンは長門に声をかける
12話でカットされた原作部分が、13話ではきちんと補完されていってる。

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アニメ
涼宮ハルヒの憂鬱

ロロナのアトリエは今日発売

(09/07/01追記:初週4万7千本! メーカー欠品だし、予想以上に売れてる。7月8月は競合ソフトもあまりなさそうだし、累計8万本は超えるかも。まぁ、ゲーム情報を広く積極的に集めてるわけじゃない自分が、キャラ絵を見てピンと来たぐらいだしなぁ…)


自分はあまりゲームをしないんだけど、マリーのアトリエや桜瀬虎姫画集やエリーのアトリエなどなど、いまだに残してます。このブログのURL自体、シア・ドナースターク(Schia Donnerstage)が由来だし。
どういういきさつで買ったのかはもう覚えてないけど、自分の行動パターンからすると、おそらく絵から何かを感じたんだろうと思います。

で、最近になってちらちらと漏れ聞こえてきていたのが、アトリエシリーズの最新作、『ロロナのアトリエ~アーランドの錬金術士~』。PS3のゲームです。
ロロナのアトリエ公式サイトはこちらへ! ロロナのアトリエ公式サイトはこちらへ!
主人公は、14歳のロロナ(CV:門脇舞以)。他、クーデリア(CV:喜多村英梨)、リオネラ(CV:真堂圭)、ステルク(小杉十郎太)など。

…これ、絵から強烈なオーラを感じてたんだけど、「うちのブログはアニメ中心だしなぁ」と思って取り上げてなかったんですが……。

まぁあれです。動画や最新画像をいろいろ見るうち何となく、「この1作で終わるには惜しい」と思い始めたので。せめて、続編とミニフィギュアが出るぐらいにはなってほしいなぁ。アニメ化まで行けたらいいんだけど。

アトリエシリーズは「女の子が主人公。美形数人を含めた友人知人がヒロインと関わってくる」というパターンが多くて、今では乙女ゲーのイメージが強いけど、今作は萌え要素を増強してるらしい。

タントリスとロロナ+ロロナの両親
タントリスはこういう冗談を普通に言う男らしい。

水着
ゲーム的には、割とオーソドックスなアトリエシリーズとの事。
自分はあの採取や調合が結構手間がかかるなぁと思ってたんだけど、ゲーマー的にはむしろ簡単でシンプルだそうで。

リオネラとロロナ
絵の萌え度が異常に高い上、可憐さと上品さがある。今風のすっきりした描線。

絵師の岸田メルさん(ブログじゃないけど、勝手にリンクしていいんかな)の絵はラノベの挿絵とかで前から見かけてるんだけど、ロロナの絵は何か他とは少し違う印象。
サイトの絵を見ていくと、ロロナのアトリエみたいな方向性によくあってる画風に思える。これは、いい絵師さんを選んだなぁ。



水着(別ウィンドウで表示)
画像をつないでみました。
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ゲーム
ロロナのアトリエ

涼宮ハルヒの憂鬱2009 エンディング修正箇所

涼宮ハルヒの憂鬱新アニメーション エンディング修正箇所比較

エンディング『止マレ!』が公開された第8話『笹の葉ラプソディ』と、第12話『エンドレスエイト』のエンディングが微妙に違う事は、何となく気づいてました。
せっかくなので、気づいた範囲でまとめ。基本的に目視なので、結構穴は多そうですが。

原画などの違いは除外。

バスカッシュのOPみたいに毎回少しずつ変わっていくパターンなのか、単なる微調整なのかは不明。
(09/06/29追記)8話、12話、13話と見ていくと、ED開始直後のハルヒたちが少しずつ薄くなっているように思えます。


一覧

全体的に、透過が綺麗になってる感じ。
涼宮ハルヒ
キャストの表示が若干違う(長門と古泉が入れ替わり、空行が調整)。

朝比奈みくる
朝比奈みくるが透けて見える。

長門有希
長門有希が透けて見える。
長門が出てくる図書室の書庫が、笹の葉ラプソディより暗くなっている。

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アニメ
涼宮ハルヒの憂鬱
ED

涼宮ハルヒの憂鬱2009 第12話「エンドレスエイト」感想

涼宮ハルヒの憂鬱2期 第12話「エンドレスエイト」感想

第13話 エンドレスエイト2 (推奨)映像が綺麗でイベント多め
第14話 エンドレスエイト3 イベント少なめ
第15話 エンドレスエイト4 けいおん風の絵
第16話 エンドレスエイト5 時計演出&西宮市の情景多め
第17話 エンドレスエイト6 みくるが特徴的&古泉の口調がキモい
第18話 エンドレスエイト7 みくるが可愛い&古泉の口調がキモい
第19話 エンドレスエイト8 ループ脱出


予想通り、エンドレスエイト。
でも、予想外の(多分)前後編2部構成(09/07/31追記:2部構成じゃなかった)。タイトルが「エンドレスエイト」だった事もあり、放送が始まっても途中まで1話完結かと思ってた。
で、キョンの言動がかなりカットされていて変だと思ってたら、夏休みイベントが淡々と進行。「これは次回に続く?」と思ったらその通りで、オチがないまま8月31日終了。

予告なしは「毎回サプライズ」という利点もあるんだな…。一方で、予告の必要性も何となく実感。詳しくは下の方で。
あ、BGMが新しくなっていた…はず。
「今回で完結したのでは?」という意見もありますが、さすがにそれだと怒る人が大量に出そうなので、解決編があると思います。
「解決編はDVD特典」はありそうだけど、それも批判受けやすいし。DVD特典は「失敗ループでこなしたイベントの、ミニアニメや写真」が一番いいと思う。


2話に分けてループさせるのは、妥当

(09/07/31追記:2話じゃなかった。現在、7話目)
  • 元々、アニメ1話にするには少々長く2話にするには少々短い
  • 原作トレースだと、以下のような問題がある
    • バイト以降のイベントが、悲壮感あふれるものになる
    • いきなり成功例を流すと「脱出の鍵」を意識しづらい
  • 1期の頃に比べて原作既読者が圧倒的に増え、制作側の意図に気づく人が多い
「キョンが微妙な違和感を感じつつも真相に気づく事なく、8月31日終了」でもよかった気はするけど、「原作を崩さない」「既読者の答え合わせ作業になる原作トレースを避ける」には、
  1. 「真相に全然気づかないループ」をまず放送
  2. 「真相に気づき脱出に成功したループ」を後で放送
というひねりは、理にかなってる。

今回のバイトは風船配り以外の…モデル撮影会とかでよかったんじゃないかなぁ。それとも後編で他のバイトやるんだろうか?


