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化物語のBD+DVDが初動4万5千枚ほど売れた理由

化物語のBlu-RayとDVDが売れている

(2009/10/14 数値修正)
(2010/02/03 なでこスネイクは、BD約4万8千枚+DVD22,363枚で、初動約7万枚)
化物語1巻のオリコン初動(第1週)推定販売枚数は、BD約29,000枚29,372枚+DVD15,513枚。
合算で、約4万4千枚~4万5千枚ぐらい。44,889枚。

 オリコンの発表する10月12日付けのDVD&Blu ray Disc(BD)ランキングのうち、BDランキングのトップに『化物語第一巻ひたぎクラブ完全生産限定版』(アニプレックス)が立った。
 10月12日付けのランキングは、9月28日から10月4日までの売上枚数を集計したものである。これは同じ期間で2位となった『クローズZEROⅡ』の7000枚を大きく引き離した圧倒的な1位である。

 『化物語』は独特の言葉遊びを駆使した作風で人気の西尾維新さんの代表作を、講談社、アニメプレックスがタッグを組み、新房昭之監督のもとシャフトがアニメ化した。もともとアニメ化不可能と言わることが多く、今回の見事な映像化が人気を集めている。
 BD発売時には、売り切れが続出するなど大きな話題を呼んだ。今回はBDの(完全生産限定版)のみで初動2万9000枚は、そうした人気を裏付けたかたちだ。また、テレビアニメの映像パッケ-ジとしては、大ヒットと言ってよい数字だろう。
オリコンBDランキング 「化物語 第一巻」2万9000枚でトップ | アニメ!アニメ!
  • 他のBD……BLACK★ROCK SHOOTER PE(6000枚)。鋼の錬金術師FA2・DTB BOX・東のエデンvol.3(4000枚)
  • DVD……銀魂ジャンプアニメツアー(53000枚)、BLEACH限定版(22000枚)
なども気になるニュースだけど、とりあえずそっちはおいて。

(09/10/14追記)なお、2週目はBD約8000枚、DVD約4000枚。合算で56,000~57,000枚。


ギアス、マクロス、けいおん以上…!?

近年で非常に売れた主なテレビアニメは以下の通り。
いずれもオリコン第1週。BDの細かい数字が公開され始めたのは最近になってからなので、マクロスF、ギアスR2は概算です。
コードギアス1巻(DVD) 36,634枚
マクロスF1巻(DVD+BD) 約39,000~40,000枚(DVD17,548+BD約22,000~23,000枚)
コードギアスR2 1巻(DVD+BD) 約37,000~40,000枚?(DVD25,955。BDは年間で19,136)
けいおん! 1巻(DVD+BD) 40,452枚(DVD7,949+BD32,503)
ギアス、マクロス、けいおん!より売れてる…?
(2010/02/03追記)現時点で1巻あたりの平均を取ると、ガンダムSEEDより上です

化物語の自分の事前予想は、「全然ダメというのはちょっと考えられない。必ず、2期が作られるぐらいは売れる」でした。
具体的な数字で言うと、オリコンの初動がBD/DVD合算で最低5000枚、上限は1万枚強というところ。実際、1話放送終了時点では、そういう雰囲気だったと思ってます。



そんなに話題になったっけ?
確かに盛り上がったけど、ハルヒ1期、らき☆すた、けいおんなどに比べると、「話題性が強い」「大騒ぎしてる」といった印象が薄め。
もしかすると「ファンの年齢層が若干高そう」という推測は、案外当たってるのかも。

あと、その筋の人たちが食いつく時期を逃したのもありそう。
らき☆すたやけいおん!は、放送開始前にはすでに「これを盛り上げてやろう」「これは盛り上がるだろう」「次の祭り会場はここ」と、待ち構えている空気がありました。
化物語はそういうのが弱く、「原作よく知らないしシャフトで好き嫌い分かれるから限界があるだろ」と最初に切り捨てた人が、4話5話あたりで慌てて追ってる印象が、特に強かった。


売れた理由の考察

(2010/02/03追記)ファンの購買傾向を調べる限り、化物語は割と典型的な萌えアニメです。
固い原作信者がいる
自分が「2期は余裕でいけるぐらい、人気が出る」と予想してたのは、西尾維新の小説には熱狂的なファンが多数いるからです。

原作ファンは、アニメを見続け、定期的に話題にし、さらにはある程度買い支えてくれる可能性が高いです。だからこそ、売れてる原作を次々アニメ化しているわけ。

しかし、原作ファンに買い支えてもらうだけなら、それこそ「2期は余裕」+αぐらいでとどまったと思われます。
めだかボックスのジャンプ人気が微妙な事は聞いてます。小説も部数が結構ばらけているので、「西尾作品なら何でも買う」というほど盲信しているわけではなさそうです。
また、絶対数も決して多くなく、少数精鋭のファンと考えられます。


結局、ウケのいいキャラや強烈な刺激(癒し)が大事
  • 基本、「可愛い女の子が怪異で困ってる→助けようとする→驚きの事実が!→阿良々木ハーレム要員追加」の繰り返し
  • 繰り返す上にメタ発言が増えてくるのでいずれは飽きられそうだけど、アニメは1クールだからたぶん問題ない
  • ひたぎや真宵など、人気が出そうな属性のキャラが先に登場
  • 女の子の裸や下着姿、変態的な言動などが多い
  • オタネタ、オタっぽい会話もかなりばらまいている
  • 過激な暴力シーンもそれなりにある
  • キャラデザがいい
「怪異にあってるおじさんおばさんを阿良々木が次々助ける、ちょっといい話」じゃ、ダメなんです。可愛い女の子を助けようとして、性的ないろいろがあって、ハーレム要員に加えないと。

