涼宮ハルヒの憂鬱新アニメーションの最終回(サムデイインザレイン)で告知。
「涼宮ハルヒの消失」は劇場版に。
前から噂にはのぼってたけど、やっぱり劇場版かぁ…。
映画が何分になるかは不明だけど、消失は原作の文章量はやや少ないし、そんなに切り詰めた感じにはならなさそう。
また、既存エピソードで「映画化に向いてるのはどれか?」となったら、間違いなくこの「涼宮ハルヒの消失」。
エンドレスエイト8回の理由は、消失の映画化もあった?
今思うと、2006年にはすでにアイデアとしてあったらしい「エンドレスエイト8回」は、「消失は映画」という条件とあわせると、いろいろ好都合だったと思われます。
消失より前の未アニメ化エピソードは、少ない
原作小説に収録され、消失以前に起こり、まだアニメ化されていないエピソードは、「笹の葉ラプソディ」「エンドレスエイト」「涼宮ハルヒの溜息」の3つ。
これを普通にアニメ化すると、
「笹の葉2話」+「エンドレスエイト1話~3話」+「溜息4話~5話」で、合計7話~10話
つまり、1クールにならない。
だから、エンドレスエイト2~3回目ぐらいまでは「消失4話~5話」がほぼ確定事項みたいに語られてたわけです。
で、実際は
「笹の葉1話」+「エンドレスエイト8話」+「溜息5話」で、合計14話
だった。
エンドレスを引き伸ばす事で、消失をテレビで放送しなくて済んだわけ。
引き伸ばしたい場合、普通はアニメオリジナルエピソードを入れます。
また、ハルヒ劇場をやるなり、ゲームのネタを借用するなりって手もあった。けど、「ほぼ同じ脚本でエンドレスエイト8回」には、何かこだわりがあったんだろうと思われます。
原作者の谷川流さんがオリジナルエピソードを嫌ったのか、ハルヒ劇場やゲームのストーリーだと何か不都合があったのか、「ループごとにストーリーを変えるのはありきたり。異なるスタッフでほぼ同じストーリーをアニメ化してみたいし、話題になるだろう」と考えたのか、真相は不明ですが。
ファンが戻ってくるといいなぁ
「原作消費を節約し飢餓感もあおり、再び大成功!」を狙っていたであろう角川からすると、今のハルヒは予想とはずいぶん違った状態と思われます。
そこらへんは
こちらの記事で詳しく書いてます。
自分も、新アニメーション放送開始時はレビュー書かなかったし、1期で一番お気に入りの話だった「射手座の日」は、人気投票の集計記事を書いたり秋の新作でどたばたしたりしてるうちに、レビューを書く時期を逸してしまった。
旧作放送は、そういうもんです。マクロスFも、さすがに再放送1話からもう一度レビューを書いていく気力は出ない…。
エンドレス8回などで相当のファンが散ってしまった感があるけど、これでまた盛り上がってくれるとうれしいなぁ。
いや、角川も今回はさすがに何がまずかったのかをしっかり検証して改善してくるだろうから、期待してます。
ただ個人的には、ヒトメボレLOVERや雪山症候群もお気に入りの話なんですよね。アニメ化する日は来るんだろうか…。なんか、今回の映画で終わりになるのはイヤだなぁ。
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