マクロスフロンティア第20話「ダイアモンド・クレバス」感想
あれ?
何でミシェルが血ぃ吐いてるの? …宇宙空間に吸い出された? もしかしてこれ、ミシェル退場?? えぇ???
放心。まさかミシェルが退場するとは…。
「ナナセは死ぬだろう」と覚悟してたので、大怪我しながらも死ななかったのは嬉しい。グラス大統領は、レオンがクーデターをずっと前から計画し実行に移した今、消える可能性はすごく高かった。物語の都合上、ナナセは死を避けれて大統領は死ぬしかなかった(≒クーデターは確実に成功させる必要があった)んでしょう。
でもミシェル退場? マジ? 大怪我じゃなくて?
死亡フラグ外しなのか?
以前少し書いたけど、やっぱり「あり得そうな展開はギリギリで避ける」ように見える。
デストロイドの砲撃でナナセが倒れ、シェリルが抱き起こす。
ナナセは致命傷で、シーンが切り替わったらすでに死んでるか、シェリルに「アルト君…アルト君…怖いよ…」とか死に際の言葉を遺して泣きながら死ぬかと思った。
松浦ナナセが死にそうに見えたわけ
- 物語の本筋に深く関わってる感じじゃない。
- 序盤からずっとアルトやランカの友だちで、死んだら確実にメインキャラがショックを受ける。ランカとルカは特に。
- その結果、ランカは記憶回復が進み、ルカは可哀想な事になり、メインキャラ全員がバジュラ退治に執念を燃やすようになる。
- スケッチや日記が見つかるなど、彼女の本心がわかるものを入れやすい。
でも実際に亡くなったのはミシェル。
ミシェルは、姉の死の意味を悟れただろうか
ミハエル「人を本気で好きになるのは、命がけなんだな」
ミシェルも死にそうな空気はありました。ただ、「青いバルキリーに乗り、ゼントラ女と仲良くしてるメガネ」で「死なないだろ」という意識があるし、彼が消えると支障が出てしまう。
- 決して多くはない、若い男のメインキャラ
- メインキャラの中で一番空気が読めるし、人間関係のほぼ中心。いなくなるとアルトやクランとのかけあいがなくなる
- スカル小隊の戦力が落ちる
- 本編で死亡したままラジオのパーソナリティ
でも、
- バルキリーの武器を使うべくクランがゼントラ化する事に
- 死を覚悟したクランが告白&キス
- クランがゼントラ化中にバジュラ侵入
- クランを守って死亡
柿崎(初代)やフィジカ(7)やイワノフ(ゼロ)の突然死・無駄死にっぷりに比べれば、マクロス的には十分すぎるほど見せ場があったか。あの場に居合わせたクラン、アルト、ルカ、ランカは、ミシェルとクランのやりとりやミシェルの死に、何かを感じ受け継いでいくはず。
漫画やアニメや小説はご都合主義でどうとでもなるのに
関係性をある程度描いたメインキャラが死ぬと、作品の反響は確実に大きくなります。それはわかる。
それでも、「ほとんど誰も死なない」という展開は余裕で可能だった。そもそも漫画やアニメや小説は不自然の塊で、主役補正がなきゃアルトやランカは序盤で死んでもおかしくないし。
結局、ミシェルが途中退場した物語上の意味は「人を本気で好きになるのは命がけ」という事を表現するために必須だったのか、あるいは「意味のある死なんて本当はないんだよ。死ぬ時は死ぬ」という事なのか。
(08/09/30追記:
第21話以降を見ると、彼が残したものは要所要所で出てきています。彼の死の扱いが軽いという意見はあるけど、別にそんな感じはない)
本当にミシェル死んじゃったの?