次回のシークエンスは映像が微妙に変わりそう

(09/07/31追記:高校野球シーンはこだわりどころじゃなかったようです。後、18話終了してもまだループ脱出出来ず)
  • 高校野球の試合結果が全然違う
  • 団員の服装が変わる
  • 水着が変わる
  • 既視感など、キョンや古泉が日常に違和感を感じるシーンがはさまれる
  • 長門が退屈そうな顔をする
  • バイト以降、真相に気づく
  • ハルヒとみくるが一緒に寝る
  • 最後のあれでループ脱出
左:孤島症候群 右:エンドレスエイト
キョンと古泉の水着は、孤島症候群の時と同じ。ハルヒたちの水着は違っている。


流行り物

予告なしや新旧混合放送は、おさらいをしたり、次回を細かく推測したりするような熱心なファンを固めるには、効果が高そう。
でも、単に流行り物で騒ぎたい人にとっては「新作だけ見りゃいいや」という事になり、逆効果っぽい感はありますね。特に萌えアニメは、流行り物に飛びついて祭り状態にし、視聴者が自らを高揚させて、短期間で大量消費する傾向が強い……というか、3年前のハルヒはまさにそれだったんで。

まぁ、ハルヒも、らき☆すたも、そしておそらくけいおん!も、一段落ついたら地道に固めるやり方でいいとは思います。もともと萌えは消費速度が速そうだし。
しかし、心移りは論外・主人公以外の男との恋愛すら嫌がるなど、女キャラの処女性にはすごくこだわるのに、「俺の嫁」を次々代えていくってのは…いや、別におかしい事でもないか。


新OP

OP曲は「Super Driver」。
Super Driver
けいおん!もそうだけど、京アニは『ダンス』から『走り』に転換してる?
個人的には結構いいと思う。ただ、「ハルヒが歌ってる」感じじゃないのと、ダンスではないのがちょっと残念。
他作品のOP/EDもダンスだらけになって今更感はあるけど、ハルヒ隆盛の一要素は『ハレ晴レユカイ』だと思うんで。
後、消失ではOP変えそうな予感。


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アニメ
涼宮ハルヒの憂鬱
OP

化物語PV第2弾公開

化物語のPV第2弾が公開されてますね。
http://www.bakemonogatari.com/special/pv02.html
忍野メメが若げなのはこの際おいとくとして、なかなかいいと思う。
ひたぎ役の斎藤千和さんは、個人的にはケメコの声とプリップリン体操(ケメコED)の印象が強烈なんだけど、元々すごく上手い人だし違和感はない。
化物語
でも、新房系演出である限り、なんか落ち着かない。嫌いというわけでもないんだけど、作品そのものに集中しづらいというか…。
レビューは…書きたい気持ちはあるけど、西尾維新の作品は自分があれこれ語れるものじゃない気もする。


アニメ初見でありえそうな反応

化物語序盤を事前情報ほとんどなしで見たとしたら、大体以下のような反応がありそう。(※少しだけネタバレあり注意)


  1. ひたぎクラブ1……以下のような事で、視聴者が「何か面白そうだぞ」と引き寄せられる
    • ひたぎの体重が異常に軽い&表の顔と裏の顔のギャップ
    • 昨今流行の「凶暴な美少女の下僕→俺は彼女の良さが分かっている」展開
    • 萌え要素ばらまき
    • オタネタ
  2. ひたぎクラブ2……シゴフミを後味よくしたようなクライマックスで「いい最終回だった」
  3. まよいマイマイ1……しょぼい事で悩み、女子小学生に声かけしてわいせつ行為と暴行をくり返すキタロウ阿良々木。視聴者ドン引きor興奮
  4. まよいマイマイ2……残った猛者は「あれ? 実は化物語ってすごく面白いんじゃ?」と感じる
無名原作だと2話3話で脱落者が出そうに思うけど、西尾信者が布教活動を行うだろうから……「新房・尾石さんの独特な演出」「中盤以降にありえる、紙芝居化」がどう影響するか、ぐらいかなぁ。


ありえそうな演出

  • 文字打ち出し
  • 影絵風
  • 逆光+まぶしい背景
  • 影の少ないぺったりとした塗り
  • くすんだ単色中心の絵(よく「極彩色」と言われるあれ)
  • 変わったカメラワーク
  • 鎖につながれる戦場ヶ原ひたぎ他
  • 十字架が空を飛んだり窓枠を十字架風に見せたり
  • その他、記号的なもの(矢印、円など)が飛んだり回ったり
  • 長大な階段
  • 全く現代日本的じゃないおしゃれな、あるいは古びた街並み
  • 置物が変化
  • (春なのに)枯れ木
  • 会話中に紛れ込む仏像
  • 会話シーンでステンドグラス
  • 黒板ネタ
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アニメ
化物語

黒執事2期 その執事、続行

(2010/07/02追記)
黒執事II第1話見ました。

…情報を徹底的に伏せたのも、何となく納得。「さすがに、セバスやシエルを出さないって事はないよな。不安に思ってる人多いだろうし、隠さない方がいいんじゃないの?」と思ってたけど。

『黒執事』という物語は、『セバスチャン』の圧倒的存在感で支えられているという事を、もっと素直に考えればよかったみたいです。

まぁ、見てみてください。
これに似た事は、アニメ『喰霊』でもやってました。

正直、「その執事、迷走」状態なのは否めないですが…作り手もいろいろ考えて何とかするでしょう(多分)。


(2010/02/01追記:→2期情報のとりあえずのまとめ

数日前の話でもう知ってる人も多いだろうけど、黒執事2期が決まってますよね。

ケメコデラックスのようにスタッフやキャストが2期切望してもかなわなかった作品があり、原作がまだまだ残ってる明日のよいちも続編は多分ない。よいちの序盤は編集者に言われるままに描いたかのような展開で、アニメ化されてない文化祭編あたりから、みなもと悠さんの個性が出てきた感じがあるんだけどな…。

その一方、戦国BASARA、クイーンズブレイド、黒執事など、早々に2期が決定した作品もあるわけで。これも資本主義ってやつか…。

というわけで、ここでは黒執事について少し。正直言って、あの展開と終わり方は、2期を全く考えてなさそうだったので。原作枯渇の昨今だからこその2期で、一昔前なら続編とかあり得なかった気がする。


アニメを原作と全然違う展開にする理由は?

黒執事は、1クールが妥当な原作ストックなのに2クールアニメにしたのがそもそもおかしかったけど、アニメ版は後半以降が原作とあまりに違いすぎ。

「序盤で引き付けねばならないから、メインキャラや面白い話を早めに持ってくる」のは正しいと思う。携帯電話やテレビっぽいものを出さなかったのもいいと思う。ただ、『けいおん!』でも感じたけど、アニメは
  • 1クールや2クールで1つの大きな物語になるようにする
  • コミカルで引き付け、中盤以降のシリアスで揺さぶる
という、古典的な物語作りが妙に目立つ気がします。
本を大量に読む人や先達のクリエーターたちの『添削』をくぐり抜けてきた結果、「そういうストーリーにせねばならない」という強迫観念があるから? そういう作り方をした方が中長期的にファンが残るとはっきりしているから?

黒執事の場合、「女王の番犬がアニメオリジナルの難事件を次々と解決」「最後はカレー編。ラストでサーカス団が出てきて続きを匂わせて終了」でもほとんど問題なかったと思う。「2クールかかっても、謎が全然明らかになってないじゃないか!」と思う人もいるだろうけど、そもそも原作が完結してるわけじゃないし。


リセット?

