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Angel Beats! 最終話 生きている事は素晴らしい

Angel Beats EPISODE.13「Graduation」感想

  • 麻枝准さんの、初アニメ脚本
  • 放送前の、制作による自画自賛の繰り返し
などなどで話題になったこのアニメも、ついに最終回。

個人的に、いろいろ突っ込みたくなる箇所が多々あるけど、コミカルな演出を最後まで続け、重苦しさを感じさせる事なく、確かに「人生」というテーマをしっかり描いてた。
かなりユニークな作風で、やっぱり麻枝准さんの作品の特徴がかなり出てるんだろうと思わせます。

普通に続きを作れるようにするんじゃ? と思ってたけど、この終わり方だとそういう感じじゃないなぁ…。


人生は理不尽で苦しい。だけど、尊いもの

  • 人生は時として理不尽で、つらく苦しいかもしれない。だけど、それは嘘偽りのない自分の人生
  • 生きる事はすばらしい事
  • 出来なかった事は再挑戦したり、受け入れるなりして、前に進もう
という事をテーマにしてる気が。

特に、最後の音無の変心で、そう感じた。

音無の未練、奏の気持ち
音無が最後の最後になって奏に「一緒に残らないか」なんて事を言って、かなり叩かれてるようですが…実際、
  • 「みんなで残らないか?」
  • 「俺は新しく来る人たちのためにもう少し残るよ。奏は行ってくれ」
  • 「次の人生で、また出会えたら」
みたいなまとめにも出来たはず。
でもそうせず、あえて音無が批判されそうな展開にしてる。

つまり、音無が往生際の悪さを見せ奏が去っていくシーンは、作品上特別に強調したい何かがある、と思えるわけです。

自分は、
  • 自分自身が消滅する段になって、音無が「今の楽しい生活を惜しむ、普通の人間の感覚」を取り戻した
  • ここは楽園のようであっても、「いずれ卒業すべき」場所。心の整理がついたなら、いつまでも留まらず、新しい道に進もう
という事かな…と思ってます。

音無が人助けしたいと思ってるのは事実だけど、それなら一人で残ってもいいはず。
音無は、この永遠に続く楽園で、奏とずっと一緒に過ごす道を選ぼうとしたわけです。
奏はそうではなく、前の人生をくれた事にお礼を言って、新しい人生に進んでいった。

何か、現実の比ゆになってる感じが。
「楽しい事だけいつまでも続けようとか思わず、理不尽でも苦しくても本当の人生を送ろう」みたいな…。


奏は、音無が好きなわけじゃなかったらしい
奏が音無の言う事をあれこれ聞いてくれてたのは、音無が好きというわけじゃなくて、命を救ってくれた事へのお礼だったみたいですね。
立華奏と音無結弦の別れ
奏「結弦」
音無「奏 愛してる ずっと一緒にいよう」
奏「うん ありがとう 結弦」
音無「ずっと ずっと一緒にいよう」
奏「うん ありがとう」
音無「愛してる 奏」
奏「うん すごくありがとう」
音無「奏…」
奏「愛してくれて ありがとう」
音無「消えないでくれ 奏 奏」
奏「命をくれて 本当にありがとう」
この、二人の最後の会話。
奏は音無に「私も、好き」みたいな事は全然言ってない。


戦線メンバーが多すぎたのでは?

「3日後、他のみんなは成仏してた」はあっさりしすぎな気が。
野田については特に気になったので、後述。

どうも「人数を増やした方がにぎやかで楽しい」という事だったように思えます。
で、全員を細かく描写するのは到底無理だから、
  • 中心的な音無、日向、ゆり直井奏(天使)+ユイ
  • それ以外のSSS
で明確に分けたような。

ガルデモの意義
ガルデモはありていに言えば、
  • CDを売る
  • 視聴者をひきつける
ためと思います。
作中で歌や演奏をしっかりやる&繰り返し描くと上記の効果があるのは、80年代の初代マクロスの頃からはっきりしてますし。

とは言え、「青春を楽しんでそう」という描写は、一番わかりやすかったかも。
TKもダンスを楽しんでたとは思うけど、最後まで何者なのかよくわからなかった…。


気になったところ

どんな作品でもアラはあるんですが、Angel Beats!は特に目立つ気が。
割と何でもアリな世界観なので、どうとでも説明はつくんですが。

野田
あれだけゆりっぺにこだわってたのに、ゆりが目覚める前に消えるとは。

「実は野田本人は、十分満足していた」とか?