…まぁ「ありきたりな退魔物だな」「主人公が気に入らない」となった可能性は十分あったんですが…。


人気作への集中
少数の人気作に話題が集中するのは毎期必ず起こる事で、ハルヒ1期は他の萌えアニメをかなり食ったとも言われてますね。「みんなが面白いと言ってるから、これは面白いに違いない」という後押しもあり、人気が人気を呼ぶ好循環になる。
話題性や売上の予想が難しいのは、作品単独の出来の良し悪しとは別に、他作品の盛り上がりも深く関わっているためと思われます。

アニメファンがアニメに割くことが出来る時間やお金は、当然ながら有限です。
つまり、あるアニメに集中した場合、自然と切り捨てられていくアニメも出てくる

見た感じ、「CANAANが意味不明でついていけない」「涼宮ハルヒのエンドレスエイトにがっかり」という人の相当数が、ちょうど盛り上がってきた化物語に集中したであろうと思われます。自分の見る限り、1話時点では化物語とCANAANがいい勝負で「どっちの方が人気出るだろう」という感じでした
まぁ、ハルヒと化物語は作風がかなり違っていて、熱心なファンはそれほど重なってはいない気がしますが…。


ブーストはまよいマイマイから
いろんな数字を追った限り、空気が変わり始めたのはまよいマイマイからです。1話では「いけるかも?」という程度だった。

自分は原作的に、
  • ひたぎクラブは引きが弱い
  • まよいマイマイの序盤で阿良々木が真宵を失神させるシーンが、視聴者にどう評価されるのか読めない
と思ってました。
でも実際は、ひたぎクラブでの脱落は少なめに抑える事が出来たし、3話(まよいマイマイ1)での脱落もあまりなかった。

  1. ひたぎクラブ1~2……微妙につかみが悪そうな話を、ひたぎの下着や台詞回しでうまく切り抜け、微減で済ませた(※どんなアニメでも序盤は多くの人が脱落するので、ほとんどのアニメで話題性は落ちる)
  2. まよいマイマイ1……よいアニメ化で、おそらく原作ファンを中心にした購入層が動いた。お祭り層は新キャラに注目するもまだそれほど動かず
  3. まよいマイマイ2~3……バスカッシュ元監督の板垣伸さんによる流麗なOPに、ちょっといい話。これが最初のブーストで、話題性が高まり後追いが出てくる
  4. するがモンキー1~3……神原駿河のキャラはウケにくそうだと思ってたら、やはり少し一服。それでも、ネタを撒いてキープし続ける
  5. なでこスネイク1~2……ここで次のブースト。他のアニメが失速したり刺激が弱くて印象に残らないなどする中、視聴者のリソースが化物語に集中
  6. つばさキャット1~2……テレビ最終話を綺麗に終わらせた事で、ここまで付いてきた人に「これはいい作品だ」と感じさせた
「ちょっといい話」は、ある程度はまってる人には評価されやすいけど、まだはまってない人にとってはマイナスになりやすい


特典が豪勢
特典と価格は、販売枚数に大きな影響を及ぼします。
不人気だといくら特典を豪華にしても仕方ないんですが、CDや西尾維新書き下ろしのキャラコメンタリーの訴求力は相当強かったようです。

どうも、本編にリンクしたキャラソンCDやキャラコメンタリーは、自分が考えていたよりもずっと、特典として魅力的らしい。ある程度数字が見込める作品では、積極的に採用を考えるべき要素に思えます。
実際、声優さんの普通のコメンタリーは何とも言いづらいものも結構あったりするし、少なくとも萌えアニメで声優さん目当てで映像ソフトを買う人はかなり少ないだろうし。
涼宮ハルヒは今回の惨状でさすがに目が覚め、本編と無関係の実写映像特典を入れる愚行はやめるだろう…と期待はしてます。
劇場版の映像ソフトにも白石さんの実写を入れたなら、もう何も期待しない方がいいかもしれません。

発売時期がいい
テレビ最終話の直後に1巻発売。
うまくまとめられた最終話を見た人の駆け込み予約は、かなり多かったはず。


BD再生環境が普及
去年に比べても、BDを再生できる機器を持っている人は急激に増えてます。となると、放送時よりも画質が劣る事がしばしばあるDVDでは購入の動機付けが弱い人も、BDを買って楽しめるようになった。
実際は、買ったものをそんな何度も見ないとは思いますが、気持ちの問題


(2010/02/03追記)伝奇的作品を好む、無言の購買層の存在?
空の境界、化物語、DTBなどを見ると、「伝奇的要素の強い萌え作品を特に好む層は、実はすごく多い」という可能性があります。百合好きや幼女好きは声が大きかったり二次創作する人が好んだりするだけで総数はかなり少ないんですが、伝奇物好きはその逆という事。
※もちろん、可愛い女キャラは必須です。


シャフト制作?
シャフトが制作するアニメは独特の演出ですが、必ずしも売上には結びついてないです。

ただ、ジブリや京アニを思うと「このアニメ制作会社がこういう系統の作品を作るなら、安心だよね」というブランドがあるのは間違いなく、化物語のように会話劇が多い作品をシャフト的演出で作るのは、正しい選択だったという事になるのかも。