原作からの改変箇所は…
『アンダーテイカーの謎が早々にばれ、フィニやバルドやメイリンの過去・能力もかなり描かれ、切り裂きジャック編はマダムレッドの回想がろくに描かれず、カレー編はカレー研究がカットされた代わりにアニメオリジナルキャラのアンジェラが関わり』…挙げていけばきりがない。

アニメで死んだ原作キャラは、ぱっと思いつくだけでも、
  • ヴィクトリア女王……ファンキーな婆さんが、アニメではラスボスに祭り上げられた上に文字通りの意味で体が腐る少女になり、死亡
  • 劉……シエルを裏切った末に死亡
  • 藍猫……劉と一緒に死亡
  • アバーライン……さわやかな好青年にリメイクされ、お約束すぎるネタで殉職
  • シエル……死亡確定ではないけど、自らのシネマティックレコードを見た上に、ラスボス(女王)が消えて両親の死についてもおおむね明らかになり、セバスが放置する理由はない
そういや、セバスチャンは腕が吹っ飛んでた。

これで続編を作るとしたら、
  • 「お目覚めですか? 坊ちゃん」…そう。実はシエルは長い夢を見ていたのだった
  • 女王たちがいない世界で、シエルとセバスチャンは独自に事件解決を続ける
  • 鋼の錬金術師みたいに、1期はなかった事にして最初から作り直す
  • 不思議パワーで、終盤に死んだ人はみんな復活
  • 1期最終回が結論なのは変えない。原作エピソードを幕間劇みたいな感じで入れていく
  • シエルは死んだ事にして、リジーあたりにセバスが取り付く
……最初から作り直しが妥当かなぁ?
「リジーがファントムハイヴ家を継ぐ→リジー主人公でセバスとポーラが御付」とかだと、誰得アニメになりそうだし。アバーライン2号みたいなのは最後に出てきたけど、肝心のヴィクトリア女王がいないと「女王の番犬」フレーズが意味なくなるし。
(2010/02/01追記:もしかすると、主役交代かも?


作り直すと、共通部分は話題にならない

鋼の錬金術師や涼宮ハルヒの憂鬱の動きを見ていてわかってきたけど、エピソードの本質部分が似ていると話題にならないんですよね。見ている人はいるはずだけど、新規要素が少ないと語らないし盛り上がりにくい。

…とは言っても黒執事は、最終的にはセバスの大活躍があればどうにでもなる感じはするんですが。
セバス「お目覚めですか? 坊ちゃん」
シエル「…ひどい夢を見ていた」
セバス「ほう…どのような?」
シエル「白い執事が出てきた。劉が裏切り、陛下が腐った少女になって我がファントムハイヴ家を…」
(※シエルはこんな、夢をぺらぺら喋らないとは思う)

実のところ、こういう「やっちゃいけない物語作り」でもいいような気はする。

さて、どうするんだろ。
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黒執事

09年夏アニメ それなりに期待・序盤は見る予定の作品

2009年夏アニメ視聴予定:それなりに期待・序盤は見る予定の作品

宙のまにまにと化物語は、こちらの記事に書いています。

キャラデザや基礎設定など、いくつかの重要ポイントをチェックすれば、作品人気は放送前から結構予想出来ます。もちろん、「予想外」はいくらでもあるんですが…。
なお、「豪華声優」というフレーズをよく見かけるけど、声優目当てで見る人が若干増える程度で、作品人気にはほとんど影響を与えません。ごく一部の声優に限ってCDは伸びますが。


それなりに期待

CANAAN(カナン)
人気予想:地味に人気出る…かも?
CANAAN(カナン)
原作:チュンソフト
原案:奈須きのこ
キャラクター原案:武内祟
シリーズ構成:岡田麿里
キャラクターデザイン:関口可奈味

カナン:沢城みゆき
アルファルド:坂本真綾
大沢マリア:南條愛乃
公式サイト

出自とキャラ絵と基本設定を見た感じ、若干ながらTYPE-MOON補正がありそう。そこまで深く関わってるわけじゃないらしいけど。ただ、絵柄はいいけど、色味に若干の不安が。


狼と更新料II
人気予想:人気を維持(微減)
狼と香辛料II
ホロ:小清水亜美
ロレンス:福山潤
アマーティ:千葉紗子

原作:支倉凍砂
キャラクター原案:文倉十
監督:高橋丈夫
キャラクターデザイン・総作画監督:小林利充
公式サイト

制作会社がIMAGINから、バッカーノや夏目を作ったブレインズ・ベースに変更。
これは手堅い。1期は、製作側は実はそれほど期待してなかったんじゃないか? と思うけど、2期はよほどやらかさない限り安定してるでしょう。


大正野球娘。
人気予想:アニメ次第
大正野球娘。
原作:神楽坂淳
監督・シリーズ構成:池端隆史
脚本:池端隆史、天河信彦、白石雅彦
キャラクター原案:こうたろ、小池定路
キャラクターデザイン:神本兼利

鈴川小梅:伊藤かな恵
小笠原晶子:中原麻衣
川島乃枝:植田佳奈
宗谷雪:能登麻美子
月映巴:甲斐田裕子
公式サイト

こうたろさんのキャラクター原案に比べるとアニメのキャラデザは古く感じるけど、そう悪くもない。ただ、原作はそれほど知られてないようだし、女の子いっぱいの作品が目立つ昨今、どうなるか。
http://www.tbs.co.jp/anime/taisho/text/text0904.htmlをみたところでは、
  • メディアミックスの話は多かったが、企画が通らなかった
  • マイナーレーベルの小説はそもそもメディアミックスが難しい
  • TBSが乗ってきた
おおきく振りかぶっての再来を狙ったんですかね?
追記)TBSの中山佳久プロデューサによる解説で述べられているテーマを本当に前面に押し出すなら、ちょっと危ないですね。メディアミックスでゲームも出すらしいけど。


ヘタリアAxis Powers第2期
人気予想:変わらず大人気
ヘタリア2
原作:日丸屋秀和
監督:ボブ白旗
キャラクターデザイン:河南正昭
シリーズ構成:平光琢也

イタリア:浪川大輔
ドイツ:安元洋貴
日本:高橋広樹
アメリカ:小西克幸
イギリス:杉山紀彰
フランス:小野坂昌也
公式サイト

鉄板。視聴環境がすごく制限されてますが…。


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アニメ
視聴予定

09年夏アニメ 割と期待作

2009年7月頃開始の夏期アニメ視聴予定:割と期待作

一覧はGigazineとかアニメ誌などを見てもらうとして、ここは個人的な好みとちょっとした予想を。
夏の個人的期待作…というか、「各アニメについて思うところを書いてみたら、長くなった」のが『宙のまにまに』と『化物語』。

春からの個人的引き続きは、涼宮ハルヒの憂鬱、咲-Saki-、バスカッシュ!など。話題性はおそらくハルヒが圧倒的で、咲、ヘタリア、化物語、うみねこのなく頃に、などが続くと思われます。


宙のまにまに

人気予想:空気化
宙のまにまに
原作:柏原麻実
監督:高松信司
キャラクターデザイン・総作画監督:渡辺はじめ

大八木朔:前野智昭
明野美星:伊藤かな恵
蒔田姫:戸松遥
琴塚文江:小清水亜美
矢来小夜:早見沙織
江戸川正志:高木礼子
路万健康:間島淳司
羽鳥晴子:チャン・リーメイ
草間望:松風雅也
公式サイト

公式サイトは、訪問時間によって背景が変わります。
割と本格的な天文部が舞台で、ちょっといい話なラブコメ物。

深夜アニメに向いてない
個人的に好きな作品だけど深夜アニメ向きじゃないし、キャラデザやPVにも釣る工夫がほとんどない。「いい作品だけど話題にならないよね」な『ひとひら』みたいになりそう。
原作枯渇も深刻なのかなぁ…いや…7月に皆既日食があるし、実は今夏アニメ化がふさわしいのか。

アニメですら科学離れ気味な今、NHKはこれを若手に任せてアニメ化して、夕方~夜に放送する心意気が必要だったと思う。アジアンファンタジーとか、『過去の名作』を大御所に任せるとか、同じ作家の作品群を次々アニメ化するばかりじゃなくて。19時に地球ドラマチックやサイエンスZEROを放送してるんだからさ。