時系列
音無の心臓を移植されたのが奏として、音無が来る何年も前からこの世界にいるんですよね…。
「あの世とこの世は、時間がリンクしてなきゃいけない」わけじゃないですが。

そもそも奏って、本当に死んでこの世界に来たんでしょうかね?

(2010/07/01追記)コメントで指摘がありましたが、「音無の魂が長らくどこかをさまよっていた」とすれば、時系列の矛盾はなくなりますね。
  • なんで長い間彷徨ってたんだ?
  • なんで記憶を失ってるんだ?
という疑問はありますが。
そこらへん、何か新たな物語を作れる余地はありそうではありますが。

音無は心臓がないのに、ユイは五体満足でここに来た
  • 肉体的な怪我や病気は完全に治った状態で、この世界に来る
  • ただし、臓器がなくなってる場合、ないままになっている
という事らしい。
岩沢さんも元気な姿でこの世界に来てたし。
(2010/06/30追記)コメントで指摘があったんですが、
  • ユイや岩沢さんは、生前の未練を断ち切るために「健康な体」が必要だった。一方、音無は心臓がなくても動けさえすれば別にかまわない
  • 死んだ直後(心臓を摘出する前)の音無と奏が同時に存在すると、音無の心臓が2つある事になってしまう
「未練をなるべく解消しやすい状態で、この世界に現れる」というのは、十分あり得ると思います。


数話ほど足りなかった気がする

2クールあった方がよかったと思ったけど、この話のプロットなら「あと数話」あった方がよかったですね。

2クールだと、SSSの日常をていねいに描いたり、各キャラを掘り下げたりは出来たけど、キャラの多くは描ききれなかっただろうし、逆に間のびした気が。


本編前半


3日後、ゆりが目覚める。
ゆりの抱えている葛藤はもう解けていた。
ゆりの葛藤が解けてなかったらどうなったんだろう。

テスト回あたりまでのゆりの奏に対する態度を思うと、ゆりは奏にもう少し済まさそうな態度をとってもいい気が…。


他のみんなはもう行った。
みんな楽しんでいた。高松も正気に戻って行った。
奏が歌ってる歌は、岩沢さんが最後に歌った歌。


死んだ世界戦線卒業式。
みんながいなくなって、リーダーっぽくなくなったゆり。
卒業式をやった事がないらしいので、奏は小学生で死んだか、あるいはずっと病床にあったと思われます。


戦歌斉唱。
おそらの死んだ世界から おおくりしますおきらくナンバー 死ぬまでにくっとけ 麻婆豆腐 あーあー麻婆豆腐 麻婆豆腐
最後まで独特のギャグが。


本編後半


卒業証書授与。


卒業生答辞。
ここに残る5名も、今日卒業する。一緒に過ごした仲間の顔は忘れても、魂に刻みあった絆は忘れない。
『仰げば尊し』斉唱。
ここまでの振り返り。
音無が来なければ、岩沢さんみたいに偶然成仏の境地に達した人が時折消えるぐらいで(今までも何度かそういう事はあったんでしょう)、ずっとSSSと天使が戦い続けていたのかも。

しかし、奏がずいぶん人柄が変わってきたなぁ。

後、残された物の中に手錠があったけど、一体誰の未練だったんだ。


直井、ゆり、日向が去っていく。
直井は途中出場ながら、その濃いキャラもあってずいぶん存在感がありましたねぇ…。

振り返ってみれば、ゆりは、ちょっと残念な立ち位置になってた気が。
多分、音無と微妙に距離感があったのと、奏を途中まで散々に攻撃してきたのがありそう。
でも、去り際はおたおたする事もなく、立派。

日向は、主人公の親友ポジションでありつつ、主人公っぽい行動も見せ、これもまた存在感が強かった。


みんな新しい人生に向かっていった。


一緒に残らないかと奏を誘う音無。
奏がいてくれたら、こんな世界でも寂しくない。
奏に告白する音無。
ここで音無が普通に消えたらいい話で終わっていたんだけど、いきなり鬼畜っぽく。
「またゆりたちのようにいついてしまう人間が」とか言ってるけど、奏と一緒にいるためのいいわけでしょうね。

