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ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 12話「蒼穹ニ響ケ」感想

ソラノヲト最終話「蒼穹ニ響ケ」感想


「ご存知ないのですか!? 彼女こそ、幼き頃にイリヤ公女殿下に出会って音楽に目覚め、リオ公女殿下より天主のトランペットを賜った、炎の乙女の末席…そらみカナタちゃんです!」
「歌や音楽で戦いをやめる」のは史実でも映画でもしばしばありますが、アニメだとやはりマクロスでしょうか。

マクロス7やマクロスゼロを見た立場からすると、この結末はかなりの既視感が。一時的とは言え、音楽で戦闘を止めたのは確かだし。


総評

「滅びつつある世界での、戦わない軍隊の日常」という特徴的な設定の中で日々を過ごすカナタたちの様子は、なかなか楽しめました。背景も凝っていて細かい伏線も多数まかれており、そういったものからいろいろ予想したり想像したりといった事も出来、個人的には良作だと思ってます。
この世界まだまだいろいろ面白げなものが埋まってそうなので、もう少し続きを見てみたくはある。

少し残念なのは、カナタが吹くトランペットが人々にどの程度の影響を与えてきたかがさほど強調されないまま、結末につながったところでしょうか。ここらへん、1クールなのでどうしても駆け足気味になった感が。2クールだったら、演奏会とかきっとやっただろうなぁ。

ただ、賛否両論の作風だったのは確か。

よくパクリとか中途半端とか言われてるようだけど、それはどっちかと言うと「作品の特徴として目につきやすい部分」であり、反感を買った主たる原因は放送前~序盤でキャラや設定から感じさせた作風と、実際の内容が違った、という点だと思います。
あと、伏線が細かいため、ちょっと興味が薄れると展開がよくわからず、イベントをただ眺めるだけになりがちな点とか。


とりあえずこうだろうと思う事

最終話にもこれを書くとか…。
思えば、超電磁砲はうまくやってましたね。特殊な道具などは繰り返し使ったり、説明台詞を入れたり。

一度見ただけではよくわからない・何度見直してもわからない要素もかなりあります。エヴァンゲリオンみたいに熱狂的なファンが勝手に解釈してくれる状況ならプラス方向だろうけど、結局はマイナス方向だったんではないかと。

ローマ軍は本当に示威行動だったのか?
アーイシャの台詞からすると、示威ではなく最初から攻撃するつもりだったみたい。

ヘルベチアの上層部が一枚岩じゃないらしい事はホプキンス大佐の行動などでわかりますが、どうやらローマ側も一枚岩じゃなく、あちらにも主戦派がいるっぽい。

カナタの「行きましょう」ってのはどこに行くつもりだったのか
明日ローマ軍が攻撃をしかけてくると知り、停戦信号をローマ側に知らせに行こうとしたわけです。ヘルベチアには、ナオミを通じて伝えました(聞き入れられなかったけど)。ちょうどホプキンス大佐が逃げた事もあわせ、タケミカヅチで脱出する事に。

タケミカヅチは燃料切れがないの? 壁を登ったりして乗員は大丈夫なの?
「メイン転換炉」「自重軽減システム」などの台詞からすると、多分問題ないと思われます。
熱核タービンエンジンのようなものを使っていれば、事実上燃料切れはありません。また、重力制御もある程度出来るのかも。

あれだけ速いタケミカヅチが何で追いつかれたの?
軍団や監視装置の位置(第5話のリオの台詞だとセーズの街の南らしいが、第10話などを見た感じ北西にあるようにも思える)が最後まではっきりしなかったのでよくわからないけど、追いつかれたというより先に現地に行っていた師団と、ほぼ同時に現場に到着した第9師団に、挟み撃ちにされたと思われます。
自分が以前調べた地形などからすると、タケミカヅチはかなり大回りしてローマ軍に向かってます。
  • もともと、近衛第9師団(セーズの街)の方がノーマンズランドにいるローマ軍に近かった
  • 時告げ砦の裏山から逃げたタケミカヅチがダム湖などを迂回し、ローマ軍のいるところまで行く
  • ヘルベチア軍から攻撃を受ける