いや、NHKはゆるい天文部ラブコメより、『プラネテス』や『ふたつのスピカ』みたいな方が好みか。

男性向け萌え作品とは言えない
原作は少女漫画寄り(※過激なシーンはない)。萌えアニメと思った人は鬱化しそう。
  • 主人公の大八木朔は、作者の理想が顕現したかのような美形メガネ(PVではそうは見えないけど)
  • 男キャラが少女漫画風。モテるべき男がもて、他は存在を半ば無視されるので、ある意味非常にリアル(※一部例外あり)。「コンセプトは男受けしない男子」と作者が明言している男キャラもいる
  • 女キャラはすごく多いけど、全体的に生っぽい。一番アニメ向きな琴塚文江(フーミン)はやや変髪でサブキャラ気味。矢来小夜はなぜか影が薄い。明野美星や蒔田姫はアニメ的には微妙
朔中心のハーレムで、一見男に都合よく見えます。
でも、朔の思考・言動は弱気なのにやたらカッコよく、およそ萌え作品の主人公じゃない。主人公が原口ポジション、ヒロインがフーミンか前髪を下ろした小夜あたりなら、今の典型的パターンになってたけど…。
涼宮ハルヒの憂鬱に例えれば、原口はキョン、フーミンや美星はハルヒにあたる。
だが、原口、江戸川、野木城高校の写真班など「いい男以外の男」は、天上人たる朔や草間や武佐が女心を次々と引き寄せているのを、ただ眺める事しか出来ない。
恋愛要素の非情さは、話が進むにつれエスカレートします。
6巻の七夕祭りの「江戸川を完全無視。西本もこみち・あずきとぎを使い捨て道具扱いする、姫やその友人たち」とか、リアルすぎてあんまりアニメで見たい展開じゃないですね。朔と江戸川が親友なのは、誰が見ても明らかなわけで。
まぁ、そこまでアニメ化する事はまずないだろうけど。
馬鹿やっても真面目にやっても、便利に使われるだけ。手を伸ばせば触れられるほど近くにいるのに、心の距離は絶望的に遠い。
…お前ら、満足か? こんな世界で。
かといって、脇役の心理を「報われないけど尽くし続ける」とか描いても蛇足すぎるだろうし、余ったからカップリング、というのを見たいわけでもないし。
まぁ、アニメ化までいってさらに当たる保証なんてないから、作者が描きたいものを描く方がいいよなぁ。姫がやたら目だって小夜が妙に影が薄いのも、そこらへんかも。

さて、どうなるか…。

あと、未だに「アニメは終盤シリアス」になる事がほとんどなので、4巻途中で区切りをつけそう。


化物語

人気予想:一定の人気は確実に出る
化物語(八九寺真宵)
原作:西尾維新
監督:新房明之
キャラクターデザイン・総作画監督:渡辺明夫
シリーズディレクター:尾石達也

阿良々木暦:神谷浩史
戦場ヶ原ひたぎ:斎藤千和
八九寺真宵:加藤英美里
神原駿河:沢城みゆき
千石撫子:花澤香菜
羽川翼:堀江由衣
忍野メメ:櫻井孝宏
公式サイト

宣伝に相当力を入れてる。
原作はいろんな意味で少し刺激が強く、会話が独特。オタネタの仕込みを寒く感じる事はあるけど、なかなか面白い。アニメのキャラデザは、かなりいい。

キャラの独特な口調
キャラに微妙に違和感があるけど、他のラノベや小説も同じか。
  • アニメや漫画の知識がある人間ならピンと来る会話。普通人だとまずしないけど、一部のオタクは使いそうな言い回し
  • 女の子たちのしゃべりが、何となく女の子っぽくない。オタネタ云々じゃなくて、もっと根本的な部分で何となく
  • 漫才みたいなボケとツッコミがものすごく多い

大ハズレはまずない
西尾維新+新房系+シャフトで、大ハズレはちょっと考えられない。「化物語が爆死したから、西尾維新アニメプロジェクトは打ち切り!」とかはまずない。
あと、普通のラノベよりファンの年齢層が少し高そう。その分、祭り的盛り上がりは弱めになると思うけど。

新房系の演出が足枷になりそう
  • そもそも西尾作品は、好みの差が激しそう
  • 新房系の演出は、最低ラインの底上げ効果がある一方で上限も引き下げる気がする。(09/07/27追記:実際は底上げ効果がほとんどないようなので、修正)ついていけない人が必ず出る。で、PV見る限り、例の演出をする気満々
  • あの演出は、少し飽きられ始めている気がする
会話や雰囲気的に新房監督があってるけど、それ言うとキョンのひとり言だらけな涼宮ハルヒの憂鬱も、新房シャフト向きに思える。
で、ハルヒはキョンのひとり言を適度に切り詰め、萌えアニメとして上手く仕上げた。化物語は演出で処理する可能性が高い。十字架? 月? 女の子が鎖でつながれる? 確かにこの作品にはなじんでいますが…。

退魔モノ?
アニメ初見だと、アニメの作り方によっては「何? ただの退魔物ですか?」「会話がオタくさすぎて逆に萎える」「女子小学生相手に何やってんだこいつは…普通に引くわ」になる可能性も。小説に比べてアニメは「こりゃダメかも」となったら簡単に切られるしなぁ。
でも、序盤からいろいろ配置してるし、最初の引きとして戦場ヶ原ひたぎはわかりやすい。それに、原作ファンが「化物語は面白い」と語るだろうから、続けて見る人が多いか。


この2つ以外の作品→こちらの記事
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宙のまにまに
化物語
視聴予定

涼宮ハルヒの憂鬱2009 第11話感想

涼宮ハルヒの憂鬱2009 第11話「孤島症候群(後編)」感想

孤島症候群の完結編。アルバム「涼宮ハルヒの記録」のCMが流れたのは初めて?かも。
何度も見たはずなのに、ハルヒを見ている時は時間の流れを速く感じる。「え? もう前半終わったの?」みたいな。やっぱり、キャラや関係性萌えを描くだけじゃ限界があって、山あり谷ありで緩急ついたストーリーも大事なのかなぁ…。

前編同様、原作からの改変がかなり多いです。でも、個人的には原作よりいいと思う(洞窟以外は)。
先に言っとくと、次回はたぶん新作


ハルヒを退屈させると世界が終わる

第6話であやうく新世界創造が起こりかけ、第7話の野球大会で巨大閉鎖空間が生まれて以来、特に古泉と長門はハルヒを楽しませるよう駆けずり回る事に。ハルヒが退屈すると閉鎖空間がどんどん生まれ、最悪だと世界が作り変えられてしまうので。

長門の頑張りが、2期のメインエピソードへとつながっていくわけだけど…それは後々。


主な改変箇所

ヒントを沢山ばらまいている
原作はヒントがすごく少なく、キョンが名探偵っぷりを発揮。原作トレースでアニメ化したら、視聴者は古泉とキョンの会話をただ追うだけで終わった可能性が高いです。
アニメではヒントがたくさんあり、原作未読でも途中で正解に気づくかも…という風になっています。
ハルヒにとっては、ネタばらしされて終わりな原作よりも、アニメ版のように名探偵を演じる方が、満足出来ただろうな…とは思います。
まぁその分、少々強引で出来すぎではありますが。
涼宮ハルヒの活躍
超人的天才的名探偵涼宮ハルヒ様の活躍により、見事殺人事件を解決。
多丸圭一と裕が争う・裕が逃げようとする様子を見せる
動機っぽいものを見せるなどして、ミスリードを誘っている。
ハルヒが多丸さんの手を取る
後々の流れが原作とかなり違うため、逆算的にハルヒが「ヒント」を自ら手に入れる必要があったんだろうと思います。
キョンの妹がニンジンの食べ残しを見かける
このヒントもアニメオリジナル。そもそも原作では妹は孤島に来てないし。前編でニンジン食べ残しを強調していたので、ここらへんで「圭一さんは実は生きてるんじゃ?」と気づく人も多そう。