とは言え、最後の最後になって、急に立ち去るのが惜しくなるのはわかる。

ここらへんまでは「奏も、音無の事が好きだよな?」と思えたけど、どうも雲行きが怪しくなってきた。


奏は、ありがとうを音無に言いに来た。
奏は、音無の心臓で生きながらえる事が出来た。ありがとうを言えなかったのが心残りだった。
音無が記憶を取り戻したのは、奏の胸の上で夢を見たから。
  • 音無結弦:(心臓の)音がない/(心臓を)ゆずる
  • 立華奏:(心臓の音を)かなでる
  • Angel Beats:天使の心音
という事だったのか…。


奏「あなたが信じてきた事を、私にも信じさせて。生きる事は、すばらしいんだって」
音無「奏、愛してる。ずっと一緒にいよう」

音無にお礼を言った奏は、旅立っていく。
ここで奏が、音無の事を「結弦」と呼ぶように。

ある意味、バッドエンドではあるんですが…。
でも、前回謎の青年が言った通り、ここは卒業すべき場所なんでしょう…。


奏の魂が天に還っていくのか、光るものが上の方へ。

エンディングはいつもと逆で、登場人物が順番に消えていく。


Cパート

音無は永遠に残って第2のAngel Player作者のようになるかと思ったけど、どうやらそうじゃなかったらしい。

音無と奏のその後を予感させるような映像。

2人は次の人生で出会えたのかな…。
TAG :
アニメ
AngelBeats!

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音無=おまえら

あがいてるのはお前らだよ!
視聴者! っていうメッセージなんでしょうかね?

音無が偶然記憶を失ってこの世界に迷い込まなければ奏は永遠に「ありがとう」を言えなかったってことなんでしょうかね?
それとも神の計らいなんでしょうか。

奏はやはり音無のことを好きだったと思います(個人的な願望が入ってますが)
しかし、音無の気持ちに応えてしまったら二人とも新しい人生に進めないから・・・ってことではないでしょうか?

※名無しさま
>音無=おまえら
そういうメッセージはこめてるように思えます。
楽しい事やって心を癒したら、先に進もう、というような。


※えくさま
>神の計らい
それは、判断しづらいですね…。
Angel Beatsって、特殊設定を持ち込む事がよくあるんで、偶然かもしれないし、神の計らいかもしれないし、心臓移植によるものかも。

あえて言えば、麻枝准さんが、「ずっとここで誰かを待ち続けてる」ではなく「ここで音無が来るのを待ち続けてる」とした方がよいと考えたんでしょう。

>奏がやはり音無の事を好き
嫌ってるわけじゃないとは思います。
ただ、最後の別れ際のやりとりで、「私も、結弦が好き」みたいな台詞がなかったんで…。
奏が、結弦とずっと一緒にいて足踏みするよりも、二人とも新しい人生を送る事を願ったのは、確かだと思います。

私も他のメンバー(特に野田)について物足りない感じがすごくあります

でも全体的に良い出来だったし
ギャグを交えながらも感動を生むストーリーだったと思います

個人的に一番謎だったのは藤巻です
彼の立ち位置がつかめず仕舞いです…
別に大山と仲がいいわけではないんですかね?
肩組んでるのに…

遊佐さんももう少し描いてほしかったなあ..

音無の心臓については
未練を断ち切るためにはなくても困らないし
同じ世界の天使の中に在るから
2つ存在すると困るからじゃないかな?

※rさま
麻枝さんのインタビューなどを見た感じ、要は全員は描ききれないから、その他大勢はカットしたみたいですね。
それでも野田がゆりの目覚める前に消えるのは、ちょっと考えづらい気が。
まぁ、残念ながら明らかに脇役だったわけで、5人の卒業式に居合わせるのは微妙に場違いではありますが…。

ツッコミどころはいろいろあったんですが、非常にユニークだし感動するシーンも多々あって、よいアニメだと思います。若干話数が足りてないとは思いますが。

藤巻の作品的な立ち位置は、モブに近かったですね…。
彼なりに抱えてるものはあったはずだけど、アニメでは描かれないままになったし。

遊佐もそうだし、入江や関根もそうで、キャラが多すぎるため、最初から細かい描写は捨ててる感じはしました。もったいなかったです。
5人+ユイだけだと寂しいし、やれる事のバリエーションが足りなくなるのは事実ですが。



>未練を断ち切るためにはなくても困らない
>2つ存在すると困る
その解釈は十分あり得ますね。岩沢さんとユイは、ちゃんと動ける体に治ってないと、未練を断ち切るための行動が難しくなるし。