実際、浪白公園の描写は、原作通りに作ると映像面でかなり退屈になったと思われます。ほとんど何もないただの公園に座って、えんえんと会話するので。アニメは台詞を適度に切り詰め、映像を工夫して緩急をつけ、非常にうまく処理してました。


ヒロインごとに映像ソフトが完結?
ヒロイン&エピソードごとに1巻(つばさキャットは2巻)にまとまっているので、買いやすく感じられます。
ただ、するがモンキーが若干落ち込みそうにも思えるんですが…。


高密でリアル寄りな描写・心象風景的な描写は、あくまで補助要素

バスカッシャーであり、さらに星空を追ってまにまにしてきた立場から見ると、「高密でリアル寄りな描写は、実はさほど引きは強くない」と思ってます。

視聴者が強い違和感を感じない限り「それっぽいもの」を見せるだけでも、さほど問題なさそう。
作品テーマや本筋と直接関係ない場合は、特に。

ヤマカンが京アニを追われたのは、ここらへんもあったのかも。ハルヒ1期1話や文化祭のライブとか、すごいコストがかかってそうだし。

同時に「心象風景のような描写も、実はさほど引きは強くない」と思ってます。
これらは、
  • 特定の作風と、相性がいい
  • 別の要素でまず引き付けた客を、さらに引き込むための補助要素
  • はまった人が、作品のよさを語る際に挙げやすい
という類のものかと。

心象風景的な映像がなじみやすい作風
コメント欄でも指摘がありましたが、
  • 会話が多く動きが少ないなどの理由で、『普通のアニメ』にすると、背景をち密に描いてもカメラワークを少々工夫しても単調さが避けられない
  • 明るく現実的な日常よりも、やや暗めで伝奇的な非日常が多い
という作品の場合、化物語のような、奥行きのある心象風景的な映像表現が向いてそうに思えます。気をつけるべきは、
  • キャラのイメージを崩さない
  • 要所の動きをしっかり押さえる
  • 単調で飽きが来ないよう、工夫する
といったところ。「絵の使いまわし」「色駒の差し込み」などは問題ではなく、むしろその方がよい場合もある。
化物語は、いわゆるよくあるアニメ的な映像ではなく、「漫画やアニメっぽいけどちょっと違う、イラスト」みたいな感じになってますよね。

…まぁ、個人的には、リアルさと演出のギリギリのすり合わせを行う方が好みですが。現実味のない町並みとか、使いまわしが目だったりすると、なんか冷めるんですよね…。
「ひたぎが昔住んでた町は、ちょっと高級な住宅街」みたいなイメージあったんです。現状を思えば、「そんな事にこだわる必然性は全くなかった」って事ではあるんですが。


もう少しばらけてもいいとは思う

化物語のかげで、多くのアニメはいつものように苦戦してます。
夏の萌え系中心で見ると、
  • 大ヒット……化物語
  • おおむね余裕?……狼と香辛料II(3期あり)。懺・絶望先生
  • いけるかも?……GA 芸術科アートデザインクラス(固い原作ファンが支えてるっぽい)。大正野球娘。プリンセスラバー。CANAAN
  • 苦戦……うみものがたり。青い花。かなめも。宙のまにまに。うみねこのなく頃に。よくわかる現代魔法。NEEDLESS。東京マグニチュード
春アニメだけど、バスカッシュは第1週がBD564枚です。で、けいおんBDは33000枚。化物語BDは29000枚。

「ありきたり」「粗製濫造」とかよく言われるけど、ウケる要素の幅はかなり狭いわけで、結局、原作力でねじ伏せるかウケる要素をぶち込む事になるらしい。似たようなアニメが増えるのは、当然といえば当然。

とは言え、同じものばっかり作ってたら縮小再生産になるばかりで、ある程度冒険しなきゃいけないのも事実ではありますが。
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アニメ作風考察

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化物語が売れてる割に話題にならない理由。

 僕は、ネットラジオで「一週間のオタクニュース」を取り上げて語るコーナーを持っているので、 ネットでの「話題度」みたいなの...

化物語のDVDの売り方が巧みである件

 テレビシリーズはDVD(≒Blu-ray、以下略)などのディスクの広告に過ぎないとだとか、アニメのDVDが売れなくなっているだとかよく聞く。  テ...

コメントの投稿

>合算で、約4万4千枚~4万5千枚ぐらい。
ソフトを定価売りした場合の計算だと
ざっと357.620.550円ですが。卸値は多分半額くらいなので178.810.275円。

コレだけ人気出れば権利関係でも相当な利益が上がるでしょうね

>もう少しばらけてもいいとは思う
夏アニメははっきり言って、化物とうみものがたりとうみねこ以外には、一切未来がないと思って間違いないです。
GAがギリで2期つくれるかな という程度で。

「化物語」終盤の自転車操業ぶりを見てるうちに
シャフトのようなバカ会社(誉め言葉)は
なんとか買い支えてあげなくては……みたいな
ボランティア精神が湧き上がって来ました(苦笑)

個人的には2話のラストですかねえ。
完全にやられましたガハラさんの笑顔にw

>玉さま
製作委員会の取り分は3割ぐらいとか言われてるし、オリコン発表は売れた枚数の推計値なんで、出荷はもっと大きいでしょうね。制作費も正直あまり高くなさそうだし、利益はそうとう大きいと思います。