物語の流れ自体が違う
ハルヒとキョンが手をつなぐのは、後々の洞窟の雰囲気にも合ってるとは思います。つなぎ方がちょっと生っぽいんで、意見は分かれるだろうけど。
ハルヒが謎の人影を見かけ、ハルヒとキョンが洞窟で二人きりになり、ハルヒがほぼ単独で「間違った結論」に至る
最初見た時は「洞窟に二人きりとか、ちょっと出来すぎだろ」と思った。いや、何度見直しても出来すぎだと思う。ハルヒがそういうシチュエーションを望んだから? でもそれって「ハルヒが望めば何でもあり」って事だよなぁ。いやまぁ、この作品はもともとそういう世界観だけど…。

ただ、制作スタッフは、「部屋の中で古泉がぺらぺらしゃべり長門がサポートして、ハルヒを『間違った結論』に導く」のは、アニメ的にまずいと考えたんでしょう。実際、それだと会話のやり取りだけで物語が進み、映像的に見ばえしない。
  1. 台風が来ていて、みくるは気絶し、殺人犯がどこにいるかわからない…これで「露天風呂にみんなで漬かって推理」はさすがにない。遊戯室で遊びながら推理というのも、なんか違う。
  2. 「ハルヒとキョンが、船を見に行った帰りに洞窟で二人きりになって、服を乾かしながら推理」は、映像や雰囲気的にかなりいい。
  3. でも古泉や長門のサポートがないから、「死亡推定時刻がおかしい→間違った結論」まで、ハルヒやキョンが自力でたどり着く必要がある。船を見に行く前に長門に多丸さんの体温を言わせる事も出来るけど、最初にハルヒが確かめる方が早い。
一芝居打ち、名探偵ハルヒの推理披露が追加
原作ではキョンが古泉に対して喋る事を大幅に拡張し、ハルヒが逆転裁判風に名推理を披露する形に。帰りのフェリーでのハルヒの笑顔は、実にすがすがしい。

結果的に「孤島に謎の生き物が残ってるかもしれない」という副作用が出てしまったけど、「かもしれない」なのでどうとでもなるし。


次回は新作「エンドレスエイト」…か?

時系列からすると、次は新作の、『エンドレスエイト』になるはず。このエピソード、ネタ的には面白いんだけど、オチは個人的に「本当にそれが答えなのか?」という印象があるんで、アニメでどうなるかちょっと期待。
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涼宮ハルヒの憂鬱

バスカッシュの板垣監督がクビに

常識をぶち破って、監督降板

バスカッシュ第10話で監督名が「板垣伸」「佐藤英一」の連名になった事は一部でいろいろな憶測を呼んでいたけど、板垣監督は降板となったようです。平田さんを始めとして、スタッフも相当入れ替えがあるとの事。
(09/06/25追記)公式サイトで正式に発表されました
いずれ発表があると思いますが、急きょ現場でいわゆる「テコ入れ」がなされ、板垣監督がクビとなり別の監督さんにいきなり交代となりました。

そして、それにともない現場スタッフの再編成があり、ヒラタも5月いっぱいで「バスカッシュ」の現場からは外れる事となりました。

放送が始まっている作品で、しかもその途中でスタッフ交代というめずらしい事があり、正直ヒラタも驚いているというのが実感です。

まあ、まず詳しくはいずれちゃんとした発表をお待ち下さい(ぺこり
バスカッシュの作風面でのヤバい雰囲気は放送前から何度か触れてきた(→たとえばこれ)けど、まさかこうなるとは。キャッチコピーの「常識ルールをぶち破れ!!」が、制作現場にまで及んでしまった。
キスダムと同じ道をたどって、逆に面白くなったりする…のか?

スケジュール管理のミスか、出資者ともめたのか、DVD/BDの予約状況が死んでいるせいなのか、理由は不明。制作デスクあたりの問題で監督が責任を取る形になったのか、監督本人の問題かもわからない。真相を知りたいところだなぁ…。

(追記:「監督と原案側に意見の違いがあった」との話。真偽はまだわからないけど、ロマン・トマさんが最初に企画した「バスケットボールをテーマにしたアニメ」と今のバスカッシュは、似ても似つかないものであろうというのは分かる)

ただ、「売れないから降板」は少々考えづらい。アニメは売れないのが当たり前だから。1割~2割ぐらいの作品がヒットで、他は商業的にはハズレ。
でも乃木坂の一件を考えると、破綻のタネはずっと前からまかれていたのかも。


『乃木坂春香の秘密』の監督を断られていた

『乃木坂春香の秘密』の監督をする予定だったけどプロデューサに降ろされた…というのは、板垣元監督のコラムを見ている人なら知っていると思います。
 え? 先に話がきた“ラノベ原作の1クールもの”はどーしたって? そりゃ、現時点で他の監督の手により無事アニメ化され放映も終了し、ソフトもそこそこ売れすでに第2期を作るらしいです。
よってここでその作品のタイトルや監督名を挙げるわけにも当然いきませんし、挙げたくもありません。そりゃ失礼だし、どちらかというと自分は先方から逆に断られた……というのが正確なとこなんですから。
ただ、その断られた時のプロデューサー様の言葉は今でも突き刺さってて忘れる事ができません。
つまり、その原作のラノベが俺にとってはかなり“ユル~い”ものだったので、「このイラストの絵は使いたくない!」をはじめとする“かなり面白くするための板垣的・かなりの改変案”を提示した時のプロデューサー様の一言です。

「この原作はこの“ユルさ”のおかげで6~7万部売れてるんです。つまりこの絵でこの原作に忠実にアニメ化すればDVDは5~6千本は堅いんです。僕たちはもうそーゆー商売をするしかないんですよ。もし、それが分からないようなら板垣さんは古い人間だとご自身で思った方がイイですよ」

 ……ま、そんな感じで『バスカッシュ!』の方を監督する事になったのでした。
WEBアニメスタイル コラム第100回
乃木坂とは明記していないけど、
  • ラノベ原作の1クール物
  • バスカッシュ監督の話が来たのは、Devil May Cryの最終コンテを上げた頃(DMCは07年6月-9月放送)。その直前に「ラノベ原作の1クール物」監督の話を受けていた
  • このコラム(2009年1月8日)の時点で、1期が終わり2期が決定していた。これらから、2008年作品と思われる
  • 原作は、ユルい内容とユルい絵
  • アニメ化前に原作が(1巻あたり)6~7万部売れていた
  • アニメ化で、おそらく絵とストーリーが原作に忠実に作られ、DVDはおそらく最低5~6千本は売れた
条件を全て満たすのは『乃木坂春香の秘密』だけ。狼と香辛料の可能性もあるけど、ちょっと無理が多い。
川瀬プロデューサ(里見プロデューサ?)らしき人の言葉は、視聴者にも制作者にもきついけど、真実を突いていたと思います。板垣さんが監督だったら、乃木坂春香がバスカッシュ風味のアニメになっていた可能性もあった。かなり恐ろしい。

自分、乃木坂の第10話(文化祭のフォークダンスの話)とか、ちょっと感動してうるうる来たんですよ。え?何でアレで感動するかって? よくわからないけど、「ユルくて面白くない」らしいあの作品に、自分は感情移入したんです。