記事に追記しておきます。

感想お疲れ様でした^^

いつも楽しく拝見させていただきました。
これからも、見さしていただきます。

Angel Beats 題名、名前にいろいろ考えがあったんですね。
私は、気になったのは、時系列とくくってありましたが、奏のほうが後に死んだはずなのに、ずっと前から、ゆりと天使として戦っていたというこですかね。音無の魂は、長いこと彷徨っていたんですかね。

この終わりだと、続編は無さそうですね。

※マッサさま
ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いします。
しばらくペースダウンするとは思いますが…。


序盤からいろんな人がいろんな考察をしてましたが、ちゃんと意味は持たせてありましたね。
まぁ、「ユイの髪型がゆりの妹と似てる」みたいなミスリードも、あったりしましたが。

>音無の魂は、長いこと彷徨っていた
その解釈の方が自然ですねぇ。記事修正しておきます。
「何ですぐにあの世に行かなかったんだ?」「何で記憶喪失に?」という疑問はあるけど、作品的にはささいな事かも。


「同じメンバーが死んだ世界に再び集結」という続編は難しいと思います。音無が来る前のアニメ化は出来そうだけど。

自分は、今回は影みたいなのを倒して普通に終わる、と思ってたんですが。

はじめましてABの考察系のブログを探したところ、こちらに辿り着き楽しく読ませていただきました。

私はABの10話以降の展開で疑問が出てきたのですが、一番の問題に感じたのは下記ブログ主様がおっしゃられた部分なのです。

>つまり、音無が往生際の悪さを見せ奏が去っていくシーンは、作品上特別に強調したい何かがある、と思えるわけです。

ABは①設定の理不尽な人生を送ったものに満足を与えて成仏させるという世界、②みんなにも報われた気持ち(満足)を知って欲しいという主人公の行動、これらを通して視聴者に人生の意味や人生賛歌を教えるというスタンスのアニメだったと思います。
12話でこの世界の楽園を否定したAP製作者ゆりの行動により①の設定を改めて視聴者に提示し、9話の音無の生前10話のユイと日向12話のゆりと姉妹13話の音無の答辞を通して②を描いています。
しかし最後の音無の行動は①と②を否定し、これまでABで訴えてきたことを真っ向から破壊する方向に動いてしまっています。
なぜ、こんなことになってしまったのでしょうか。

以下私見ですが①と②はともに誰かを満足させてあげたいというもので、これはアニメ製作側の立場そのものだと言えます。
音無の行動が独善的に見えたり感情移入しづらかったりするのは、音無が視聴者の側に立った存在ではなく製作側そのものだったことに起因するのではないでしょうか。
つまり私達視聴者の立場というのはあのABの世界では満足させてもらうSSS側だったのだと感じます。

こうなると最後の音無の利己的な行動は製作側の単なるエゴだったのではないかと思えるのです。
つまり主人公の音無一人をABの世界に残すことにより、次の展開(2期)への含みを持たせるためだけにあの行動が選ばれたのではないかと。
奏が去るのは、奏と残ってしまえば単にABの主題否定にしかならないことが理由なのではないでしょうか。
本当にあの展開を描きたければ、最後に音無のあの世界での人生賛歌(成仏)が描かれなければ人生賛歌となりません。
アニメ全く描かずCパートで終わらせてしまったのは、当初の予定(2期への含み)を無理やり変更して13話で終了させたからなのではないかと思われるのです。

ABについては、私はそれなりに楽しく見ていたつもりでしたが、10話以降の音無や日向の周囲への上から目線というものが気になりはじめました。
誰かを満足させる、誰かのために行動して報われることを人生の意味と解釈することに、満足させられる対象に対する配慮の欠如が感じられたのです。
満足させることは良いことだという規範が余りにも自明のものとされ、対象の実際の満足が描き足りていなかったという点です。
それがユイへの告白と成仏の描かれ方であり、ガルデモやSSS他の自己完結的な成仏の描かれ方でした。

とは言っても、実際にはこのアニメは売れているようですしABで満足された方も多いようですね。
ある意味で、音声がカットされた中身のない音無の演説に納得したガルデモ達を見ているようです。
ABの世界では全員が満足し納得して成仏したように描かれましたが、私は音声をカットした音無の演説では納得できず残っている者もいるように思われます。