宇宙空間に放り出されると徐々に水分が飛んで冷え、フリーズドライで宇宙を漂う事になるかと思われます(破裂はしない)。普通なら死ぬけど、
- ゼントラ系かゾラ系か定かじゃないけど、人間以外の血が混ざってる
- 宇宙服を着ずに宇宙を歩くゼントラーディもいる
- 頭部にほとんどダメージを受けてない
- EXギアには救命機能がついている
- 死んだはずがサイボーグになって生きてるらしい実例が約1名(ブレラ)。死んだのに普通に生き返る義体の人(グレイス)もいる
- 7では、どう見ても死んでたガムリンが普通に生きて再登場した
という事から、最終回で「死ぬかと思ったよ。いや実際死んでたんだよな、俺」「姉さんと会った気がする」と言いつつ復活…
…ないかな、やっぱり。「死んだはずのキャラが仮面をつけて復活」といった作風じゃないし、「いつも一緒にいた誰かが明日はいなくなるかもしれない。明日には自分が死ぬかもしれない。そういう状況になって初めて人は本気で生きる」となれば、生き返ると命の重みがなくなってしまう。
ファンは意外とそういうの気にしないから、人気キャラが普通に生き返る事が多々あるわけですが。
バジュラは歌だけに反応してるわけじゃない?
単純にランカがアイモを歌えばいい、というものじゃないですね。ランカが楽しいとバジュラも楽しく、ランカが悲しむと凶暴になりランカの元に集まってくる、戸惑ったり驚いたりすると混乱する。しかし、リトルクイーンには決して危害を加えない。
バジュラってやっぱりハチっぽい。星や星間物質の密度が濃い銀河中心部やせいぜい大きい渦状腕がテリトリーで、人類が中心部に行かなきゃ住み分け出来るんじゃ? 後、出会っても静かにじっとすればあまり襲われないとか。
本編前半
アルト「嘘はつくなよ、シェリル。お前が歌を捨てられるはずがない。じゃなきゃ、お前の歌があんなに沢山の人間に届くもんかよ」
二人を見たランカは走って逃げて転ぶ。
アルトが主役っぽい。成長すればオズマみたいになれそうだ。
屋上のは予想通り、よろけたシェリルを助けただけ。ただ、シェリルを抱きとめたまま結構話し込んでる。…アルシェリか、3人がそれぞれの道エンドっぽいなぁ。
ああー、やっぱりこういう状況だとランカは謝って逃げるのか。
ランカの負の感情で凶暴化する第二形態のバジュラ。
ランカ「こんなんじゃ歌えないよ! あたし…あたし…もうやだこんなの! あたしはバジュラと戦うための道具じゃない!」
シェリルはランカに張り手して抱きとめ、落ち着かせる。
- 「みんな死んじゃえばいいのに」と言ったミンメイのの逆バージョンのような「死にたい」
- アルトの「歌ってくれ」で手を伸ばそうとする
- 「お前の歌であいつらをおとなしくさせるんだ」でしょんぼり
- 「みんなのために」で大泣き
まぁ、アルト君のために歌いたい→失恋して死にたい→みんなのための道具扱い、だから自然な流れではあります。
でも、ランカを見てると1年前のななついろ★ドロップスを思い出すわぁ…。女の子女の子してて恋愛感情で動くランカは、アニメをよく見る人の一部に反感持たれそう。アニメのお約束は熟知しててもマクロス固有のお約束に慣れてない、という場合は余計に。
よくこんな危なっかしいキャラ設定を…いや、マクロスだからこそ可能だったかな。シェリルのビンタでバランス取ってるし。
(追記)ランカはバジュラが傷つくとお腹を通して自分も痛みを感じるので、仮にアルトとの関係が上手くいっても「楽しく歌いながらバジュラ撃退を手助け出来るか?」は疑問ですね。
ちなみに、死体が上から降ってきたあの不幸な女子高生は、
第5話とかのおさげの子とは別人です。
ランカはアイモO.C.を歌うが感情レベルが低く、攻撃が一層激しくなり新たなバジュラが多数出現。
