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2008.06/01(Sun)
マクロスF第9話 魔法の天使クラン・クラン
マクロスフロンティア第9話「フレンドリー・ファイア」感想
ミハエル回。ミハエルとクラン・クランの関係、ミハエルとアルトの関係、アルトの葛藤、各組織の謎、派手な戦闘、ブレラのさらなる紹介などが織り込まれています。アルトとミハエルは、お互いの信頼感が強まったようです。「ミハエル」と「ミシェル」の呼び方の違い、ちゃんと意味があったんですね。
不倫相手を誤射、生身の体でバトロイドに張り手…と、いかにもマクロスっぽさを感じさせるシーンも。
物足りない?
しかし、話は手堅いし戦闘シーンも派手だけど、何か物足りない。たぶん、以下のような条件が重なったせいかな、と思います。- 大目標がはっきりしない……シェリルとランカ以外の主要キャラ・組織の目的がまだ見えない。「例の計画は予定通り進んだ」みたいなハッタリもないため、「今回のエピソードで、各々は目標に向かって前進したのか?」がよくわからない。
- 戦闘に切迫感が足りない……今までの戦闘回に比べても「この戦いに負けたらおしまい。絶対に負けられない!」という緊張感が弱い。
- 戦闘シーンに歌がない……今回は歌を入れる余地はなかったけど、ないとやっぱり物足りない。
- 掘り下げ中心……物語の鍵となる要素が多数まかれたけど、メインテーマは各キャラの内面や関係の再構築。
- 次回への引きが弱い……エピソードが完結している。
- メインストーリーの意外性が少ない……ミシェルがトラウマを一応克服。姉の死の真相も含めて意外な展開が少なめ。もちろん、実はこれこれこういう理由だった、という可能性もあるけど。
各キャラ・各勢力に予想外の一面が見えてきた
バジュラを取り巻く勢力は「レオン」「ビルラーとSMS」「グレイスとブレラ」が目立ってきています。レオンとグレイスは同じ組織の可能性もあるけど、- キノコ杉田が会議で「バジュラの巣がありそうなので調査したい」と言う
- グレイスが会議をハッキング
- グレイス(?)がブレラに、巣を壊せ・サンプル回収を阻止しろと命令
グレイス台頭
ただのマネージャーかと思っていたのに、いまやグレイス&ブレラ一派(?)として大いに存在感を増してきました。新統合軍の情報は筒抜けで、(二役でなければ)ブレラに命令を出している。ミハエルに姉の事を話したのも、ミハエルを追い払うための巧みな精神攻撃だったのかも。![]()
会議をハッキングするグレイス。バジュラの巣の探索を提案するレオン・三島。
ブレラさん…
OP・第7話・第8話で「物静かで優しい」「無敵。アルトでは勝負にならない」というイメージが勝手に出来つつあったけど、思ったより性格悪そうなのとそれほど強くなさそうで、意外。- あの格好で街を歩き回る、ランカの歌にハーモニカを合わせて(おそらく)無言で立ち去る、水着姿で
ティッシュデビューディスクを配っているランカの周りをうろつく - 「遅い!」と言いつつ、クランの先読み攻撃にはマジでビビっているように見える
- 「ふっ……たわいもない」と言いつつ、アルトにVF-27の足を吹っ飛ばされて捕まった
それと、いまさらながらVF-27にマクロスギャラクシーのロゴが描かれてるのを発見。
レオン・三島の印象が少し変わった
グレイスのハッキングでふと思ったけど、キノコ杉田がランカデビューを邪魔しているのは、バジュラ関連じゃなくて単に「恋人の元彼の妹だから」という小物な理由なのかも。あるいは、実はランカに危害が及ばないよう頑張ってるいい人だとか。…ないか。(08/09/30追記:深読みしすぎでした)
新曲「ねこ日記」お披露目
戦闘シーンにオーバーラップしていないので気づきにくいけど、ランカがデビューディスク(※ティッシュではない)を配っているシーンで流れているのが「ねこ日記」。これは星間飛行に収録されます。しかし、ランカに哀愁漂いすぎ。アルトもランカの事をもう少し気にかけてやればいいのに。第1話が2059年3月2日前後(※シェリルのブログやO.S.T.1『娘フロ。』より)で、この第9話は2059年5月中旬〜下旬頃。知り合って2ヶ月以上経つけど、アルトはランカにほとんど興味がなく、ランカはブレラが気になり始めている。
ランカのプロモーションをネットで出来ない
エルモ社長曰く「サイトを立ち上げたりプロモを流そうとすると、なーぜかすぐハッキングされて」との事。実は、具体的に何が起こっているかはhttp://www.vectorpromotion.com/(ベクタープロモーション非公式サイト)で確認出来ます。これはやっぱりキノコ杉田の妨害ですかね。(08/09/30追記:公式とは全く関係なくて、一ファンによるお遊びだった可能性が高そう)ゼントラーディ設定が有効に使われている
ゼントラーディとマイクローンの共存が、マクロスFではかなりうまく表現されています。いいシーンのはずなんだけど…VF-25Gの動きが人間じみているのと、「巨人が巨大戦闘ロボをビンタする」というのがあまりにシュールで、つい笑ってしまった。![]()
VF-25Gを生身の体で平手打ち。
これもいいシーンなんだけど、いろんな意味でインパクト大。![]()
ミシェルで人形遊びするクラン。
小さい頃のクランが可愛い。マイクローン化した姿とあまり変わらないけど。ケンカすると怖い事になりそう。
作画が少し変との意見について