狼と香辛料や絶望先生は普通に続きを作りそうだけど、どっちも続き物ですね。
もうちょっと分散した方が、今後もいろんなアニメが作られてよい、とは思うんですが。


>KAZさま
そういう人も結構いるようですね。
自分はそういう風には思いませんでしたが。
むしろ「テレビ版が未完成品でも、映像ソフトで修正すりゃOKなんだ」的に見られてるように思いますが、売れたって事は実はそれでかまわないって事なんでしょう。


> さま
>>2話のラスト
ガハラさんの笑顔はよかったですね。

>原作力でねじ伏せるかウケる要素をぶち込む事

ウケる要素、なんて簡単に言ってくれますがそんなのが
分かれば誰も苦労しないですよ

そしてウケるだろうと思われる要素(例えば女の子を
沢山出すとか、人気声優をふんだんに使う)とか入れても
惨敗する作品ばかりなのが今のアニメの現状です。

「ウケる要素を入れたからヒットした」じゃなくて、
「ヒットをさせることでウケさせた」のだと思います。

化物語は「原作ファンをそんなに裏切らなかった」という要素が大きいですね。原作者がアニメ用にコメンタリーを書き下ろすなどのメディアミックスも成功してますね。
ところで、売り上げでみるとかなり悪いことが予想される青い花ですが、作品的には化物語に匹敵する完成度でした。

> さま
>>そんなのが分かれば誰も苦労しない
ウケる要素をいくつか入れればアニメ作品が成功する、というものじゃないと思うので、おっしゃる通りだと思います。制作側も沢山のプロが集まって練り上げてるわけで、素人が思いつくような事は当然ながらわかってるはずです。

人気声優は、要素としては初期に少し人を集める程度の効果しかないと思ってます。全くの無名な人よりはましとは思いますが。

>>ヒットをさせることでウケさせた
じゃあ何でヒットしたのかになるんですが、たとえば上にも書いたように「怪異にあってるおじさんおばさんを阿良々木が次々助ける、ちょっといい話」だと、ここまで売れたとは思えないです。まあ、あくまで推測ですが…。

ただ、他作品でもよくありますが、いったんヒットすると人が引き寄せられさらに押し上げられるのは確かですね。それがどの程度の規模で起こるのか、の予想は非常に難しいですが…。

>NWさま
確かに、化物語の原作ファンの満足度はおおむね高かったみたいですね。
もう少しあれこれ文句が出ると思ってたんですが。

CDやコメンタリーの効果はかなりあったと思ってます。書き下ろし小説は後で単行本になる可能性があるけど、コメンタリーはそういうのはないでしょうし。

青い花は自分は結局見てないんですが、評価高いみたいですね。
製作委員会もあまり売れないであろうと見越して、放送を関東だけにしぼったようですが…。
JCSTAFF自身が制作に前向きだったみたいなんで、制作会社が作りたい作品と売れる作品はズレが大きそう、とは思ってます。

>原作力でねじ伏せるかウケる要素をぶち込む事

これは自分も感じた。そもそもインタビューを雑誌などのインタビューを見る限り、原作者の西尾さん自体がそういうことを重視する作家さん。

よく言えば「視聴者の意見をしっかり聞いて作品を書く作家」であり、悪く言えば・・・悪口を言うとファンが怖いのでやめときますw。
とにかく谷川さんや奈須さんとはどちらかと言えば逆のタイプの作家さんで、今のこういう業界の現状をよくわかっている非常に合理的な作家さんだと「戯言」シリーズを読んでいる時から思っている。

ちなみに1期ハルヒに貢献したヤマカンさんも同じようなタイプ。
「かんなぎ」でヤマカンさんの実力ならわざわざOPで踊らせなくてもいいのに踊らせたのも、視聴者が自分に何を望んでいるかを理解して本来やりたい新たなことを押し殺してまで実行した気がしてならない。

化物語は、あのレイアウトの巧みさに言及をする人がほとんどいないのが、不思議です。

16:9、37インチ以上、という視聴環境を前提としたときのレイアウトは、4:3、21インチ程度が前提のレイアウトとは全く違います。
例えばサッカー。4:3の頃は人間の表情のアップを多用していました。16:9だと、アップは控えて引き気味に撮るのが正解になります。
要するに、大画面テレビだと人間のアップはデカすぎてウザいんですよ。4:3中画面と同じ顔の大きさでいいなら、背景まで入れて撮れるのだから。

化は、そういう大画面対応、16:9対応の画面作りを煮詰めていました。もちろん完璧とは言いませんが。
アップに頼らず、引き気味の画面構築になると、背景が大事になります。ここで緻密に書き込むのも一つの手ですが、発想の転換をしたようで、色を整えたり、反転させたりしていました。細密での情報密度追求ではなく、絵画的な「空間表現」をしてみせたわけです。

おそらく脳内で通常のアニメ的なコンテを切り、次にデフォルメ強調した心象空間に置き換えて再度紙の上にコンテを切り、のようなやり方のはずで…
置換されたそれは、全部、心象表現なんです。
普通は心象表現をすると空間性が失われるのですが、頭の中にポリゴンの3D地図を置いてコンテを切る感じで、心象なのに空間性があるという、不思議世界が出来ていました。
それが伝奇・怪奇モノという作品世界に上手く適合し、またアニメならではの表現追求にもなっていて。

化の人気は、そういった映像表現の、地道で異常な基礎研究が実を結んだものと思っています。
キャラ萌えも確かに大きいですが、それだけではない。足回りの鍛錬が効いていると。
考え過ぎでしょうか?