オズマが「まるで11年前の…」とか思わせぶりな事を言ってる事からして、ランカは過去に似たような事をしたのかも。
バジュラ大発生はイレギュラー要素だそうで。あい君はグレイス的にどういう要素だったんだろう。というかあい君、どこに行ったんだ。
フォールドウェーブアンプがあるSMSに行く事に。だがデストロイドの弾が着弾し、シェリルとナナセは離脱。
バジュラの援軍がデフォールドしてくる。
ナナセは死んだか致命傷を受けたと思った。
後で気づいたけど、後ろに救護が来てますね。シェリルが振り返ったのはそのせい。
本編後半
アイキャッチはミシェルとクラン。
ブレラは外から来るバジュラの対処に。
グレイスは「銀河にあまねく高次の意識体」を目指してそうだけど、船団が今全滅されると困るのはなぜだろう。
エヴァの人類補完計画は、テレビでは最後まで明らかにならなかったっけ? あれと似てると言えば似てるけど、謎の比重が高い割になかなか明らかにならないと、あれこれ言う人が出そう。もっと簡単に理解出来る刹那的な刺激を目立たせた方が、ウケやすいんでは…。
まぁ、いいのかな。視聴者は神視点だけど、メインキャラ視点だとグレイスの行動には誰も気づいてないし。
VF-27は遠隔操縦出来るんですね。動きが生き物じみてる…。
バトルフロンティアに政府機能を移し抜け道を通る大統領は、レオンに撃たれる。
SMSの惨状に動揺するミシェル。
オズマとキャシーは遅れて抜け道を通り、大統領の死体を見つけてしまう。
大統領は案外運が強そうだと思ったけど、結局死亡。キャシーが連絡取ればよかったんだろうけど、フロンティア船団は平時でも携帯が届かない事がよくあるしなぁ…。
クラン「お前の恋はどこにある!」
ミハエル「行方不明で、現在捜索中さ」
バジュラはランカを追いかけてるように見える…まぁ結果論ですね…。ミシェルはちゃんとセミオートに切り替えてる。
ああ、ついにクランが告白した。生きるか死ぬかの時だからこそ、本心を明かすべき時か。
シェルターに避難するシェリルとナナセ。
シェリル「ランカちゃん、あなたが希望の歌姫なら、私は、絶望の中で歌ってみせる」
巨大な船団のせいか、意外と軍人任せの気風が。エディ(カナリアの子供)や夫がいます。
このイヤリングはいずれ明らかになるだろうから改めて書きますが、マヤンの巫女のイヤリングです。
シェリルがダイアモンド・クレバスを歌い始める。
CDのとは明らかに歌い方が違う。シェリルはエルモさんのベクタープロモーションに移籍かな。
クランが巨人化する時間を稼ぐアルトとミハエル。
ミハエル「なあ、アルト。人を本気で好きになるのは、命がけなんだな」
まさかこれがアルトへの遺言になるなんて…。
バジュラに刺される。
宇宙空間へ放り出される。
もうこのシーンは…。
それでも少しだけ。メガネやマイクローン化装置のひび割れが、涙の演出になってるみたいです。後、ミシェルが宇宙に吹き飛ばされる時がミシェル視点になってる。シェリルの涙は7のギギルの時のよう。
エンディングは真っ黒のスクロールで映画風です。
次回予告「蒼のエーテル」
あの状況からどうやってバジュラを追い払ったんだろう。
さすがにクランが本気だ。そして、今なお恋に生きてそうなランカ。
アフレコは最終話まで終わり、かなり予想外な最終回だそうです。うーん…恋愛は「誰ともくっつかない>アルナナ>アルシェリ」ぐらいで予想しとくか。嵐蔵は、アルトの許婚を決めてそう。新キャラ登場じゃなきゃ、ナナセが一番あり得る。
そうそう、1ヶ月ちょっとしたら秋アニメが始まる事もあって、黒執事のCMが初めて流れました。
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