何で伝承が食い違ってるの?
アーイシャの話す炎の乙女の伝説は、アーイシャとカナタたちの関係に近いですね。映像的にもそうなってる。結末は伝説とは異なりますが。
  • 天使……アーイシャ
  • 町の人々……ヘルベチア軍
  • 天使の軍勢……ローマ軍
何となく、ローマ側の伝承が本来の様子に近そう。真実は、
  • 炎の乙女たちが、傷ついた天使をかくまい、手当てする
  • 街の人々が見つけて天使を攻撃。炎の乙女たちは炎にまかれ、天使は首を落とされた
  • 天使の群れが現れたが、最後に残った乙女が吹く天使の角笛に反応して、退却
  • 町の人々は炎の乙女を憐れみ、かつ自分たちの行動を隠すために、セーズの街に伝わる炎の乙女伝説を作り、水かけ祭りをする事に
あたりがいかにもありそう。
天使はマクロスゼロの「鳥の人」そのものとも言っていいぐらい似通ってるけど、そこらへんはまぁ…。

カナタのラッパで戦争が終わるとかおかしい
戦場のまっただ中に突入→「俺の歌を聞けぇ!」→音楽、という展開はマクロス7では何十回も繰り返された日常的な光景だし、マクロスF第12話でもやったんで個人的には馴染み深いけど、カナタの場合は似て若干異なります。

映像を見るに、カナタのトランペットで敵味方が引いたわけじゃないです。両軍厭戦気分がまん延→停戦信号→ローマ軍は止まったがヘルベチア軍が止まらない→アメイジング・グレイスで、一時的に足を止めただけです。
停戦は、リオの政略結婚のおかげ。

ヘルベチア軍は停戦信号を無視したことから、最初から戦う事前提だった気はしますね。

ただ、アメイジング・グレイスを聞くと敵味方の態度が変わった事を思うと、アメイジング・グレイスはこの世界では「聞けば何かを思い起こさせる」ような特別な曲なのかも。イリア公女もしょっちゅう吹いていたし、ローマ側にも知られていたし。

停戦の合意が出来たなら、なぜ電話を使わなかったのか
これは謎です。電話はまさにこういう時のためにあるはずなのに。
「監視装置の受信機がある場所と、停戦の合意がなった場所が別だった」というのは可能性の一つとしてあるけど、それならそれで電話をリレーすればよかったはず。

リオが華々しく登場するための演出と思うんですが、「電話が壊れる」みたいな描写を少しでも挟んだ方がよかったかも。
あれ? ホプキンス大佐がアーイシャがらみのことを中央に知られたくないのか電話を蹴るシーンがあったけど、もしかしてあの時に壊れた?

なぜ停戦信号を何度も吹かなかった? なぜ通信手が先行しなかった?
これは…演出上の都合でしょうね。停戦信号を吹きながら進軍するとか、クラウスが停戦の知らせを持ってくるとかじゃ、ラストシーンにつながらないし。

フィリシアがおとがめなしはおかしい
公位継承権2位のリオがなんとかしたんでしょう。
そもそもホプキンス大佐は、大公の意向に反して近衛第9師団を動かし、停戦信号が来ているらしいというのを無視して戦おうとしたので、むしろ彼の方がとがめられた可能性があります。

なお、近衛師団+師団2つを動かしてる事から、ホプキンス大佐の独断ではなく、もっと上層部に主戦派がいたようには思えます。


本編


アーイシャが撃たれる。
フィリシアがホプキンス大佐に銃を向ける。


ホプキンス大佐は戦争を起こすきっかけを探していた。
ノエルに話しかけるがフィリシアは黙らせ、蒸留所に連れて行く
フィリシアさん、思ったよりも直情的な人らしい。
どうやら東部戦線→ノーマンズランドへの迂回は1ヶ月ぐらいかかるみたい。この時点では、本当に示威行動なのかどうかは不明。