※やまなしさま
はじめまして。

>最後の音無の行動は①と②を否定
>製作側の単なるエゴだったのではないか
最後の最後になって音無は「好きな人と一緒に、永遠の楽園にとどまりたい」という未練が生じたのだと思っています。
いい事をしてるつもりで他人を次々成仏させ、いざ自分が消える番となったら躊躇する…というのは、人の感情としては十分あり得ると思います。
「人間ってのはこういうものだよ」という制作側の提示だと、とらえています。

そういう意味で、SSSメンバーがみんな消えた事は違和感大です。
「影もいなくなったし、ここでみんなともう少し楽しい日々を過ごしたい」と考えるメンバーが何人かいてもおかしくない。

まぁ、「最終的に、音無と奏だけが残る」という大前提で物語を作ったなら、彼らの葛藤に時間を費やす余裕はない…という事だったのかも。
音無の往生際の悪さを強調するためには、サブキャラはみんな消えていた方がいいでしょうし。


>音無一人をABの世界に残す
麻枝さんの雑誌インタビューによると、残ってもしょうがないという事で、音無はあの後成仏したらしいです。
そういう風に言ってるだけで、もしかしたら残ってるのかもしれませんが…。


>音無が視聴者の側に立った存在ではなく製作側そのものだった
>10話以降の音無や日向の周囲への上から目線
音無や日向の言動は確かに、微妙に上から目線だとは思います。
ただ、(ちょっと言いにくいですが)麻枝准さんが関わった作品の男キャラは、割とそういうところがあるような気が。
どうも「人畜無害で気弱だけど時にかっこいいところも見せる」という一般的な主人公よりも、「何だこいつは?」という主人公の方が、目にした人に何らかの「引っかかり」を持たせるようです。

対象の満足をきちんと描けてないとは思います。
抱えてる物の描写はメインキャラだけに絞り込んではいますが、それでも駆け足過ぎたですね。
「SSSでの生活にすごく満足しており、生前の未練も解消しつつある」という事を思わせる言動をもう少し入れられたようにも見えます。


>ABで満足された方も多い
解釈を付け足せる余地がいろいろあるため、中盤ぐらいまでに定着したファンは、自分なりの解釈を追加しているんだろうと思います。
特に、麻枝准さんには熱狂的なファンがついていますし。

お返事ありがとうございます。

他ブログでも最後の音無の行動について、音無の人間らしさや音無が最後にみせた自己欲求的なものと理解されてる方が多かったように思います。
私も人間心理という観点からは確かにそのような解釈も成り立つかとも思いました。

ただこれまであまり人間そのものを重視して描いてこなかったABが、最後の最後で単純に音無の人間性を描いたとは思えなかったわけです。
なのであの行動にも本来はストーリー上の意味合いが強くあったのではないか。
AP製作者の運命とダブらせる最後にしたのは、続きを予感させる最後にしたかったからなのではないかと思ったのです。
しかし途中で麻枝さんの意向からラストが変更されたためにあのCパートになったのではないかと。

>麻枝さんの雑誌インタビューによると、残ってもしょうがないという事で、音無はあの後成仏したらしいです。

私も拝見しました。残っていてもしょうがない、という発言はちょっと驚きましたね(笑)

最後の音無の行動はかなりの反響を呼ぶものだったと思います。それだけに納得のしどころが難しいです。

こちらのブログのABの感想は、作品を細かく見られてるんだなと思いとても好印象でした。また気になる作品は拝見させてください。

※やまなし様
AP製作者の運命とダブらせた事には何らかの意図はあるとは思います。
もともとのアイデアでは、「音無が一人この世界に残って第2のAP製作者みたいになる」というのもあったのかも。
ただ、奏の受け答えを見てると、状況的に似て異なるようにも思えます。

「続きを予感させる最後にしたかった」というのはあり得ると思います。
ただ、続きを作る気なら、SSSメンバー全員を成仏させたのは不適切だった気はします。みんなが戻ってくるのは綺麗じゃないですし。
まぁ、続編では、音無+新メンバーがすでにそろった段階で始めてもよかったとは思いますが…。


何となくですが、麻枝准さんはこの物語を最終的にどうまとめるか、相当迷ったようにも思えます。

音無が最後に奏に語ったのは結局、「奏と二人きりでずっと楽しく暮らしたい」ための言い訳だったという事でしょうね。


よければ、また今後ともよろしくお願いします。
毎期多くても3個、少ない時は何もレビューしなかったりしますが…。

残されたモノの中にあった手錠は確かTKが首から下げていたやつだとおもいます。
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