化物語が何故ここまで売れちゃったのか?は自分も考察していた所なので参考になりました。自分は未だこれだという結論を出せていません。
話題作に一点集中する傾向が有るのは確かだけど、ハルヒ一期やけいおんは放送中にその時期のNo.1アニメになっていたと思うのですが、化物語が注目度No.1になったのはBD/DVDの売り上げが判明してからだと思うんですよね。
アンチ気味な人たちが言うエロ萌え(特に撫子スネイク)でブーストしたのは確かだろうけど、それを重視しても売れないアニメは腐るほどあるし。
一話を見た時点ではシャフトの超演出が鼻についたけど
これだけ売れたと言うことは、致命的なマイナス要素ではないのかとか。
動かすよりも緻密な静止画の方が好まれるのかなとか。
放映する最終話はハッピーエンドにするのが良いらしいとか。
(ファントムは原作改変バッドエンドで萎えたファンが多かったみたいですね)
西尾信者効果がどれほど有るのかは微妙だなと思います。めだかボックスは打ち切り寸前だし。次の刀語の結果が出るまでは西尾信者の購買意欲も計れないかなと。

あんまり特典には触れられていないようなので・・
各OPが人気だったにもかかわらずCDとして単体発売されなかったのもかなり大きい要因ではないでしょうか?
フルで聞きたいのに限定版を買うしかないのですから
CDで発売は番組放映直後じゃないと売れないし、一月に1枚以上出して行かなきゃいけない
出ていればかなりチャートをにぎあわせていたのは間違いないのでしょうけどね
その分がどかっとBDに上乗せされているのではないかと。

>アルデンテさま
各作家さんの傾向についてはそれほど読み込んでるわけじゃないので何とも言えないですが、化物語はウケやすい要素が非常に多い作品だとは思ってます。

谷川さんは、ハルヒを書くにあたっては結構売れ線の要素を気にしたみたいですが、まあそれでも今の流行とはちょっと傾向が違う気はしますね。

とは言え、今アニメ化するような作品は受ける要素を相当数入れてるわけで、化物語が極端に多いとかいうものでもないとは思ってます。

読者視聴者の意見をよく聞くのは、商業作家やアニメ制作では本来は出来る限りそうすべきでしょうねぇ…。
というか実際問題として、ひねったものや地味なものはさっぱり人気が出ない事が多いわけだし。
とは言え、現代学園物+オタネタ詰め込みの作品がちょっと多い気はしますが…。


>えと…
>>レイアウトの巧さ
すいません。自分もほとんど気にしてませんでした。
言及する人がほとんどいないのは、単純に注目する人が少ないからだと思います。

しかしおっしゃる事はもっともで、もし化物語が現実に近い風景をち密に描いていた場合、売上はもっと低くなっていた可能性が高いと思います。
「奥行きのある心象風景」は、確かに化物語のような伝奇的要素の強い作品には、非常に合ってそうです。
キャラの描き方もあわせると、アニメアニメした感じではないですよね。


>通りすがりさま
>>これだという結論を出せていません
自分もあれこれ書いてますが、正直4.5万枚売れるようなテレビアニメはもっと大騒ぎになる印象があったので、今ひとつつかみきれてないです。
らきすたやけいおんを好む層とは若干ズレがあるようなので、「こういう作品を好む層は、数の割には声が小さい」という仮説は立てられます。

注目度は、これも仮説ですが、情報をよく発信する層の多くが「原作知らないしシャフトで好き嫌い分かれそうだし萌えアニメっぽくないから」と、最初に切り捨てたんだろうと思います。
撫子のブーストは最後の一押しですね。

>>動かすよりも緻密な静止画
アニメは、動きそのものの面白さで引くというより、「視聴者が違和感感じたり飽きたりしないために動かす」という考え方の方がよい気がしてます。
アニメーターの人にとっては残念でしょうけど…。

>>放映する最終話はハッピーエンド
アニメファンはバッドエンドを嫌う印象があります。実際にそうかどうかは不明ですが。

>>西尾信者効果
小説の売れ行きが結構違う事から、「西尾作品は何でも買う」という人が決して多くないのは確かです。
ただ、他の作家さんに比べるとかなり熱いファンが多い印象だったので。


>ふむ さま
特典は大きいと思います。
ただ、CDを特典につけても、売れない作品はやっぱり売れないですし…。
人気が出た→CDがほしい→手に入れるには映像ソフトを買わないといけない、という、よい循環になったんでしょうね。

「放送気に入ってくれたら買うだろう」と投げっぱなしにせず、「エロシーン解除やフィギュアつければいいだろう」と安易にも考えず、
各キャラの話を各巻に分けたり、キャラコメンタリーやOP/あとがたりCDなど、DVDを売るためにどうすればいいか考えてるなぁ、努力してるなぁというのが見える。
これが大きいと思います。

