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2008.08/09(Sat)
マクロスF第18話 落ちた名声
マクロスフロンティア第18話「フォールド・フェーム」感想
1クール目とは全く真逆で、ランカがリン・ミンメイの再来とまで言われる一方、シェリルがほぼ最底辺まで落ちぶれた回。そんなシェリルを助けに来たのは予想外な人物。伏線も綺麗に回収していってます。今回、アルトは活躍しているようでいて、実はいいところなし。
シェリル落ちぶれすぎ。ランカも危うい
- 2059年2月末頃……シェリルが来た。コンサートは3月2日(第1話)
- 2059年5月下旬頃……映画「バードヒューマン」撮影(第10話)。公開は6月半ば過ぎ
- 2059年7月末〜8月始め……ガリア4の事件(第12話)
- 2059年8月15日……ランカのファーストライブ(第17話)
パチモンっぽいけど、それでも30%オフ→50%オフのワゴン。グレイスの言う通り、シェリルの本質はマスコミ露出やイメージ戦略で作られたアイドルで、仕掛けが崩れると一気に落ちてしまう…?![]()
シェリルのディスクが50%オフのワゴンセールになっていた。 (※雪露/Xuelu/シュエルゥは、中国語の当て字)
でもこれ、ランカにも言えます。今のランカは「リン・ミンメイの再来。船団の救世主」というアイドルとして祭り上げられている感がすごく強い。
ただ、ランカは連続テレビ小説のヒロインのごとく「頑張っていれば自然と仲間が増えていろいろ助けてくれる」状況。シェリルは、落ち目で支えてくれそうな人が実はアルトとせいぜいミシェルぐらい。
回収されていない伏線
残り7話だし、バジュラの謎は前シリーズまでの積み残し(鳥の人やメガロード1など)と同じく完全には解明されないままかも。グレイスたちも案外生き残りそう。ミシェルとアルトが出会った時のエピソードも、テレビ本編ではやらなさそうです。V型感染症のおおまかな解説と、第117調査船団の謎の一部
V型感染症は極秘事項かと思ったら、学校の図書館から普通に検索出来たんですね。第117調査船団の事も少しわかってきました。マオ、グレイス、ランシェの関わりが本編ではっきり出たのは、これが初めてかな?- V型感染症は体液・血液感染型で、人間はめったに感染しない
- 感染すると、普通の生物はおそらく第10話のヒュドラのような異常な行動を取るようになる
- 2047年11月発表「V型感染症の対処と予防」論文の執筆者は、第117調査船団のマオ・ノーム、ランシェ・メイ(蘭雪美)、グレイス・オコナー
- 2053年にギャラクシー船団で発表された患者レポートに写っていたのは、シェリル
…年取ったなぁ…鳥の人を追ってここまで来たんだろうか。まだ生きてるのかなぁ。調査船団は、たぶんV型感染症や超空間共振水晶体(≒フォールドクォーツ?)も含めたバジュラ全般の研究・実験をやっていたんでしょう。![]()
11歳頃(2008年)のマオと、50代(2047年)のDr.マオ。
あと、V型感染症はただの病気じゃないでしょうね。たとえば以下のような感じ。
- バジュラはV型感染症ウイルス(?)の宿主。共生する事で初めて驚異的なフォールドや自律進化が可能。もしかしたら共進化してきたのかも
- シェリルはフォールド能力の発現が不完全。ランカは何らかの理由で安全に共生し、バジュラのフォールド通信ネットワークにリンク出来る。血液検査でシロだったのは、腹部に留まっているため
- ネットワークにリンク出来る知性体がクイーンとなる
シェリルの過去と体調不良とグレイスの薬
「シェリルは改造人間」「グレイスの薬(639 WITCH CRAFT)で体調を崩した」と思っていたけど、シェリルは生身の人間で、薬はまともな対症療法薬だったようです。グレイスの発言からすると、- シェリルはスラム出身
- 小さい頃からV型感染症にかかっており、薬で発症を抑えていた
- 薬の副作用(悪寒、嘔吐、発熱など)で体調を崩した
- 薬を飲まなかったため一時的に体調回復
- V型感染症を発症
ランカの記憶
オズマが怪我してもフラッシュバックしなくなり、近いうちに記憶が戻るかもしれないとの事。5歳前後の記憶が戻ってどうなるかなと思うけど、ランカはこの頃に何かをされたんでしょう。(08/09/30追記:本編映像的には「何かをした」方でした)今回の話に関係してそうなマクロスFの世界観
フォールド断層関連はたぶんFが初出だけど、それ以外でも7とFは似て異なっています。マクロスFオフィシャルファイルvol.1が9月発売らしいけど、どのくらい書かれてるかなぁ。- 超長距離フォールドはおおごと……マクロス7船団は話の都合上フォールドしまくったけど、フロンティア船団は超長距離フォールドを少なくとも約1年ごとに行うのが基本のようです。前倒しするには議会で法案を通す必要があるみたい。まぁ、人口35万と1000万だと違って当然か。
- エネルギーチャージは1年かかる……今回のフォールドは距離を短くした上、居住区のエネルギーの多くを回しています。なんでビオス星系にずっと留まってるのか不思議だったけど、「船団フォールド→ある宙域に長期間留まり物資調達・観測・小型機で探査→また船団フォールド」という旅を続けているようです。