ローマの文献では、炎の乙女は命を守る存在らしい。
正しいことと信じれれば、大先輩の炎の乙女たちのように撃てる
ホプキンス大佐があれでどうやって脱出したのかは、まぁ…。
兵士の間では、厭戦気分が非常に強まってる。


停戦信号を聞いたカナタ。


ホプキンス大佐が逃亡。
ナオミが停戦信号を伝えに行くが、逆に拘束される。
ローマ軍は明日の朝、攻撃を開始する予定
戦争が文明と科学を押し進めるのは一理ありますね。特に負けた時の損失が甚大なのが問題で。


カナタ「誰かが世界はもう終わりだと言っていました。だけど私この世界が好きです」
第1121小隊は砦を脱出する事に
どこに行くのかと言うと、ローマ軍に停戦信号を届けにです。
こうやって見ると、クレハが一番常識的だったのかも。


本編後半

最後の最後まで、誰か一人ぐらい死ぬんじゃないかという気はしてました。

タケミカヅチで砦を脱出。
後を追おうとするホプキンス大佐を、町の住人が止める
町の人たちを攻撃するかと思ったら、意外とまともな判断。
実はこのホプキンス大佐って人、好戦的ではあるけど軍人としては普通なのかも。


ローマの伝説では、炎の乙女は天使をかくまい、町の人々の命を救った存在だった
第5話でピクニックに行ったあたりで戦闘してますね。タケミカヅチがとんでもなく強い。ゼロ距離で被弾しても普通に動くし。エネルギー転換装甲でも装備してるのか…。


戦場の真ん中にタケミカヅチが来て、停戦信号を発する。
ローマ軍側は応じたが、ヘルベチア軍は応じない
第1話でキャラメルをくれた軍曹が。

フィリシアさんが驚いたのでカナタが狙撃されそうなのかとか思ったけど、後で見たらカナタが上半身だけでなく全身を外に出した事に驚いたらしい。


カナタがアメイジング・グレイスを吹くと、皆が聞き入って動きが止まった。


リオがローマ皇帝の后になり、講和が成立
前回予想したのとほぼ同じ結末に。音楽を聞いただけで戦いをやめるのは難しい、かといっていきなりリオが登場するとドラマチックじゃない、となると、やっぱりこういう風になるか…。


春。
戦争を止めた褒美として再びリオが時告げ砦へ
体育館跡に巨大なクレーンが。時告げ砦を修復してるんだろうか。
そして、リオが戻ってきて再び時告げ砦のみんなが揃う事に。これは、続きを余裕で作れそうな状況ですね。
TAG :
アニメ
ソ・ラ・ノ・ヲ・ト

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結婚に必要なのは「期待はずれ感」

アラサーになってくると結婚というキーワードがありとあらゆる所で飛び交います。婚姻制度に堅実なイメージを持っている日本ではある一定の歳で結婚していないと「ワケアリ」のレッ...

コメントの投稿

良いアニメだと思うけど

ネット上でざっと見た感じではあんまり評価が良くないようですね。
ソ・ラ・ノ・ヲ・トはカナタの成長物語です。第一回で谷底でプカプカと下手なラッパを吹いていたカナタが、最終回では見事なアメイジンググレイスを聞かせてくれました。
一瞬とはいえ兵士たちの進軍を止められたのは、アメイジンググレイスが素晴らしい曲だからではなく、それを吹くカナタに「音は必ず届く」という強い信念があったからでしょう。
滅び行く世界の朝焼けの中で響くカナタの音、美しくて力強かったです。私はこのラストシーンだけで満足しました。他のことは全部忘れました。

※マシロさま
期待はずれ感が強かったみたいです。
個人的には結構独特でいい作品だと思うんですけどね…。

カナタの成長物語なのはその通りだと思います。1話と最終話では全然違いますね。

>「音は必ず届く」という強い信念
ああ…確かにカナタがそういう事を繰り返し言ってましたね。腕は全然違うけど、1話と最終話は似通ってますし、ラストシーンも含めて、イリア公女の姿とも重なるところはあります。
イリアやリオの思いを、カナタは確かに引き継いでいるみたいです。