通りすがった所で気になる点がありましたので少しばかり。

私は原作のファンで、DVDを購入しました。(BDは再生機器を持っていません)
理由としては化物語最大の特徴とも言える会話劇の再現度が大きいですね。
ガハラさんの毒舌や暦の突っ込み等見所聞き所が満載でした。
特典も豪華で、ファンの壷を突いたような見事な内容です。
西尾氏が書き下ろしたコメンタリーは素晴らしいの一言に尽きます。

後、売り上げに関しては、私は上記のようにDVDを購入しておりますが、この辺りがけいおん!との差になっているように思います。
元記事の囲みの中にはギアスR2・マクロスF・けいおん!がありますが、
その中に化物語を加えた中でけいおん!だけがDVD特典が全くありません。
けいおん!は特典満載のBRは売れていますがそのわりにDVDが売れていません。
これがなければ化物語はけいおん!には勝てなかったでしょう。

> すいません。自分もほとんど気にしてませんでした。

不躾な書き込みですみませんでした。

例えば1話、教室で羽川と話しているシーン。
(今まで見たアニメの教室会話シーンを思い起こしながら)あのシーンを自分で絵コンテを切ってみる(そういう視点で見てみる)と、あのシーンの異常さがきっとわかると思います。

化物語は
・単調になりがちな16:9の構図をどう使いこなすか?
・入りすぎてZ軸まで持つ背景をどう描写するか?
・それらを解決するための心象置換、ノウハウは?
・延々と続く単調な会話劇で魅せるには?
・アニメでしかできない事って何?
絵的な問題だけでも、これら大テーマに次々に切り込んでいます。
せれすとさんがご指摘の通り、もし心象置換の強調表現をせず、通常アニメ的背景にしていたら。16:9に最適化した構図を考えていなければ。背景の色調や密度のコントロールをしていなければ。独特の空気感を出す事ができません。空気感のなくなった化物語は差別化が効かず、きっと並のアニメです。

CGやアニメは、一見して判りづらい細かい部分を徹底してやることで、自然さが出てきます。自然なほど凄く、自然なほど手間がかかるけど、自然なほど凄さが判りづらいのが特徴です。
でも、そういった仕事は少なくとも無意識では感じられます。違和感が減少し、快感のようなものが生まれてきますから。
けいおんも化物語も、そういう「見えない仕事」をやりきって成功したのだから、大したものです、ほんと…。

>FSSさま
エロ解除やフィギュアは一定の効果はあるけど、フィギュアも含めて形のあるものは場所に困るのはありますね。「コピー困難な特典の方が、販売促進効果がある」という意見はあるようですが、ある程度以上人気が出た場合、コピーによる損失よりも販売促進が上回るように見えます。

いろいろ見た感じ、キャラコメンタリーやCDはよほど引きの強い特典のようです。
キャラコメンタリーが最初発表された時は、「寒い雰囲気になるんじゃないか?」と懐疑的な話が結構多かった記憶はあるんですが、声優さんの素のコメンタリーよりはいい場合が多いと思ってます。
CDはともかく、声優さん目当てで映像ソフトを買う人は、ほとんどいないですし。

各キャラの話を各巻に分けたのは、購買層にとってはわかりやすく発売元に好感を持てるけど、結構な冒険のはずです。するがモンキーが若干落ち込みそうなんで。



>T2さま
化物語は原作の会話劇をある程度忠実に再現しつつ、アニメ向きにあわせてましたね。
ごっそり削られた箇所は多々あったけど、全部を再現するとアニメとしては非常に冗長になるし、そもそも1クールに収まりきらないし。

キャラコメンタリーは、売れそう&原作者の筆が早い作品では、今後出来る限り採用しようという動きは出てくるかもしれません。
特典の良し悪しは映像ソフトの売上にかなりの影響を与えると思ってます。本編とは何の関係もない映像特典をつけるようなハルヒは今回の惨敗でさすがに目が覚めたと思ってますが、まぁまだわかりません。

けいおんはBDは限定版のみ、DVDは通常版のみで、わざわざそうした理由があるとは思うんですが、よくわからないです。
プロデューサの少なくとも一人はMBA持ってるようだし、利益を非常に細かく予測した結果その発売形式がベストと判断したのかも。
ただ、BD再生環境を持ってない人の購入意欲を若干そいだのは確かでしょう。


>えと…さま
絵コンテはよくわからないですが、教室の風景は普通のアニメだと
・羽川と阿良々木が向かい合ってるのを横から
・羽川と阿良々木を交互にアップ(腕で画面をふさがずに)
で、あとはせいぜい天井あたりにカメラを置くか、机の下など低い位置から水平に写すか、ぐらいになりそうですね。

放送前は過去のデータをいろいろ見た結果、「シャフト系の演出は(意外にも)売上を伸ばす効果はほとんどない」と考えたんですが、そういう単純な話ではなく、おそらく向いた作品と向いてない作品があるんだろうと思います。
「いわゆる『普通のアニメ』にすると、背景をどんなに緻密に描き込んでも、カメラ位置や動かし方を少々工夫しても、単調さが避けられない」「明るく現実的な日常感よりも、やや暗めなシーンも多く伝奇的な非日常感が強い」という作品では、化物語のような作り方がなじみそうです。