乃木坂春香の秘密が今秋に2期放送となり、乃木坂にダメ出しして降ろされた板垣元監督がバスカッシュも降ろされた…という事実から、「バスカッシュ制作中に、相当数の衝突があったんだろうな」と推測出来ます。
キャラデや世界観や展開の多くが、今のアニメファンに受けにくい(おそらく板垣元監督の好みが強く反映された)路線だし。
砂糖菓子みたいな絵や、オタク迫害や、数少ないツンデレキャラをさらに全然目立たせなかったあたり、乃木坂も今のアニメファンに最適化してるとは言いにくい。
ただ乃木坂には原作ファンがいて、ユルさ、春香の悩み、裕人と春香の関係などに共感してるはず。「尺も足りないしツンデレ要素はカット。2期が作れるならその時に」は、そう間違ってはいない。


キャラデザの問題

たびたび触れてきたけど、バスカッシュのキャラデザはまずいんですよ。少なくとも公式サイトがリニューアルされキャラが紹介された時、自分の第一印象は「やばい」だった。
ストライクウィッチーズ、禁書目録、けいおん!などから感じられたオーラが、バスカッシュからは全然感じられなかった。
とある魔術の禁書目録 バスカッシュ!
アニメオリジナル企画で、ただでさえ原作付きより不利なのに。
板垣元監督のコラムによると、
  • バスカッシュのキャラクターデザイン担当(吉松孝博さん、飯田史雄(SUEZEN)さん、そえたかずひろさん)は、板垣元監督が一人で集めた
  • 元監督が中心になって、キャラデの方向性を提案
との事。つまり、「原作に似せる」という制約がない状態で元監督中心に検討を積み重ねた結果が、バスカッシュの絵。
「あのナントカ様がキャラデだから!」とか
「あのナントカ様が総作監だから!」とか
「あのナントカ様が作監で参加してるから!」とか
「あのナントカ様が原画で参加して……」とか
 そして
「あのナントカ様の監督作品だから!」とかも!

 そんな事くらいでDVDやBlu-rayの売り上げが倍増するなどとメーカーもスポンサーも思ってません。それどころか、その程度の話題性だけで企画が通るなどと思ってるクリエイターがどこかにいるとしたら、その人はよっぽどオメデタイ奴です。
WEBアニメスタイル コラム第105回
この意見はもっともだし、「俺の絵で売れてるんだ」と勘違いをしないクリエーターさんにこだわったのも正しい。問題は、デザインだった。
受けそうな絵柄を突き詰めると同じようなデザインになってつまらないけど、原作ファンの結束がない作品は絵で引きつける比重が自然高くなるわけで、受けにくい絵は非常にリスクが高い。

マクロスFでクラン・クランが初登場した時も「ほぼ唯一のロリキャラが変眉というのは、やばいんじゃないか…?」と感じたので、マクロスFが下手に当たったために、バスカのスタッフ上層部にキャラデザの重要性を低く見る空気があったのかも。


ストーリーはそれほど問題はないけど…

物語の良し悪しの判断は、作品にはまってるかどうかで大差が出るので何とも言えないけど、大筋はそんな悪くはないと思うんですよねぇ…。むしろ問題は、世界観とかの方。ここらへんバスカッシュ第7話でもちょっと触れています。
これらも個人的にはそんなに気にならないけど、今のアニメファンに受けにくいのは間違いない。

もし世界観にこだわるなら、せめてエクリップスは普通に会話するキャラとして1話2話に登場させるべきだった。あと、序盤のミユキやセラの描き方、はるかの胸からすると、エロで釣ろうとしたのは明らかだけど、それでどうにかなるほど話は簡単じゃない。むしろ引いた視聴者が多そう。

いろんな意味で常識をぶち破った伝説のアニメになりそうな予感はあるので、自分は最後まで付き合う予定です。キャラデザ、ストーリー、世界観などについても、いずれまとめなおしてみたい。
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バスカッシュ!
アニメ作風考察

その ハルフィルムメーカーの想い出は…

当然だけど、やっぱりある程度売れないとまずい

つい最近、ハルフィルムメーカーがなくなる事が決まったんですよねぇ…(吸収合併で消滅)。ゴンゾに比べて経営規模が小さいし、TYO傘下の一企業になっていてグループ内での合併なので、ひっそりと消えそうですが。→ゴンゾ34億円の赤字

ARIAシリーズはよかったけど、『ナイトウィザード』や『魔法遣いに大切なこと 夏のソラ』や『ケメコデラックス』の制作だけでなく出資もしていたようで、2.8億の赤字を出しています。
ナイトウィザード製作委員会の概要
代表者  (幹事会社)ハルフィルムメーカー
総支出金の額  197,100千円(1億9710万円)
出資者及び出資割合  株式会社ハルフィルムメーカー 57.0%
ナイトウィザードは出資が多くてかなりの損失だったという話はあるけど、TRPG原作に賭けた理由も含め詳細は不明。ナイトウィザードへのハル出資額は1億1230万円ぐらい。なんでこんな多額を出資したかは不明だけど、TYOはゲーム事業に参入→撤退したので、そこらへんも関係があるのかも。
ARIAやケメコにはほとんど出資してなさそう。魔法遣いアニメ版への出資は約1億円以下。魔法遣い実写版は、TYOグループが出資金1.6億円の75%を出資)

スラップスティックアニメは「消費されて終わり」になりやすい
ケメコデラックスは「売れれば2期作る」と公言していて、プロデューサーも手堅いと見込んでいたようです。2期前提みたいな終わり方だったし、コストがかかるBD版も出たし。毎回よく動き、絵の統一感もゆらぐ事がなかった。

当時、『まかでみWAっしょい!』という微妙に雰囲気が似たアニメもやっていて、そちらは作画を節約してクオリティを保とうと苦心していたので、ケメコの動きのよさは余計際立っていた(※といっても、両方見た人間そのものがあんまりいなさそうだけど…)。

ケメコは個人的には面白かったし手間かけて作っていたけど、ドタバタコメディ物って案外売れないんですよね……その場で楽しんでおしまい、となるみたい。
「実は、パロディの客引き効果は思ったよりずっと弱いんじゃないか?」と考え始めたのも、このあたりの作品を見てから。


ネオ・ヴェネチアに行きたい

ただ、ハルフィルムメーカーが「スケッチブック」「魔法遣いに大切なこと夏のソラ」と作るのを見ているうち、「ARIAが売れた理由を、本当の意味ではわかってなさそう」とは感じてました。
ARIA スケッチブック
もし「風景の美しさ」や「癒し」が最重要なら、ウンディーネではなくベネチアのゴンドラ漕ぎのおじさんたちの物語でいいはず。

風景や癒しにプラスして女の子をいっぱい出す事で、癒し効果が増え圧倒的訴求力が生まれるのなら、スケッチブックはARIA並の人気になってもおかしくなかった。

ARIA The Animation第1話の映像をつなげてみて改めて思ったけど、藍華や灯里がすごく絵になってる。もし、ネオ・ヴェネチアがあってウンディーネがいてこんなスローライフな世界があるなら、ぜひ行って見たいと思ってしまう。
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アニメ作風考察

涼宮ハルヒの記憶&涼宮ハルヒの記録 収録曲一覧

2009/06/13 「涼宮ハルヒの記録」を追加
2009/08/06 リスト少し修正
簡単に言うと、「記憶」は過去に公開されたハルヒ関連の歌、「記録」はキャラソンを集めたものです。