はじめまして

>フィリシアがおとがめなしはおかしい
大公の意向に沿う形で戦闘を未然に防いだ功績によりお咎めどころか昇進してますね。
大公の意向自体は元々リオを通じてフィリシアにも伝わっていた可能性が高いですね。
同様の評価をリオに与えたローマ皇帝も本来は不戦派なのかもしれません。

などなど放送後もあまり無理の無い考察が可能なのがこの作品の奥深さなのでは?

管理人さんは最終回にいくつかご不満がありそうなのが残念ですが、個人的には
終盤まで楽しんだ作品なら最終回も合わせてとことん楽しまないとと思ってます。

※ボウィさま
フィリシアの昇進で、彼女たちの行動がむしろ評価されたというのはわかるようになってますよね。
ローマ皇帝もおそらく不戦派ではあるけど、内部で対立がありそうだな、という印象はあります。

この作品、細かい要素をたくさん撒いていて、「もしかしたらこうかもしれない」「今後この件はこうなるかもしれない」と思える事がいっぱいありますね。

>個人的には 終盤まで楽しんだ作品なら最終回も合わせてとことん楽しまないと
確かにそうですね。リオが最後に「結婚したけど戻ってきた」という点以外は自分の予想の範囲内だったのが、ちょっと残念ではあったんですが、綺麗にまとめるとしたらやっぱりこういう風になるでしょうし。
過去の伝説をなぞって全滅したり、あまりに予想外な展開だったりすると、ほぼ確実に不評になるとは思います。

やっぱり…

第一話のコメントに書いた通りになりました。
>「逆転ヒットを期待しながら視聴して、結局何もなかった作品」
まぁ「シナリオって大事」だと再認識させてはくれましたから、それだけでもよしとするかw

タケミカヅチであんなに攻撃しまくって、人的被害はどれ位になったのかは、設定上知りたいところですね。(どこかで公表されてるのか?)
またその事に関してのノエルやカナタの心理も。
(まさか大佐の部下が全員悪者?とは考えていないでしょうし…)

※irohaさま
自分はシナリオが悪いとは思いませんでした。
これがだめだったら、日常系の多くはだめじゃないですかね。

悪いとしたら何度か書いたように、視聴者に間違った期待をさせたことが一番大きいです。第1話冒頭から「この物語は異世界の戦後の暗い日常を淡々と描いています。戦闘はありません。萌えも薄めです」と大書するぐらいがよかったのかもしれません。

後は、暗い日常系は需要が少なそうという事。
それと、思わせぶりな伏線をまきすぎて、興味が薄れてる人はますます興味が薄れるという作りだったのもありますね。キャラデがけいおん風な割に萌えが薄めなのもありますし。

タケミカヅチがヘルベチア軍に与えた被害や、ノエルやカナタの心理は知りません。
でも、彼女たちは好き嫌いや納得出来るかどうかを重視してるようなので、それほど良心の呵責は感じてないんじゃないでしょうかね。逃げ出した自分たちに本気で攻撃してきたので応戦しているわけだし。

せれすと様

>これがだめだったら、日常系の多くはだめ
単に「日常系」と超シナリオが合わなかっただけでは…
「中二病」とか「救いようが無い鬱」とか「ぶっとんだギャグ」の作品なら、超シナリオでも合う可能性が高いと思いますから。

>それほど良心の呵責は感じてないんじゃないでしょうかね。
そこは感じてもらわないとw
今まで積み上げたノエルの言動とかぶち壊しですよw

だいたい「戦争回避のため?なら罪の無い兵隊さんはどうなってもよい」なんて考えのシナリオ(物語)で、どれだけ視聴者の共感を得られるか…
でも画面からはそうとしか見えなかったですし、超シナリオの一端が垣間見れました。