ただ、予約が伸び始めたのはひたぎクラブではなくまよいマイマイからなんですよね。
あの独特の空気にはまったのがそこらへんから、という事かもしれませんが。

>>CGやアニメは、一見して判りづらい細かい~成功した
バスカッシュを最後まで見た立場からすると、そういう細かい部分を徹底してやっても人気が出ないものは出ないです。
高密な映像がおそらく補助要素であるのと同様、シャフトのような心象風景的な映像もおそらく補助要素だろうと今のところ思ってます。
・特定の作風と、相性がいい
・興味を持った人を、深くはめ込む
・はまりこんだ人が、作品のよさを語る際に挙げやすい
というものではないかと…。
バスカッシュは少なくとも7話ぐらいまで独特の空気感を高品質で保っていましたが、7話終了時点ですでに伝説級の商業的失敗になってました。

> CGやアニメは、一見して判りづらい細かい~成功した
このくだりですが『(それでいて)成功したのだから、大したもの』と読んでいただきたいのです。

見えない仕事というのは確かに補助要素で、工数ばかり異常にかかって効果が低く、優先順位が低くなります。
そんな事より、脚本/構成/キャラデザイン等、同じ労力で劇的に改善できる部分があります。そちらで失敗したら、見えない仕事では取り戻せません。

労多く実り少ない部分は省力化する、という判断は絶対的に正しく、かくしてアニメ製作の合理化や記号化は進みます。
でも、その正しい合理化や記号化(演出論までの記号化)は、「どれ見ても似たアニメ」を作ってしまいます。同じ要素を組み合わせた縮小再生産になるからです。

そこから抜け出すには、脚本/構成/キャラデザ等のメインの部分は当然高レベルに確保した上で、省力化していた部分にあえてメスを入れ、泥沼の消耗戦に踏み込まなくてはなりません。メイン75点なら取れる状態で、あえて100点を狙い、高確率で大失敗して赤点。というリスクが生じます。
しかも、これらの点数は作品としての出来の点数であって、商業的な成功とは別になります。そのため『95点のモノは出来たが商業的に大失敗』がありえます。75点狙いなら商業的にも安定なのに。
ハルヒで言うなら、無難に75点を狙ったのが『溜息』。メインを疎かに補助要素にかまけて本末転倒したのが『エンドレス8』。あえて100点を狙って無茶したのが『ライブ』『みくるの冒険』という感じですね。

このように「見えない仕事」を頑張る事は、めちゃくちゃリスキーです。ハイリスクローリターンです。それでも上を狙うなら、避けては通れません。
でも商業的には、そこに踏み込むのはどうなのか。本当にGoを出すべきなのか。
(それでいて)と補足したのはそういう意味です。よくもまあ、成功させて完走したなと。どう考えても無理しすぎやりすぎで、絶対コケると思っていましたから(笑)

>えと…さま
ああ…つまり、一見するとよくわからない細部にこだわった作りをすると、
・自然に見える
・多大な手間がかかる
・すごさはわかりづらい
・作品として完成度が高くなるとは限らない
・しかも商業的に成功するとも限らない
という事でしょうか。

エンドレスエイトは、「脚本の大筋は同じで、映像を全然別にしたらどうなるか?」という貴重なサンプルですね。
商業面では致命的失敗に終わりましたが、作ってる方は本気で当てに行ったんだろうと思ってます。

化物語については正直に言うと、使い回しや色駒や止め絵や単色が多く、ある意味他のアニメより省力化してるように思えました。
「素人にはわからないだろうがあれは全て計算しつくした結果あえてあのようにしているのであり視聴者を飽きさせないよう並のアニメよりずっと多大な時間をかけて強調すべき箇所やそぎ落とすべき箇所を選定し適切なものを選び適切な配置を行うことで物語や映像に緩急をつけている」という事かもしれませんが、自分にはそこらへんはよくわかりません。

ただ、作品の方向性には非常によく合っていたと思います。

自分は、けいおんや化物語が失敗する可能性はまずないと思ってました。制作会社のブランドまたは原作力があるからです。
化物語は、普通の制作会社が普通にアニメ化しても、2期はいけたでしょう。ただそれだと、ここまでにはならなかったと思います。

先日はそのまま通りすがってしまいましたので少し。

ハルヒのエンドレスエイトに見切りをつけて、話題になりだしていた化物語に流れた人間でしたが、
気が付けばBDを購入していました。
今までアニメのDVD等購入したことのなかった自分が購入に至ったポイントとしては、
エピソード毎に各巻でまとまっている点と、HPで聞いたあとがたりをフルできいてみたかった点に
なるでしょうか。
とりあえず買ってみて2巻以降は切ってもいいし、と思って予約を入れたのですが、
キャラコメンタリーがとても楽しめたので残りも全巻予約しました。
こういう楽しませてもらった作品には素直に答えたいものです。

>JIN81さま
やっぱり各巻でまとまってるのは、手に取りやすいですよね。
製作は巻で売り上げがバラバラになるのを避けたいだろうし多分するがモンキーは落ちるだろうけど、こういう売れる作品の場合はそこらへん割り切った方がより売れるように思えます。

キャラコメンタリーは原作者の筆が早くメタ要素があり巻ごとにヒロインが変わる…というこの作品には、非常になじむものだったと思います。
とは言え、記事にも書いたように、発表された時は懐疑的な意見も多かったんですが。
今後は、他作品でも積極的に検討した方がよさそうですね。

