涼宮ハルヒの憂鬱2期 第14話「エンドレスエイト」感想
第12話 エンドレスエイト1 ループ気づかず
第13話 エンドレスエイト2 (推奨)映像が綺麗でイベント多め
第15話 エンドレスエイト4 けいおん風の絵
第16話 エンドレスエイト5 時計演出&西宮市の情景多め
第17話 エンドレスエイト6 みくるが特徴的&古泉の口調がキモい
第18話 エンドレスエイト7 みくるが可愛い&古泉の口調がキモい
第19話 エンドレスエイト8 ループ脱出
…これは…また終わらなかった。15499回目のループ終了。
そして、「同じストーリーでも、スタッフによって全然違う作風のアニメになる」のを、実感。
なぜ3回目で解決しなかったんだろう?
第12話が「ループしている事に全く気づかない、ヤマもオチもないシークエンス」、
第13話が「ループしている事に気づいたけど脱出出来なかったシークエンス」というのはわかる。
でも第14話の意義は、今ひとつつかめない。
絵が新規、服装が違う、妹ちゃんが早めに勉強、キョンや長門の台詞やしゃべり方が違う…と、確かに違いはあるんだけど、物語はかなり細かいところにいたるまでほぼ同じ。14話を見なくてもいいぐらいに。
最終ループ以外は何が起こってもリセットされるから、鶴屋さんや佐々木を登場させるとか、長門と特別親しくなるとか、どうとでも出来た。けど、明らかに「13話と14話は飽きるほど同じ」という大方針で作ってる。
考えられる理由としては…
- 「ただの2期にはしない」という制作側の意思表示
- 視聴者に「既視感」を感じさせ、長門の退屈やいら立ちを実体験してもらう
- 突飛な作品作りで話題性を高める
- 原作にある「最近のシークエンスになるほど、ループに気づく確率が高まっている」というのを表現
- 一番時間を稼ぎやすいエンドレスエイトで、全体を引き伸ばし
- 次の第15話は第13話以上に力を入れていて、視聴者を驚かせる?
演出的にはわかるんだけど、このエンドレスエイト、何度か書いたように原作のオチは「え? そんな事が心残りだったの?」というもの。こんだけ引っ張ってあのオチだと、多くの人はがっかりしそう。
むしろ古泉の言う通り、キョンとハルヒが二人で夏の思い出を作る方が、よっぽどループ脱出しやすそうだと思う。まぁ、世界観が崩れるのであり得ないけど。
ヘタれてる?
素人目にも、前回に比べて絵や演出が弱いです。
いや、普通の萌えアニメよりはずっと品質は高いんだけど、前回と比べると…。
ただ、「ほぼ同じストーリーを違うスタッフが別々に作ったら、こうなる」という非常に分かりやすい例なので、目を通す価値はあるとは思います。
- 第13話 脚本:武本康弘 絵コンテ:荒谷朋恵 演出:荒谷朋恵
- 第14話 脚本:武本康弘 絵コンテ:三好一郎 演出:三好一郎
カット数も妙に少ない印象だし、14話は捨て回なのかも。
別のバイトをすればよかったのに
ハルヒはアマガエルの着ぐるみがほしいわけで、おそらくほぼ全てのシークエンスでバイト先はスーパーだったと思われます。だったら、1回目はレジ打ち、2回目はチラシ用のモデル撮影…みたいに変化をつけてもよかったと思う。
どのバイト内容でも、最終的に着ぐるみが手に入ればいいわけで。
本編
物語は
第13話とほとんど同じなので、簡潔に。
画像比較してもいいんだけど、似たシーンを切り出して貼り付けるのってものすごい手間がかかるんで…。
プール
前回のループは妙にしゃれた服装だったけど今回は普通。水着は、孤島症候群と同じもの。
長門の退屈そうな様子は今ひとつわかりにくい。
キョンが長門に話しかけるシーンはカット。
浴衣選び&盆踊り&花火
ほぼ同じ脚本でも、スタッフによってここまで違うものなのか…。みくるの胸を揺らすような事もなく、ヒキ中心で進行。
たこ焼きを食べるシーンがなくなり、長門有希はお面をかぶり、スペシウム光線の真似をする…などなどの違いはあります。
昆虫採集&バイト
今回は蝶をつかまえた長門。
夕焼けは第13話みたいなホラーがかった演出ではなく、普通の夕焼け。
萌え描写は第13話に比べてかなり薄くなり、バイト中にキョンがハルヒを気にかけるシーンはなくなってる。
胸が揺れたり服が透けたりするのは、絵コンテによるところが大きいのかなぁ? 第13話と第14話はあえてスタッフが連携せず、表現力の競争をしたかのような印象が…。
8月17日〜8月31日を15499回くり返していた
キョンが待ち合わせ場所に向う際、前回は怒りを押し殺したような声だったけど今回は怒鳴り声になってる。
しゃべってる内容は微妙に違うけど、大筋はほぼ同じ。
ループ回数は前回より1回増え、長門はバイトの具体的内容を語った。
天体観測ほか
古泉とキョンの会話は前回と同じ。ただ、古泉がキョンとからまなくなってる(こっちの方が原作イメージには近い)。
あと、長門が望遠鏡をのぞいてる…! なんだか長門が微妙に壊れてる感じ。
今回のループも、キョンはハルヒに声をかけられずに終わる
今回も時間がやばくなっていて、まさかと思ったらそのままループ終了。しかし、第13話に比べるとずいぶんあっさりしてる。ただ、今回はキョンも勉強してます。
次回は…
第15話で淡々と解決したら「なんだこりゃ」になるなぁ。せめて第13話並の超演出でないと。
- TAG :
- アニメ
- 涼宮ハルヒの憂鬱