あと一例をあげれば、「電話を使わなかった」理由も、本来必要なシナリオです。絶対にカットできない個所です。
逆に説明するシーンを入れられないなら、今までの電話に関する話の方を全カットすべきでした。
(そうすると「お漏らし回」が無くなり、一部マニアの取り込みが無くなりますがw)

※irohaさま
自分にはそれほど超シナリオじゃなかったですね。
都合が良すぎる部分はいろいろありましたが、特に気にはなりませんでした。
これ、他のアニメに比べてそんなに突出して穴が多かったですかね? 一般的なアニメのレベルだと思うんですが。
個人的には、今期だとバカテスの方がよっぽど気になってます。あっちが原作ファンに好評な事を思うと、要は作品への向き合い方によって粗の感じ方に大差が出るという事だと思いますが。

最終話でローマ軍に停戦信号を伝えに行く際、誰かの命令を受けてるにせよ自分たちを直接的に殺しに来た人間に、どう対応するかですね。
不戦を貫いて(それだと時計塔の上でカナタが言ったセリフと矛盾する気はしますが)ひたすら逃げ続けた場合は、戦闘大好きな人に不評だったでしょうね。
伝説にならって全滅エンドとか、最終回最後に精神を病んだノエルを出すとかもあったんでしょうが、そんな展開は大不評だと思います。評論家は評価するかもしれませんが。
まぁ、ここまで来て戦闘させる必要もあまりないわけで、誰とも戦わず逃げ続けるのも、それはそれでよかっただろうとは思います。

最終話で電話を使わなかったのは確かに変でした。リオが停戦信号を1度しか吹かなかった事やクラウスが先行しなかった事も。
電話は蹴った時に壊れたのかもしれませんが、停戦信号やクラウスの件は、戦場でカナタがアメイジング・グレイスを吹く→さらにリオが講和を伝えに来る、という流れをなんとしても作りたかったせいだとは思います。

せれすと様

作品全体でみれば、これだけが特別酷くはないと思っています。
作画も良好でしたし、ある程度独自性のある世界観も提供してくれましたし…
でも、所謂原作アニメ化作品と同じ土俵で「そこまで酷い出来じゃない」程度じゃ、なんのための「アニメノチカラ」なのかと…。
最低限「(今の原作ものより)オリジナル作品はいいモノだ」と感じさせる出来が必要だったと思います。
これは監督・脚本というより広報の問題かも知れませんが、アニメノチカラとか名付けないでこっそりオリジナルをやればよかったんですよw
まぁ大人の事情も多々あるから不可能だったと思いますがw

>誰かの命令を受けてるにせよ、自分を直接的に殺しに来た人間にどう対応するか
自分を直接的に殺しに来たっていっても、あの場面で悪者は反逆者の砦の乙女たちの方です。
しかも戦闘忌避者(人的被害が嫌だから)だらけだったはずなのに、性格破綻か電波を受信したかのような変わりっぷり。
うまいシナリオなら、こんなキャラの破綻をせずとも描きたかったシーン(多分朝日を背景にトランペットを吹くカナタ)に繋げてくれていたことでしょう。

>そんな展開は大不評だと思いますよ
>戦闘大好きな人には不評だったでしょうね。
>という流れをなんとしても作りたかった
↑で述べたように(視聴者へのサービスも忘れずに)見せ場への流れをスムーズに作り出せるのがうまいシナリオかと…

>バカテスの方がよっぽど気になってます。
原作ファンに好評なら、それはそれで一定の成果ですね。自分は原作未読ですが楽しめましたよ。
テイストが違うので同列に語れませんが、ソラノヲトほど気になった個所は思い当たりませんし。

※irohaさま
ノイタミナと同じで、一定の方向性を見据えたブランディングを考えれば「アニメノチカラ」といった名前付けはあった方がよいです。
個人的には、毎期作られ続ける、現代日本の中高生がメインキャラのハーレムorガールズアニメよりは、挑戦的な作りだと思います。

