涼宮ハルヒの憂鬱2期 第12話「エンドレスエイト」感想
第13話 エンドレスエイト2 (推奨)映像が綺麗でイベント多め
第14話 エンドレスエイト3 イベント少なめ
第15話 エンドレスエイト4 けいおん風の絵
第16話 エンドレスエイト5 時計演出&西宮市の情景多め
第17話 エンドレスエイト6 みくるが特徴的&古泉の口調がキモい
第18話 エンドレスエイト7 みくるが可愛い&古泉の口調がキモい
第19話 エンドレスエイト8 ループ脱出
予想通り、エンドレスエイト。
でも、予想外の(多分)
前後編2部構成(09/07/31追記:2部構成じゃなかった)。タイトルが「エンドレスエイト」だった事もあり、放送が始まっても途中まで1話完結かと思ってた。
で、キョンの言動がかなりカットされていて変だと思ってたら、夏休みイベントが淡々と進行。「これは次回に続く?」と思ったらその通りで、オチがないまま8月31日終了。
予告なしは「毎回サプライズ」という利点もあるんだな…。一方で、予告の必要性も何となく実感。詳しくは下の方で。
あ、BGMが新しくなっていた…はず。
「今回で完結したのでは?」という意見もありますが、さすがにそれだと怒る人が大量に出そうなので、解決編があると思います。
「解決編はDVD特典」はありそうだけど、それも批判受けやすいし。DVD特典は「失敗ループでこなしたイベントの、ミニアニメや写真」が一番いいと思う。
2話に分けてループさせるのは、妥当
(09/07/31追記:2話じゃなかった。現在、7話目)
- 元々、アニメ1話にするには少々長く2話にするには少々短い
- 原作トレースだと、以下のような問題がある
- バイト以降のイベントが、悲壮感あふれるものになる
- いきなり成功例を流すと「脱出の鍵」を意識しづらい
- 1期の頃に比べて原作既読者が圧倒的に増え、制作側の意図に気づく人が多い
「キョンが微妙な違和感を感じつつも真相に気づく事なく、8月31日終了」でもよかった気はするけど、「原作を崩さない」「既読者の答え合わせ作業になる原作トレースを避ける」には、
- 「真相に全然気づかないループ」をまず放送
- 「真相に気づき脱出に成功したループ」を後で放送
というひねりは、理にかなってる。
…
今回のバイトは風船配り以外の…モデル撮影会とかでよかったんじゃないかなぁ。それとも後編で他のバイトやるんだろうか?
次回のシークエンスは映像が微妙に変わりそう
(09/07/31追記:高校野球シーンはこだわりどころじゃなかったようです。後、18話終了してもまだループ脱出出来ず)
- 高校野球の試合結果が全然違う
- 団員の服装が変わる
- 水着が変わる
- 既視感など、キョンや古泉が日常に違和感を感じるシーンがはさまれる
- 長門が退屈そうな顔をする
- バイト以降、真相に気づく
- ハルヒとみくるが一緒に寝る
- 最後のあれでループ脱出
左:孤島症候群 右:エンドレスエイト
キョンと古泉の水着は、孤島症候群の時と同じ。ハルヒたちの水着は違っている。
流行り物
予告なしや新旧混合放送は、おさらいをしたり、次回を細かく推測したりするような熱心なファンを固めるには、効果が高そう。
でも、単に流行り物で騒ぎたい人にとっては「新作だけ見りゃいいや」という事になり、逆効果っぽい感はありますね。特に萌えアニメは、流行り物に飛びついて祭り状態にし、視聴者が自らを高揚させて、短期間で大量消費する傾向が強い……というか、3年前のハルヒはまさにそれだったんで。
まぁ、ハルヒも、らき☆すたも、そしておそらくけいおん!も、一段落ついたら地道に固めるやり方でいいとは思います。もともと萌えは消費速度が速そうだし。
しかし、心移りは論外・主人公以外の男との恋愛すら嫌がるなど、女キャラの処女性にはすごくこだわるのに、「俺の嫁」を次々代えていくってのは…いや、別におかしい事でもないか。
新OP
OP曲は「Super Driver」。
けいおん!もそうだけど、京アニは『ダンス』から『走り』に転換してる?