アルバム「涼宮ハルヒの記憶」収録曲一覧

8月5日発売。
曲名 備考 過去の収録CD
1.ハレ晴レユカイ 1期ED シングル「ハレ晴レユカイ」
2.うぇるかむUNKNOWN SOS団ラジオ支部ED
3.最強パレパレード SOS団ラジオ支部新OP シングル「最強パレパレード」
4.運命的事件の幸福 SOS団ラジオ支部新ED
5.世界が夢見るユメノナカ PSP「涼宮ハルヒの約束」グッドエンディングテーマ シングル「世界が夢見るユメノナカ」
6.最終未来を見せて! PSP「涼宮ハルヒの約束」バッドED
7.BE BE BEAT!! Wii「涼宮ハルヒの激動」で使われた曲 アルバム「涼宮ハルヒの激動 ボーカルミニアルバム」
8.だって地球が回るから NDS「涼宮ハルヒの直列」エンディング アルバム「涼宮ハルヒの直列・並列 ボーカルミニアルバム」
9.Wonder trip
10.ソノママ JET JUMPER Wii「涼宮ハルヒの並列」エンディング
11.アイム・フリーダム



アルバム「涼宮ハルヒの記録」収録曲一覧

こちらも8月5日発売。過去に発売されたキャラソンCD9枚のまとめなおしです。ただし、ハレ晴レの各キャラバージョンは収録されません。
曲名 過去の収録CD
1. パラレル Days Vol.1 涼宮ハルヒ
2. SOSならだいじょーぶ
3. 雪、無音、窓辺にて。 Vol.2 長門有希
4. SELECT?
5. 見つけてHappy Life Vol.3 朝比奈みくる
6. 時のパズル
7. 青春いいじゃないかっ Vol.4 鶴屋さん
8. めがっさ好奇心
9. 小指でぎゅっ! Vol.5 朝倉涼子
10. COOL EDITION
11. 妹忘れちゃおしおきよ Vol.6 キョンの妹
12. fixed mind Vol.7 喜緑江美里
13. まっがーれ↓スペクタクル Vol.8 古泉一樹
14. 倦怠ライフ・リターンズ! Vol.9 キョン


「涼宮ハルヒの記憶」「涼宮ハルヒの記録」のどちらにもに収録されない主な楽曲一覧

オフボーカルを除くと、以下のような曲。
曲名 備考 収録CD
冒険でしょでしょ? 1期OP シングル「冒険でしょでしょ?」
風読みリボン SOS団ラジオ支部OP
ハレ晴レユカイ(各キャラver) ハレ晴レユカイを各キャラが歌ったもの キャラソンCD9枚
God knows... 劇中歌 シングル「涼宮ハルヒの詰合」
Lost my music 劇中歌
恋のミクル伝説 劇中歌
First Good-Bye ライブアライブ後日談ドラマCDの新曲 ドラマCD「サウンドアラウンド」
空前未満は見せないで ハルヒの歌 アルバム「涼宮ハルヒの激動 ボーカルミニアルバム」
Greed's accident 長門の歌
みらくるアンコール みくるの歌
長門の告白 ほか 本編で使われたBGM DVD限定版
いままでのあらすじ 涼宮ハルヒちゃんの憂鬱OP シングル「いままでのあらすじ」
あとがきのようなもの 涼宮ハルヒちゃんの憂鬱ED
止マレ! 2期ED シングル「止マレ!」
  • 「止マレ!」は8月26日発売。
  • 「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」は基本的に別作品なので、涼宮ハルヒの憂鬱関連CDに収録される事はないかも。
  • サントラ(BGM)は、単体では発売されてない。

あとは、2期新アニメーションOP。「雪、無音、窓辺にて。」など長門の歌が使われる可能性はあるけど、たぶん普通に新規に作られるでしょう。→新曲「Super Driver」
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涼宮ハルヒの憂鬱
CD

涼宮ハルヒの憂鬱2009 第10話感想

孤島症候群前編。内容はきっとDVD版。
涼宮ハルヒの記憶のCMがたぶん初めて入りました。


このエピソードは原作とは結構違う

「夏休みにみんなで孤島に行って楽しんでいたら、台風で島から出られなくなり、殺人事件が起こった!」という大まかな流れは同じだけど、細かい部分はいろいろ改変されています。
妹ちゃんがついてきた
原作では、妹をスポーツバッグから叩き出して家に残してきた。
船内での行動が違う
  • クローズドサークルについて……原作では文芸部室で話す。アニメは船のデッキで。
  • ババ抜き……原作ではほんの少しだけ描かれ、負けたのは古泉。アニメでは結構時間を使って状況説明をかねた会話を入れ、負けたのはキョン。
島での行動や描写の重み付けがいろいろ違う
  • 酒……原作ではみんながワインを飲んで酔っ払う。朝比奈さんは耐性がなく、長門は異常に強く、ハルヒは酒乱。アニメでは飲まない。
  • 海水浴……アニメでは時間をかけて描写。水着や浮き輪を見ると、エンドレスエイトとのつながりもありそう。
  • 夜……原作では2日連続で宴会。アニメでは島内探検したり花火打ち上げたり王様ゲームしたり。
  • 推理のヒント……アニメオリジナルのものも含めて、細かいヒントがかなりばら撒かれている。
来週放送する後編でも、ハルヒの言動はかなり違う。

「原作付き作品は、原作通りにアニメ化すべき」という意見はよく見かけるけど、孤島症候群を見る限り「改変すべきところは改変した方がいい」と、個人的には思います。
SOS団メンバー+妹
孤島で合宿を楽しむSOS団+キョンの妹。
自分の印象ではあるけど、このエピソードはアニメから感じられる『場の雰囲気』が、原作に比べて華やかで明るくて楽しそうなんですよね。
  • フェリーのデッキや2等客室はあんな感じだし、風景も南国っぽい(※西宮市から船で6時間であんなところに行きつけるかどうかは別として)。「みんなで夏の旅行」という雰囲気がよく出てる。
  • 難しい話はいつもの部室ではなく、明るい船のデッキで。
  • 南の孤島で楽しむ様子を時間をかけて描く一方、キョンの長々とした思考やまめ知識的会話やあってもなくてもよさそうなシーンはかなりカット。
というあたりが大きそう。
あと、アニメだと「映像だけでヒントを見せる」といった、小説では難しい手法も使えるし。

飲酒カットはまぁ仕方ないです。酔っ払って恥ずかしい事をするハルヒやキョンも見たいけど、「ジュースで酔う特殊体質」みたいなありがちな苦しい設定をつけてまで入れる事もない。代わりに入った王様ゲームは、これはこれでかなり印象に残ってます。

ただ、笹の葉ラプソディではハルヒが中学校に不法侵入するあたりが一部テレビ局で少し問題にされたようで、ちょっと神経質すぎる風潮になっている気はする。10年後20年後には、ハルヒがコンピ研からパソコンを手に入れたあたりも「不適切な内容」になって、「昔はこういうエピソード書いてもよかったんだけど、今はもう無理」みたいになるのかもなぁ…。角川つばさ文庫版の涼宮ハルヒはどうなってるんだろう。

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ゴンゾ34億円の赤字 咲とストライクウィッチーズ2期は…

昨日、ゴンゾがようやく決算発表しました。2期連続の赤字で上場廃止は4月に決定していたので、後は倒産が避けられるかどうか。
 6月3日、アニメ製作会社ゴンゾ(旧GDH)は、平成21年3月期(20年4月~21年3月)の通期決算を発表した。当初予定よりおよそ半月遅れての発表となる。  発表された数字は売上高が業績予想の61億円から63億3200万円となったが、利益面では、これまでの予想を大きく下回った。また、同社の監査法人が決算書類に対しての意見表明を行わないことを明らかにするなど、極めて厳しい状況になっている。