第12話の時計塔でのカナタの台詞からすると、停戦信号を聞き取った時点で自分たちの側にも理があるという思いを強めたんじゃないでしょうか。
後、タケミカヅチがそこまで積極的に戦闘してるようには思えません。先に展開していた師団2つと、近衛師団に挟まれて集中攻撃を受け、脱出しようとしてるように見えます。「戦うのが嫌なら、死なないための反撃も一切するな」というのは、ちょっと無理がある気がします。
もし戦いに積極的なら、近衛第9師団の車両を攻撃してからローマ軍に向かったんじゃないでしょうか。

>ソラノヲトほど気になった箇所は思い当たりません
・FFF団が自爆攻撃で成果を挙げたのに、Aクラスとの決戦ではなぜ使わなかったのか?
・明久は召喚獣で金庫を斬り裂いたのに、なぜ拳骨で壁を叩いて血だらけになったのか?
・根本がラブレターを盗んだ件で極悪非道の悪人のように描かれたのに、Fクラスが優子の私物を盗んで弱みを握ろうとした上、優子に変装して他クラスにケンカをしかけた事はなぜ非難されないのか?

優子の私物を盗んでBL本が出てきた話はギャグみたいに描いてますが、あれやってる時点で明久が根本を批判する権利なんてないですよ。
でもここらへんも肯定的にとらえれば、しかるべき理由付けは出来るでしょう。自爆攻撃は特殊な条件が必要・見えないところでやってたとか、怒りに我を忘れて拳骨で叩いたとか、根本はカンニングとセットだしFクラスの行動は戦力差がありすぎるから仕方ないとか。

正直、どんな作品でも粗を探せばきりないです。作風が気に入らなかったら、
・粗が目立って、どんどん気になる
・気に入らない理由を明確にしようとして、ほんの少しでも気に障る箇所を見つけ出そうとする
という事じゃないでしょうか。もちろん、もともと粗が目立つ作品というのはありますが。

せれすと様

アニメノチカラ枠がこれから良作・ヒット作連発なら、黒歴史(笑)と笑い話で済むところですが、本作の結果オリジナルが作りづらくなってしまうと、その被害は甚大です。
個人的には、今後の業界のためにもオリジナル作品が必要だと考えてますが、この枠がコケるとますますオリジナルの肩身が狭くなる気がしてなりません。
ですから出来れば「評価」「売上」のどちらか(希望は両方)は、ぶっちぎりで先頭を走っていただきたかった…
(…と、売上についての結果は出てませんけどw)

>「戦うのが嫌なら、死なないための反撃も一切するな」というのは、ちょっと無理がある気がします。
この反撃が一般的な共感を得られるのは、反撃する側の立場が「悪」ではない時ではないでしょうか。
もちろん普通の生物なら自らの生命が危うくなれば反撃するでしょうし行動の理屈はわかりますが、共感を得られるかは別の話だと思います。
例えば、凶悪犯が警察に追われて無関係な女性を盾にどこかへ篭城した場合、凶悪犯の行動はその立場から理屈はわかりますが共感は得られません。
さらに凶悪犯が「重症の女性アレルギーw」だったなら、行動の理屈すらわからなくなるのではないでしょうか……
でも本作はこれら一般人には不可解なシナリオをあっさりやってるように見えます。
これが原作付き作品で、元がそうならアニメ製作者への文句は理不尽かも知れませんが、オリジナルで一から話を作れたのだからもう少し何とかならなかったのかと、言いたくなりましたw

一応個人的解釈を少し。
>・FFF団が自爆攻撃で成果を挙げたのに、Aクラスとの決戦ではなぜ使わなかったのか?
Aクラスへは「オトコ」の怒りが沸かなかったから

>・明久は召喚獣で金庫を斬り裂いたのに、なぜ拳骨で壁を叩いて血だらけになったのか?
怒りの「コブシ」の方が(いろいろな意味で)破壊力があるから

>・根本がラブレターを盗んだ件で極悪非道の悪人のように描かれたのに、Fクラスが優子の私物を盗んで弱みを握ろうとした上、優子に変装して他クラスにケンカをしかけた事はなぜ非難されないのか?
秀吉という身内がいなかったら、優子の私物で弱みを握ることは無理ですし、きっとやらなかったでしょう。
他人がラブレターを盗むのと、身内が「制服と愛読書」を一端持ち出す(きっと後で返す)のを同列に語るのは、自分には出来ないです。