- 巨人化・マイクローン化に遺伝的制限がかかってる……クランはマイクローン化すると幼児体型に。ミシェルはマイクローン化装置を使うと遺伝子が損傷する体質なので、マイクローンのまま。
本編前半
シェリルの小さい頃の話。おっ…ついに「ランカちゃん」と言わなくなった。![]()
グレイスと対決するシェリル。
シェリル「なぜランカのマネージャーになったの!? なぜあたしをベッドに縛りつけようとするの!? なぜあの子の歌はバジュラに通じるの!? なぜ、なぜよ? なぜあたしじゃなくあの子なのよ!?」
シェリルはグレイスに死を宣告される。
ちょっとアニソン調でボーカルの音量が小さいけど、なかなかいい曲。![]()
新OP「ライオン」
映像は使い回しが多いけど、バトル・フロンティア強攻型がしっかり出てます。あと最近、キャラがいい表情をしてるシーンが増えてる気がする。
後のオズマの会話からすると、ルカが直接レオンに進言した作戦のようです。ルカも知らず知らずにグレイス&レオン組に入りつつあるか。シェリルは、歌手としての終わりではなく、文字通りの死の宣告。![]()
ルカが「シンデレラの角笛」作戦を立てる。
大統領は移民惑星探しをフロンティア船団の目的と考えてるけど、レオンは真の目的を知っていてグレイスとも関わりを持っているから、薄笑いにつながってるんでしょう。![]()
フロンティア船団第7次超長距離フォールドが前倒しされる事に。
![]()
フォールド前在庫一掃投げ売りセールが始まる。
オズマは、アルトにランカを託す。
街の様子を見ると、レオンのキノコ頭はこの時代の流行のカットなのかも。ランカの台頭にあわせてシェリルが急激に忘れられていくのは悲しい…。
シェリルのタイミングがよすぎ。ランシェ・メイはシェリルとランカの中間みたいな外見で、ミスリードを誘ってそう。実はシェリルとは全然無関係?![]()
グレイスの薬は対症療法薬だった。調査していたクランとミシェルのところにシェリルが来る。
よーく見ると、クランの髪の毛が動いてます。クランも髪の毛が動かせる人だった?
シェリルの件は、後の事を考えるとクランの方が正解な気はしますが。![]()
アルトには言わないよう頼むシェリル。ミシェルはアルトに、シェリルを探すよう言う。
他のイベントも進行。バトル・フロンティアがえらくカッコいい。オズマとランシェ・メイ一家は個人的に付き合いがあったようです。
本編後半
アイキャッチはシェリルのアイモと、星座の射手座。![]()
雨の中をさまよい、ランカのニュースを見て崩れ落ちるシェリル。彼女を助けたのはアルトではなく矢三郎だった。
これはつらい展開だなぁ…第3話の感想で「シェリルはいったん落ちたらボロボロになりそう」と書いたけど、本当にそうなってしまった。まだぎりぎりセルフイメージを保っているけど、自暴自棄になる寸前に見える。
アルトが現れたので「なーんだ、来たのはアルトか…でもよくやった!」と思ったらこれはシェリルが見た幻で、実はまさかの矢三郎。…あんたか! この兄さんは意外に黒そうだ。しかしこれでアルトは実家に帰らざるを得ない。
キャシー買いすぎ。新統合軍の制服でバーゲンセールに行くのか…!![]()
バーゲンセール中にバジュラ来襲。作戦の準備はまだ出来ていない。
バルキリーの武器はほとんど使えなくなっていた。だが、この宙域のバジュラを殲滅しないと、たとえフォールドしても追ってきてしまう。
戦闘シーンのバンク多いなぁ。「新統合軍は弱い」というCGを新たに作るのは無駄に近い手間だけど、やっぱり気になる。
ケーニッヒ・モンスターのペイントは、やっぱりランカの裸。本当、誰が描いたんだろ。![]()
ランカ出撃。バジュラをバトルフロンティア主砲射線上に誘い込み、全滅させる。
ただちに超長距離フォールドに入り、バジュラ包囲網を抜ける。
ルカの作戦は、ランカを使ってバジュラをかく乱→マクロスキャノンなど有効な武器でバトル・フロンティアの前面に追い込み→主砲で一気に叩くというもの。流れは違ったけど作戦は成功し、すぐに超長距離フォールドで離脱。…でも船体のどこかに、バジュラの卵や幼生が大量にくっついたままですね…。
ところでブレラさん、少し前までは操縦中に性格変わってたけど、最近はずいぶんまともです。ランカの護衛をしてる時に「フッ、たわいもない」とか独り言を言うほど非常識ではなかったという事か。
次回予告「トライアングラー」
おお、和服姿のシェリルだ!![]()
おまけ
- クランのブラウザに、河森オフィシャルブログとサテライトホームページが。
- COSMO NATURE 2047年11月号の論文が誤植だらけ。単純に制作側のミスだろうけど、深読みすればひっかけなのかも。
- フォールド中のブレラにエーテルボディ(フォールドスペースで分離する人間のエーテル体。フォールド中に生き物の輪郭が二重になるあれ)が出てない。あのコックピットは彼の脳内イメージだから、やっぱり出ないか。
テーマ : マクロスF(フロンティア) - ジャンル : アニメ・コミック
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