 営業損失は21億2000万円、経常損失は23億5100万円、当期純損失は34億100万円である。いずれも昨年に続く大幅な赤字となった。
 これはいずれも業績予想を下回っている。ゴンゾは予想との差異について、DVD市場の低迷と北米市場の厳しい環境を挙げ、そうした現在のアニメ市場やグループのこれまでの売上実績など踏まえ、グループ資産の将来の回収可能性を、より厳格、保守的に見直しためとしている。
ゴンゾ通期決算最終赤字36億円 予想を大幅に下回る ゴンゾ 通期業績予想と実績の差異について理由公表
ここのところのゴンゾを簡単に言うと、
  • オンラインゲーム事業などを売り、アニメ制作に集中
  • 作ったアニメのDVDが予想したほどには売れなさそうなので、資産価値を低く計算し直し
  • ストライクウィッチーズとアフロサムライが思ったより売れた
  • でも、2期連続で30億円以上の赤字
  • 上場廃止
  • 債務超過(自己資本比率-114.8%)。つまり、今すぐ会社をたたんでも負債が残る
  • 銀行から借りた金の返済が遅れている
  • 監査法人をまた替えた。さらにその監査法人に、会社を続けられるのかどうか疑問を持たれている
少し前は「アニメは儲からないからオンラインゲームに力を入れる」とか言ってたと思うんだけど、いつの間にか「アニメに集中」に。


これはもう無理?

赤字でも資金に余裕がある・増資出来るならいいけど、決算をざっと見る限り苦しそう。全資産が23億7千7百万円。で、返済期日が過ぎて年率14%の遅延損害金が発生している借入金が26億7千5百万円。
  • すぐに返さないとまずそうな借金に限っても、流動資産(売掛金含む)+現金化しやすそうな固定資産をはるかに超えている
  • 過去に何度も増資。その結果が現状で、これ以上の増資や借り入れは考えづらい
  • 業績不振を「アニメ市場が厳しいから」と言ってきたのに、おそらく資金不足から事業を切り売りした結果、その「儲からない」事業をせざるを得ない
  • 新たにヒットしそうなのは、咲-saki-ぐらい。だけどエヴァンゲリオン並のヒットはさすがに無理(09/06/11追記:ゴンゾは咲に出資していないらしい)
  • ストライクウィッチーズとアフロサムライも好調とは言え、焼け石に水
こうやって見ると、誰かが救済しない限り倒産もやむをえないかもしれません。仮に事業継続出来なくなっても権利でもめない限り、ストパン、アフロ、咲はスタッフをほとんど入れ替える事なく、どこかが引き受けるでしょう。


売れているのは需要がある作品

何でこんな状況になったのかは内部的にはいろいろあったんだろうけど、結局はゴンゾは売れないアニメに投資しすぎた、というところにいきつくかと思います。
どの作品にどの程度出資したのかは不明だけど、ライセンス事業は
  • ドラゴノーツ……失敗
  • ロザリオとバンパイア……小ヒット
  • ブラスレイター……失敗
  • S・A~スペシャル・エー~……大失敗
  • ストライクウィッチーズ……大ヒット
企画・制作だと
  • 鉄のラインバレル……小ヒット
  • ドルアーガの塔……やや失敗

話によると、
  • ロミオとジュリエットに相当出資して(序盤は)力を入れて制作したが、全く売れず大損
  • 瀬戸の花嫁は制作をよそに投げ期待もかけていなかったが『予想外に』ヒット
  • ストライクウィッチーズはOVAの実績から全然期待していなかったが、予想をはるかに上回って売れた(オリコンだと年間で1巻あたり1.4万枚。しかもファンが固く、売上が極めて安定している)
という事らしいので、旧経営陣に「『一般人』でも楽しめそうな、いわゆる『名作』を作る!」みたいな気持ちがあったのかなぁ。


ARIAシリーズのハルフィルムメーカーも消滅(別記事にしました)
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けいおん!第8話 ただの日常系にはしないらしい

最速から思いっきり遅れてるけど、簡単に。
唯たちは2年生になり、平沢憂が入学、中野梓が新メンバーとして参加。


どうも、「ただのゆるい日常系」にはしないらしい

京アニはなぜか『原作準拠』というイメージがあるようなんだけど、ハルヒでも孤島に妹ちゃんが来たり洞窟に行ったりするなど細かい流れが違う箇所か結構あったし、らき☆すたは原作準拠とはとても言えない。

けいおんは、らき☆すたとは違う意味で原作とは似て異なるし、らきすた的な作り方とも違う。
たとえば、8話までの間にパロをほとんど入れてない。「さわ子先生が持ってくるコスプレ衣装に、ハルヒ、らきすた、クラナド制服などを入れる」みたいな、いかにもなオタネタを組み込む事は出来たはずだけど、現状ではすぐに分かるような形ではパロをやっていない(と思う)。
その代わり、音楽関連の機材などにはこだわっています。

後、第8話で新歓をやったけど、実はこれ軽音部廃止の危機や期末テストや学校泊り込み特訓が丸ごと飛んでる(一部は、コンサート直前などに回されてる)。で、9話は中野梓。10話は夏合宿。ここらへんでもおそらく、エピソードが大量に飛ぶ。
その一方で、あずにゃん加入のいきさつは花田先生の手により、かなり細かく、しかも原作とは違う流れに。原作だと「唯のギターに憧れた」という理由だったのが、アニメでは「何だかわからないけど軽音部が気になって仕方ない→新歓ライブで感動」となった。
中野梓(あずにゃん)
軽音部が気になる、中野梓。
まぁその後の展開を考えれば、「軽音部のゆるい電波を受信してしまいました」の方が自然だろうなぁ。

これは多分、
  • 原作の、「そういや最近練習してないな」的な空気を払って、結構真面目に取り組ませる
  • 中野梓を参加させ、「唯たちが高校2年生の時の文化祭」をクライマックスにする
  • そのクライマックスにたどり着くにあたって、重要と判断した箇所はオリジナル要素を大量投入してでも時間をかけて描く
  • それ以外は思い切って捨てる
という方針なんでしょう。軽音部廃止とかは日常系ならいかにもありそうなエピソードだけど、本筋に全然影響を与えないし。

花田先生は、鬱々殺伐でインパクト取るの禁止すれば、緩急のついたコミカルな物語を作ってくれる人…だと思う。でも、9話は花田先生じゃないけど、なんか微妙にシリアスなようで。


シリアス
シリアス要素って、本当に必要なんだろうか?
いやまぁ、「ゆるアニメであっても、何か筋の通ったものにしたい!」という事なら、もっともだと思います。「あ、気づいたら高校生活終わってるや」じゃなくて、10年後20年後にも心に残るほど楽しく真面目に音楽に打ち込むのは、すごくいい事だと思う。
……でも、さわ子先生が紬のスカートの中を覗き込むとか、みのむしとかみたいな、(記憶違いじゃなければ)ばっさり切り捨てたエピソードの方がこの作品の本質に思えるし、そういうシーンの方が望まれてるようにも思えるんだよなぁ。

大急ぎで駆け抜けそう
生徒会長の伏線は時期をずらさないと回収出来なさそうだし、修学旅行はまず無理。
原作が4コマでストック少なめだし、キャラ入れ替え・サザエさん時間化・時間の流れが遅くなる、などが起こらない限り、じきに連載終了。なので、「人気が出たら2期」みたいな発想はなさそう(OVAはあるかも)。流行の移り変わりがとにかく激しい今、仕方ないか。
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