上で指摘されてる方もいますが、パッケージングがとても上手いですね。
1巻2巻3巻・・・という構成だとよほど気に入った作品じゃないと買い続けるモチベーションを維持するのが大変ですが、あえて各キャラクターのチャプターを1巻に纏めて購入のハードルを低く見せた(ある意味チートだと思いますが)。
さらに各キャラが歌うOPのCDやキャラコメ、出演声優によるあとがたりも、各巻がそれだけで独立した小宇宙のように完結した商品だと錯覚させるのに貢献しています。
これは一般のアニメ、例えば6巻構成の場合、彼らが毎月対価を支払って受け取れるのはそのアニメ全体の1/6でしかないわけですが、化の場合は1/1、喩えるならOVAや劇場版DVDを買うような感覚で買ってる人もいるんじゃないでしょうか(そういえば銀魂OVAも劇場版ブリーチも同時期によく売れました)。

このパッケージ戦略が本当に成功したかどうかは各巻の売り上げが出揃うまで分かりませんね。買いやすいということは逆に言えば、買うのを止めるのも易しいということですから。2巻以降、大幅に売り上げが下がる可能性もあります。ただ、個人的に成功するような気がしてます。
だってひたぎクラブ、まよいマイマイと銘打ってますが、本質的には化物語1巻、2巻ですからね(笑)購入の際には自分の好きな巻だけ買えばいいやって思ってても、最終的にあの巻だけが無いっていう歯抜けはやっぱり気持ち悪いでしょう(笑)

余談ですが、化物語と対照的に、某エンドレスアニメのパッケージ戦略がお粗末としか言えませんね。
同じ話を2話4巻構成でマラソンさせようなんて、狂ってるとしか思えません(笑)

>Misakiさま
やっぱり、
・キャラごとに1巻(2巻)にまとめた
・OP、キャラコメンタリー、あとがたりなど作品世界を拡充する特典が豪華

というあたりが、購買促進につながったという事ですかね。

この方法だと巻ごとに大差が出る(+一度脱落したら続きを買わなくなる)危険性があるので製作は嫌うようですが、萌え系の場合は「この巻はあまり好みじゃないキャラが活躍するから買わない」みたいな事は女向けの作品ほど極端にはならないかもしれませんね。
まぁ、最後まで見てみないとなんとも言えませんが…するがモンキーがどの程度の落ち込みで済むのか(あるいはほとんど影響がなかったのか)、なでこスネイクで回復するのか、はちょっと注目してます。

エンドレスというか、今回のハルヒのパッケージは残念ながらダメですね。よくネタにされる「慢心、環境の違い」そのもので、「ハルヒだったらたいがいの事をやっても買ってくれるだろう」「他の赤字の穴埋めのためにもハルヒで稼がねば」というのが確実にあります。
・DVDのみにした……後でBDを出して二重に回収するのが見えている
・本編と無関係な実写特典……らきすた→ハルヒちゃん→ハルヒ2009と、何でここまで谷口さんの実写ネタ映像に固執するのか謎
・ランダム封入特典……何が写ってるかだけでなく、限定版でも入ってるかどうかわからない
・エンドレスエイトが2話収録の4巻

エンドレスは製作側もリスクを想定していたようですが、「京アニは作画がいい」というネットの意見を過信して、「絵に手間をかければ売れる」と考えたんだろうと思います。絵はぜんぜん違うし、細かいイベントの有無・発生タイミングも違いますから。

個人的には、今回でさすがに角川・京アニは目が覚めただろうとは思ってます。おそらく化物語よりはるかに金と手間を投じて制作し宣伝したであろう結果がこれですから。

問題はむしろシャフトで、またなでこスネイクみたいな事をやるだろうな、とは思いますね。まぁ実際、「映像ソフトで修正すればいい」って事で、実は重視すべき部分じゃないんでしょうけど。

「売れた理由」は分かりませんが

今回、自分のブログで「話題にならなかった理由」を考察してみました。
本文中で「話題になっていない」という部分への言及がありましたので、自分の考えが何かのお役に立つかもと思いトラックバックを送らせて貰いました。
もしよければお読みくださいm(__)m

>いーじすさま

アニメが売れる好循環は、書かれている通りですね。
「CDがオリコン上位」は、人気作がさらに人気が出るパターンとして、重視してます。
ニュース系サイトが「売れそうな作品」を繰り返し取り上げるのも、人気作が予想以上に売れる原因の一つだと思います。もっとも、化物語はやはり取り上げが少なかったですが。

関連商品が話題性を維持するのは確かです。あと、けいおんの場合、ギターやベースが急に売れたとかありましたね。

書店にチラシではなく冊子を配り、放送直前に巨大ガイドブックを売り出し、アニメ誌では放送開始直後から相応のページ数を取るなど、売り込みはかなりかけてますよ。売れる事がわかってからはさらに増量されてますし。

結局、製作も、売れ線に敏感な受け手(大手サイト、同人屋、絵師、動画職人、お祭り層etc)も、ここまで売れると予想してなかったんでしょう。で、多分後追いする気力も弱そう。
DVD/BD品切れは、戦略がないのではなくハルヒ1期と少し似た現象(予想をはるかに上回った)かと。

キャラソンは、OPに使ったとは言え普通は大して売れずオリコン上位とかないわけで、映像ソフトの販売促進に使う方がいいと考えたのでしょう。

化物語は普通に製作委員会方式で、単に通常は「講談社・アニプレックス・シャフト」を使っているだけだと思います。

講談社は、8月始めに佰物語(シナリオ+CD)を出してますよ。けいおんに比べると全然話題にならなかったですが。
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