コメントのお返事ありがとうございました

やりとり楽しく拝見させて頂いてますが、横から1点だけ失礼します。
タケミカヅチがホプキンス配下の戦車と戦闘していた際に、
徹底的して相手戦車の脚部を破壊して行動不能にしていた事にもご注目ください。
あれが彼女たちの答えなのでは?とういのが個人的な感想です。

※irohaさま
アニメオリジナル企画は、すでに相当作りにくくなってると思いますよ。1作2作がはずれようと、肩身の狭さは大して変わらないと思います。
アニメオリジナルで狙い通りに大ヒットが出せるなら、無名原作を探してアニメ化する必要はあまりないと思います。現状、オリジナルよりも無名原作の方がまだマシ、という判断があるんじゃないでしょうか。
ガンダムなどのシリーズ物以外で一作目が当ったのは、近年だとギアスとストライクウィッチーズぐらいでは。

ジブリや京アニが連続ヒットするのは、さほど評価が高くない頃から地道に積み上げてきた結果だと思います。閃光のナイトレイドの視聴は未定ですが、アニメノチカラ≒品質にこだわった作り、というコンセプトはあるようですし。


>一般人には不可解なシナリオ
すでに述べてるように、どんな作品でも粗はあって、そこをつつけばきりがないです。
それほどまでにこの作品に不満があるなら、もうすっぱり切った方がいいのでは。放送は終了してるし、人気もそれほど出ず商業的にも微妙なのは確かです。自分が感じていた通りの結果になったという事で、それでよかったんじゃないでしょうか。

ただ、万人が同じ意見とかないです。後で評価された作品ってのも多々ありますよね。

バカテスで『他人がラブレターを盗むのと、身内が「制服と愛読書」を一端持ち出す(きっと後で返す)のを同列に語るのは、自分には出来ないです」との事ですよね。それが答えです。
作品を好意的に感じていたら、どんな作品にもある粗は「それは大した問題じゃない」「きちんと理由がある」となるんです。気に入らなかったら、重大な欠陥と感じて、「この作品がよくないのは、そういうところをきちんとしてないからだ」となるんです。

一応カナタの行動の背景を書くと、
・今は停戦中
・戦争の影響で、社会にいろいろな歪みが生じている
・フィリシアとノエルは、戦争体験がトラウマ
・第1121小隊の生活を守るため、酒を密造し中央マフィアを追い払う
・リオは講和の手助けをしに中央に戻った
・カナタは停戦信号を聞いた
・リオは戦争を止めるために戻った。ローマ兵も死なせたくない
・ローマ軍に停戦を伝えにいこうとしたら、主戦派に囲まれて集中砲火を受けたので反撃した

カナタたちの行動の問題は、ローマ兵を助けようとしたことと、友軍に反撃した事です。
ホプキンス大佐の行動の問題は、おそらく国主であるヘルベチア大公の意向を無視し師団を3つ率いて戦争を再開しようとした事です。
ヘルベチア大公側はカナタたちを評価してますよね。リオの働きかけも大きかったでしょうが、結果論としては、カナタたちの行動は適切だったと思われます。
それでもカナタたちの行動には共感できない、という意見はもちろんあるわけですが、もうそこらへんは人それぞれとしか言いようがないです。