個人的には結構いいと思う。ただ、「ハルヒが歌ってる」感じじゃないのと、ダンスではないのがちょっと残念。
他作品のOP/EDもダンスだらけになって今更感はあるけど、ハルヒ隆盛の一要素は『ハレ晴レユカイ』だと思うんで。
後、消失ではOP変えそうな予感。
本編
夏休みを楽しむSOS団。
高校野球の点数表示がおかしいけど、ヒントなのか作画ミスなのかは不明。
西宮北口前の公園が改装されるそうで、残念。
マクロスのミサイル演出は、もともと打ち上げ花火をバイクから発射する遊びにヒントを得たそうなので、シーン的には柿崎ネタは割と合ってます。ハルヒ原作には「柿崎ぃ!」なんて台詞はないけど。
花火の元ネタを一応説明すると、初代マクロスに登場した柿崎速雄というキャラが戦死する際、主人公の一条輝が「柿崎!」と叫ぶのが由来。
テレビ版の柿崎(左上の中央下など)
劇場版の柿崎(左のモニタ内右側など)
柿崎はテレビ版ではそこそこ活躍し、キス強制エピソードで早瀬未沙にキスを拒否られるなど、いろんな意味で場を和ませるキャラでした。でも、マクロスの暴走から逃げ遅れて戦死。
で、劇場版で活躍するかと思えば、ぽっと出て軽口を叩いていたらいきなりミリア(後のマクロス7市長)に撃墜されて戦死。あまりにあっけない(しかし彼らしい)退場っぷりに、当時の映画館では失笑が起こったそうで。
今に至るまでネタとして使われるあたり、彼の死は無駄ではなかったのかもしれませんが。
夏休みを楽しむSOS団。
花火大会は、神戸市街地をポートアイランド北公園から眺めたもので、赤い塔はポートタワー、その左のかまぼこみたいなのはオリエンタルホテル、左端はハーバーランドにある大観覧車。
ちなみに、大観覧車のさらに左側(南)には、第1話でハルヒが谷口(?)を振った旧新港第5突堤信号所があります。
ハゼ釣りは武庫川だけど、川幅は淀川っぽい。
ハルヒは、何かやり残した事がありそうに思いつつ去っていく。夏休み最終日を適当に過ごして終わるキョン。
後編ではここらへんで何かがある。
次回は解決編?
次で解決するはず。ただ、以前もちょっと書いたけど、エンドレスエイトのオチは個人的には「本当にそれでいいのか?」なんですよね。むしろ古泉が提案した解決策の方が……
……
あー…そっか。
原作のオチがちょっと唐突で「それでいいのか?」的だから、その意味でも前後編に分けて、さらに前編は8月31日までやるべきなんだ…。
前編をよく見てれば、後編でキョンの行動のどこがまずかったのか、実感を持って感じられるはず。失敗ループでキョンがやらかした間違いを実体験でやった事がある視聴者も、結構いると思うし。
ただ、マクロスFでわかったけど、視聴者の多くは「伏線を見てない・覚えてない・覚えていてもそれが重要だと意識してない」のいずれかなんですよねぇ。
今回の話を適当に見飛ばしてたら、結局のところ唐突で「それでいいのか?」的に感じられそう。
(追記)自分は、解決編のオチは原作通りでいいだろうけど、解釈は古泉が最後にまとめた結論ではなく古泉の提案に近い方が適切な気はします。
つまり、ハルヒが心残りだったのは、みんなで一緒にナニする事よりも、あれが進展しなかったせいじゃないかと。それが、あそこに行けた事である程度満足出来たんじゃないかなぁ?
涼宮ハルヒの戸惑に、まさにそういう描写があるし。
ここらへん、次回書きます。
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