マクロス恒例の、作画のお話。今回は第6話と同じくかなり微妙だけど、第8話に比べると明らかに否定的意見が少なめ。まぁ…そういうものです。
本編前半
ナナセの所属がパイロット科(バンダイチャンネル)、演劇科(Newtype)、美術科(漫画)のどれが正しいのかいまいち不明だけど、雰囲気的には美術科っぽい。よく見ると、第5話で更衣室に来た2人もランカやナナセと一緒にいます。![]()
シェリルのドキュメンタリーで練習時間を削られ、不満なアルト。
ミハエルはグレイスに姉の事を言われて動揺。
ネネの声は平野綾さんですね。![]()
ミハエル「俺は、女も弾も一発必中さ」
しかし、グレイスの言葉を思い出して動揺し、アルトのVF-25にかすらせてしまう。
![]()
SMSでアルトとミハエルが殴り合い。
グレイスの一言でここまで動揺するミハエルが、今まで姉の自慢をしていたの…? タブーっぽいんだけどなぁ。ともかくも、「誤射も血筋か!?」がカンに触ったようで、ミハエルにボコられるアルト。…アルト弱っ…。
ここでクランが止めに行かないのは、よかった。
マイクローン装置が初めて登場。初代の頃に比べるとさすがにずいぶんと進歩しているようです。
憧れてた姉の死は、ミハエルにはショックだったでしょうね…。![]()
でも、幼なじみを生っぽい事でからかうのはよくない。
本編後半
シェリルとアルトが普通に連絡しあう仲になってる。![]()
あれっ? シェリルが着てるのはSMSのパイロットスーツ? ますます、シェリルがバルキリーに乗りそうな予感。
シェリルいわく、パイロットコースに入ったのは
- ギャラクシーの事を忘れさせないため。
- 学校に行ってみたかったため。
アルトは第3話や第5話で「早く空を飛びたい」と気持ちがまとまったかと思ったら、まだ迷いがあったようです。父親との確執、決着は付くかなぁ?![]()
戦う意味についてまた考え始めるアルトの元に、クランが現れる。
クラン「アルト、お前ミシェルの事好きか?」
これは泣ける。でも、引っ込み思案だったランカも、ずいぶん成長してるっぽい。![]()
街頭でデビューのプロモーションをするランカ。ボビーが助っ人に来る。
ブレラが来るがすぐに立ち去る。
伝説のメイクアップアーティストだったボビーがSMSの操舵士になるとか、どういう経緯があったんでしょうね。
ブレラの乗るVF-27はの格納庫は、少なくともフロンティア船団内。![]()
バジュラの巣を捜索するSMS一同。
アイランド3(?)からブレラが出動。巣を破壊しに行く。
バジュラは昆虫のように繁殖するようです。あい君が思わせぶりに出てきた事を思うと、やっぱりバジュラの幼生かな?
戦闘シーンは相変わらず華麗で速い。何度か書いてきたけど、ここまで来ると自分は大崩れがなく動きが軽やかなCGの方がいいですね。![]()
クランが撃墜される。
![]()
ミハエルの姉、ジェシカの事を語るクラン。ジェシカは優秀なスナイパーだったが、ある作戦で、不倫関係にあった恋人を撃ち、自ら命を絶ってしまう。
VF-27は、マクロスゼロに出てきたSV-51にどことなく似ている気が。立ちポーズのイメージとかも何となく。
姉の一件が、ミシェルの「ゴージャス系のお姉さんタイプが好き。表面上は軽く振舞う」という人となりにつながったんでしょうかね…。
今度は狙撃に成功したミハエル。![]()
仲直りしたアルトとミハエル。
アルトは「ミシェル」と呼ぶようになり、お互いの信頼関係を強めたようです。マウントポジションの殴りあいを引きずらない、「すまない」といちいち謝ったりもしない、信頼を行動と短い言葉で表したのはいい感じ。
ミハエルはフレンドリー・ファイアの真実をいつか見つけられるのか、それとも…。
次回予告「レジェンド・オブ・ゼロ」
次回はマクロスゼロの話。ランカはマオ・ノーム役になるようです。「機密文書扱いだったマヤン島の記録が、公開された」みたいな事があったんでしょうかね。
マクロスゼロは、話がところどころ「?」となったり、サラとシンがどうなったのかよくわからなかったり…でもCG戦闘が綺麗だし、萌え絵じゃないのにサラとマオの萌え度がやたら高くて結構気に入ってます。![]()
そういえば、ランカの歌うアイモってマヤン語と響きが似ている気がしなくもない。
テーマ : マクロスF(フロンティア) - ジャンル : アニメ・コミック
●グレイス
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ミスリードかもしれないけど、何か関係はありそうですよねぇ。黒いと見せかけて実は白だったって可能性もまだまだありそうだし。
●クランの人気が上昇中^ ^(主にビジュアル的に)
その方が面白く見れるんじゃないか?と、思う今日この頃。。。
アニメファンとしては面白く見たいしね〜。
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今回のマクロスは過去シリーズとつかず離れずという感じだし、実際エピソードの一部が似通ってるだけで、流れや全体での位置付けはかなり違ったりしますよね。非常にうまく作ってあると思います。
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(アニメ感想) マクロス FRONTIER 第9話 「フレンドリー・ファイアー」
マクロス FRONTIER 第9話 「フレンドリー・ファイアー」