※ボウィさま
見直したら、確かに…タケミカヅチは、当てにくそうな多脚戦車の脚を狙うか、あるいは殴って脚を壊すか、という反撃をやってますね。

こうやって見ると、ソラノヲトは細かくて見逃しそうな描写が、伏線になってたり「ああ、ここはこういう事かもしれないな」と感じさせたりする事が多いですねぇ。

もう少し説明的でもよかったのかもしれませんが、あんまりそれをやるとわざとらしくなりますし。

せれすと様

ボウィ様からご指摘のあった件は、気づいているかと思っていました。
それでも「死ななければ、肉体的な損傷が無ければ、人的被害は無い」とは、自分は考えませんでしたので…。
↑の人的被害の定義なら「痴漢」とか犯罪じゃなくなってしまいますし…
ですからあれが、砦の乙女たちが人的被害に配慮した戦闘描写(と後日談描写)だとは思えませんでした。
……まぁ「人それぞれ」です。

>ただ、万人が同じ意見とかないです。後で評価された作品ってのも多々ありますよね。
同意です。人それぞれに感じとるものは違うと思います。ですから一応、他の視聴者の趣味嗜好にまで極端に踏み込まないよう気をつけたつもりですが…
ただ意見は人それぞれでしょうが、それでも最低限共有している個所(コモンセンスと言っていいか難しいな…)があり、そこを今回話題としたつもりですが、とりあえず気を悪くされたなら申し訳ないです。

人それぞれというワードも出た事ですし、この話題はこれで〆るつもりです。

ただ最後に一点だけお聞かせください。
>バカテスで『他人がラブレターを盗むのと…(略)それが答えです。
この件、せれすと様は「同列に考えている」との認識で宜しいでしょうか。

ソラノヲトと直接関係ない話なので、これ以上この話題を広げはしませんが、気になって…
本筋とかけ離れすぎてネチケットw違反ですかね。もしそうならご指摘ください。

※irohaさま
彼女たちが無抵抗で全滅すれば納得されたのかもしれませんが、今のアニメではそれは無理でしょう。
第12話の時計塔でカナタは「それが正しい事だって信じられれば、(銃を撃つ事も)やれるかも」と言ってます。ただでさえ尺不足気味の中でのこの会話は時間稼ぎとは考えづらいわけで、「戦いは好まなくても、銃を撃つ時は撃つ」という事を、わざわざ強調しているわけです。
ノエルはローマ兵に危害を加える事にトラウマはあるし戦いを嫌がってそうですが、反戦主義者という主張はしてないですよね。

戦闘描写を回避する脚本は簡単に作れた(山中をこそこそと逃げつつローマ軍陣地に行くだけでよかった)んですが、それをしなかったという事は、作り手は「攻撃を受けたので最低限の反撃」という描写を入れたかったと思われます。

それでもなお納得出来ないなら、もう「人それぞれ」としか言えないわけです。


バカテスの件は、完全に同列とは考えてないですよ。根本が荒らしたのはFクラスの相当数の生徒の私物、秀吉が盗んだのは姉一人の私物ですから。ただ、
・Fクラスの主だったメンバーが優子の私物を見た。
・自分がされてるのと似た事なのに、姫路が何も感じてない。
・隠したがってそうな物品を、おそらく衆目の前で優子に手渡した。
・優子の変装をして他クラスをののしり恨みを買った。

「家族だから」でなあなあで済ませる部分はあるんでしょうけど、やってる事自体は、根本と同じかもっとひどいと思いますね。

それでも、好意的にとらえれば、そういうことは気づかないか、気づいても「それは大した事じゃない」「これこれこういう理由がある」となるんです。

他のアニメだって同じです。
・聖剣の刀鍛冶……鍛錬中に敵がずっと待ち続けてくれる/自分を殺しに来た敵がふらふらと立ち去るのをぼんやりと見送る。
・超電磁砲……美琴が他人に正義を押し付ける割に、自分は法律違反しまくり。
・けいおん……美人ばかり出てくるのに、怖いぐらいに男の影がない。

どのアニメにも粗があるのに、なぜそれほどまでにソラノヲトの粗を見つけ出して批判されているのかはわかりません。
でももう「この作品は駄作」という理解でいいんじゃないでしょうか。初動がBD約3000枚、DVD約1500枚以下という審判は下ってるわけですし。全くの駄作ではないが、そこまで受けいれられなかったという事です。

回答有難う御座いました。
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